Hoichi the Earless(耳なし芳一)の挿絵
Level 4 Intermediate日本の昔話と名作

Hoichi the Earless

耳なし芳一

  • 📖 1,054 words
  • ⏱ 約10分
  • YL 2.5–3.4
  • 英検2級目安
  • 📝 全訳つき

あらすじ琵琶の名人で目の見えない芳一のもとに、夜ごと武士の迎えが来ます。「高貴なお方が、壇ノ浦の物語を聞きたいとおっしゃっている」。でもその「お屋敷」は……。

小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)『怪談』(1904年)の「耳なし芳一のはなし」をもとに再話

キーワード(10語)本文の点線の語はタップで意味が出ます
  • biwa琵琶
  • luteリュート(弦楽器)
  • graveyard墓地
  • rank身分
  • refuseことわる
  • armorよろい
  • court宮廷
  • bewitched魔物にとりつかれた
  • sutraお経
  • healed治った

🔊 音声は準備中です。もうしばらくお待ちください。

More than seven hundred years ago, at Dan-no-ura near the town of Shimonoseki, there was a great sea battle between two samurai families, the Heike and the Genji. The Heike lost, and many of them, including their child emperor, died in the sea. For hundreds of years after that, people said that the Heike ghosts were still in those waters. On dark nights, fishermen saw strange fires floating above the waves, and they heard voices crying out like the sounds of battle.

今から七百年以上も前、下関の町に近い壇ノ浦の海で、平家と源氏という二つのさむらいの一族が、大きないくさをしました。平家は敗れ、幼い天皇をはじめ、その多くが海にしずんで命を落としました。それから何百年ものあいだ、平家の亡霊が今もその海にいるといわれてきました。暗い夜には、漁師たちが、波の上にふしぎな火がただよっているのを見たり、いくさのさけびのような声を聞いたりしたのです。

To bring peace to the spirits, a Buddhist temple called Amidaji was built near the shore, and a graveyard was made beside it. The names of the Heike emperor and his people were written on stones there, and the priests prayed for them.

その霊をなぐさめるために、浜辺の近くに阿弥陀寺という仏教のお寺が建てられ、そのそばに墓地がつくられました。そこの石には平家の天皇とその一族の名前がきざまれ、お坊さんたちがその霊のためにお祈りをしました。

Some years later, a young man named Hoichi lived at this temple. He was blind, but he was famous for playing the biwa, a Japanese lute, and for singing old stories with it. Above all, he was famous for singing the story of the war between the Heike and the Genji. People said that when he sang about the battle of Dan-no-ura, even the demons could not stop their tears. The priest of the temple loved music, so he invited Hoichi to live there.

それから何年かたって、このお寺に芳一という若者が住んでいました。芳一は目が見えませんでしたが、琵琶の名人として有名でした。琵琶は日本のリュートのような楽器で、芳一はそれをひきながら古い物語を語るのです。とりわけ、平家と源氏のいくさの物語を語ることで知られていました。芳一が壇ノ浦のいくさを語ると、鬼でさえ涙をおさえられないといわれたほどです。お寺の和尚さんは音楽が好きだったので、芳一をお寺に招いて住まわせていたのでした。

One hot summer night, the priest went out to a service at a house in town. Hoichi was alone, sitting on the veranda and practicing his biwa. Late in the night, he heard footsteps coming through the back gate. Someone crossed the garden and stopped in front of him.

ある暑い夏の夜、和尚さんは町の家での法事に出かけていきました。芳一はひとりで縁側にすわり、琵琶のけいこをしていました。夜もふけたころ、裏門から足音が近づいてくるのが聞こえました。だれかが庭を横切って、芳一の前で立ち止まりました。

"Hoichi!" said a deep voice, sharp like a samurai giving orders. "My lord is a person of very high rank. He is staying near here with many noble people, and he wants to hear you sing the story of Dan-no-ura. Bring your biwa and come with me at once."

「芳一!」と、低い声が言いました。さむらいが命令するときのような、するどい声でした。「わが殿は、たいそう身分の高いお方である。おおぜいの高貴な方々とともに、この近くにご滞在中だ。殿は、おまえが壇ノ浦の物語を語るのをお聞きになりたいとおおせだ。琵琶を持って、すぐについて来い」

Hoichi did not dare to refuse. He put on his sandals and took his biwa, and the samurai led him by the hand. The samurai's hand was as hard as iron, and his armor made a clanking sound as he walked.

