trolley problem
/ˈtrɑːli ˌprɑːbləm/名詞
トロッコ問題
1人を犠牲に5人を救う?自動運転が問いを現実にした
SUMMARY
意味と背景
暴走するトロッコの先に5人、別の線路に1人がいるとき、進路を切り替えて1人を犠牲にし5人を救うべきかを問う倫理学の思考実験。入試長文やニュースでは、自動運転車が事故を避けられないときの判断基準、AI の倫理、医療資源の配分などを考える場面で登場する。正解がないからこそ、人が何を大切にするかが浮かび上がる。
EXAMPLES
例文
-
1
The trolley problem has no easy answer.
トロッコ問題に簡単な答えはない。
-
2
Engineers developing self-driving cars must deal with real-world versions of the trolley problem.
自動運転車を開発する技術者は、現実版のトロッコ問題に向き合わなければならない。
-
3
The trolley problem shows that the number of lives saved is not the only thing people consider when making moral choices.
トロッコ問題は、人が道徳的な選択をするときに考えるのは、救える命の数だけではないことを示している。
COLLOCATIONS
よく一緒に使う表現
- pose the trolley problemトロッコ問題を投げかける
- a version of the trolley problemトロッコ問題の一種
- the trolley problem for self-driving cars自動運転車のトロッコ問題
SYNONYMS
ほかの言い方
読み込み中…
関連度は Datamuse API による英語コーパス上の近さです。
TRIVIA
豆知識
イギリスの哲学者フィリッパ・フットが1967年の論文で示した。その後、アメリカの哲学者ジュディス・ジャーヴィス・トムソンが1976年の論文で trolley problem と名づけて議論を広げた。橋の上から人を突き落としてトロッコを止める版では、同じ「1人対5人」でも反対する人がぐっと増える。2018年には、自動運転車の事故場面を想定した調査「モラル・マシン」の結果が科学誌ネイチャーに発表された。233の国と地域から集まった約4000万件の判断に文化による違いが見られた。trolley は、アメリカ英語では路面電車、イギリス英語ではスーパーのカートを指すことが多い。
FOR EXAMS
試験に出るポイント
倫理・AI・自動運転の長文で頻出。moral dilemma と言い換えられる。英作文では utilitarianism と組み合わせて論じられる。
QUIZ
1問チャレンジ
「trolley problem」の意味はどれ?