この回のテーマ
がんを防いだり治したりするワクチンは、近いうちに現実のものになるのでしょうか。ワクチンと聞くと、はしかやインフルエンザのような感染症を防ぐものを思い浮かべる人が多いでしょう。がんのワクチンは、体を守る免疫の力を使ってがん細胞をねらおうという考え方で、世界各地で研究が進められています。実用化されれば治療の大きな前進になるため、注目が集まっています。
英語ニュースではこう出てくる
英語ニュースでは、がんのワクチンの研究は clinical trial(臨床試験)の結果として報じられ、期待の大きい成果は breakthrough と書かれます。体の守りの仕組みは immune system、その力を使う治療は immunotherapy です。mRNA vaccine の技術をがんに生かす研究も話題です。子宮頸がんを防ぐ HPV vaccine は、すでに使われているがん予防のワクチンです。
タイトルの英語を読む
A vaccine for cancer の for は「〜に対する、〜用の」という意味です。英語では a cancer vaccine のように名詞を前に重ねる形もよく使い、見出しでは短いこちらが好まれます。「〜を防ぐワクチン」は against を使って a vaccine against cancer とも言えます。
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