芳一には、ことわる勇気がありませんでした。草履をはき、琵琶を持つと、さむらいが芳一の手を引いて連れていきました。さむらいの手は鉄のようにかたく、歩くたびによろいがガチャガチャと鳴りました。

They stopped at a great gate. "Open the gate!" the samurai called, and Hoichi heard it open. He was led through a garden and into a large room. All around him, he could hear the soft sounds of silk robes and the quiet voices of women, speaking the polite language of a royal court. "Please sing the story of the battle," said a lady's voice.

二人は大きな門の前で止まりました。「開門!」とさむらいが呼ばわると、門の開く音がしました。芳一は庭を通りぬけ、広い部屋へと案内されました。まわりじゅうから、絹の着物がさらさらとすれる音が聞こえます。女たちが宮中のていねいな言葉で、静かに話す声も聞こえてきます。「どうぞ、いくさの物語を語ってください」と、ある女の人の声が言いました。

Hoichi began to play and sing. He made his biwa sound like the oars of the ships, the flying arrows, the shouts of the warriors, and the waves of the sea. All around him, people whispered, "How wonderful!" When he came to the sad part, where the women and the child emperor fell into the sea, everyone in the room began to cry. Their crying was so wild and so long that Hoichi was almost frightened.

芳一は琵琶をひき、語りはじめました。琵琶の音は、あるときは船をこぐかいの音に、あるときは飛びかう矢の音になりました。武者たちのときの声にも、海の波の音にもなりました。まわりじゅうで、人びとが「なんとみごとな!」とささやきました。女たちと幼い天皇が海にしずんでいく悲しい場面にさしかかると、部屋じゅうの人びとが泣きはじめました。その泣き声があまりにはげしく、あまりに長く続いたので、芳一はこわくなりそうなほどでした。

When he finished, the lady said, "My lord is very pleased. Please come and play for us every night for the next six nights. The samurai will come for you. But do not tell anyone about these visits. My lord is traveling secretly." Then the samurai took Hoichi back to the temple before morning.

芳一が語り終えると、女の人が言いました。「殿はたいそうお喜びです。これから六晩のあいだ、毎晩ここへ来て、ひいてください。さむらいがむかえに参ります。ただし、ここへ来ていることは、だれにも話してはなりません。殿はおしのびの旅の途中なのです」それから、さむらいは夜が明ける前に、芳一をお寺へ送り返しました。

The next night, the same thing happened. But this time, the priest noticed that Hoichi had been out. When Hoichi would not explain, the priest became worried. He told his servants to watch Hoichi.

次の夜も、同じことが起きました。けれども今度は、芳一が出かけていたことに、和尚さんが気づきました。芳一がわけを話そうとしないので、和尚さんは心配になりました。そこで寺男たちに、芳一を見張るように言いつけました。

On the third night, it was raining hard. The servants saw Hoichi leave and followed him with lanterns, but he walked so quickly that they lost him. At last, they heard the sound of a biwa coming from the graveyard. There they found Hoichi, sitting alone in the rain in front of the grave of the child emperor, playing his biwa and singing loudly. All around him, ghost fires were burning like candles.

三日目の夜は、雨がはげしく降っていました。寺男たちは芳一が出ていくのを見て、ちょうちんを持って後をつけましたが、芳一があまりに速く歩くので、見失ってしまいました。やがて、墓地のほうから琵琶の音が聞こえてきました。行ってみると、芳一が雨の中、幼い天皇のお墓の前にひとりですわって、琵琶をひきながら大声で語っていました。まわりでは、鬼火がろうそくのように燃えていました。

"Hoichi! Hoichi!" they shouted. "You are bewitched!" But Hoichi did not seem to hear them. He only sang louder. At last, they grabbed him and pulled him back to the temple.

「芳一!芳一!」と、寺男たちはさけびました。「おまえは化かされているんだ!」けれども、芳一にはその声が聞こえていないようでした。ますます声をはり上げて語るばかりです。とうとう寺男たちは芳一をつかまえて、お寺へ引きずって帰りました。

Then Hoichi told the priest everything. "My poor friend," said the priest. "There was no great house. You have been sitting in the graveyard every night, playing for the ghosts of the Heike. If you go again, they will tear you to pieces sooner or later. Tonight I must go out again, but I will protect you."

そこで芳一は、和尚さんにすべてを話しました。「かわいそうに」と、和尚さんは言いました。「大きなお屋敷などなかったのだ。おまえは毎晩墓地にすわって、平家の亡霊たちのためにひいていたのだよ。また行けば、おそかれ早かれ、八つ裂きにされてしまうだろう。今夜わたしはまた出かけなければならないが、おまえを守ってやろう」

Before he left, the priest and a young helper took brushes and wrote the words of a holy sutra all over Hoichi's body. They wrote on his chest and back, on his face and neck, on his arms and legs, even on the bottoms of his feet. "Tonight," said the priest, "sit on the veranda and wait. When the samurai calls, do not answer, and do not move at all. If you move or make a sound, you will be lost."

出かける前に、和尚さんと若い弟子は筆を取り、芳一の体じゅうにありがたいお経の文句を書きつけました。胸にも背中にも、顔にも首にも、腕にも足にも、足の裏にまで書きました。「今夜は」と、和尚さんは言いました。「縁側にすわって待っていなさい。さむらいが呼んでも、返事をしてはいけない。少しでも動いてはいけないよ。動いたり声を出したりしたら、おまえはおしまいだ」

That night, Hoichi sat very still on the veranda. Soon he heard the heavy footsteps. "Hoichi!" called the deep voice. Hoichi held his breath. "Hoichi!" No answer. The footsteps came closer and stopped right beside him.

その夜、芳一は縁側でじっとすわっていました。まもなく、重い足音が聞こえてきました。「芳一!」と、低い声が呼びました。芳一は息を殺しました。「芳一!」返事はありません。足音が近づいてきて、芳一のすぐそばで止まりました。

"Here is the biwa," said the voice. "But of the biwa player, I see only two ears! So that is why he does not answer. He has no mouth to answer with, only ears. Well, I will take these ears to my lord, to show him that I followed his orders."

「琵琶はここにある」と、その声は言いました。「だが、琵琶ひきのほうは、耳が二つ見えるだけだ!なるほど、それで返事をしないのか。返事をする口がなく、耳しかないのだからな。よし、殿のおおせに従ったあかしに、この耳を殿のもとへ持っていくとしよう」

At that moment, Hoichi felt a terrible pain on both sides of his head. But he did not make a single sound. The heavy footsteps went away across the garden, and everything was quiet again.

その瞬間、芳一は頭の両わきにおそろしい痛みを感じました。けれども、声ひとつ立てませんでした。重い足音は庭を横切って遠ざかっていき、あたりはまた静まり返りました。

Just before dawn, the priest hurried home. He found Hoichi still sitting on the veranda, pale and silent, with blood still coming from the wounds on both sides of his head. The priest understood at once. "It is my fault," he cried. "We wrote the sutra all over your body, but we forgot your ears! The ghost could see them and nothing else."

夜明け前、和尚さんは急いで帰ってきました。芳一は青ざめた顔で、だまって縁側にすわっていました。頭の両わきの傷からは、まだ血が流れています。和尚さんはすぐにさとりました。「わたしのせいだ」と、和尚さんはさけびました。「おまえの体じゅうにお経を書いたのに、耳だけ書き忘れてしまった!亡霊には耳だけが見えて、ほかは何も見えなかったのだ」

With the help of a good doctor, Hoichi's wounds soon healed. The strange story spread quickly, and Hoichi became more famous than ever. Many noble people came to hear him play, and they gave him rich presents. From that time, everyone called him Mimi-nashi Hoichi, which means Hoichi the Earless.

腕のよい医者のおかげで、芳一の傷はまもなく治りました。このふしぎな話はたちまち広まって、芳一は前よりもいっそう有名になりました。身分の高い人びとがおおぜい芳一の琵琶を聞きにやって来て、たくさんのほうびをくれました。そのときから、みんなは芳一を「耳なし芳一」と呼ぶようになりました。耳のない芳一、という意味です。

📖 全訳をまとめて読む 読み終わってからの答え合わせに

今から七百年以上も前、下関の町に近い壇ノ浦の海で、平家と源氏という二つのさむらいの一族が、大きないくさをしました。平家は敗れ、幼い天皇をはじめ、その多くが海にしずんで命を落としました。それから何百年ものあいだ、平家の亡霊が今もその海にいるといわれてきました。暗い夜には、漁師たちが、波の上にふしぎな火がただよっているのを見たり、いくさのさけびのような声を聞いたりしたのです。

その霊をなぐさめるために、浜辺の近くに阿弥陀寺という仏教のお寺が建てられ、そのそばに墓地がつくられました。そこの石には平家の天皇とその一族の名前がきざまれ、お坊さんたちがその霊のためにお祈りをしました。

それから何年かたって、このお寺に芳一という若者が住んでいました。芳一は目が見えませんでしたが、琵琶の名人として有名でした。琵琶は日本のリュートのような楽器で、芳一はそれをひきながら古い物語を語るのです。とりわけ、平家と源氏のいくさの物語を語ることで知られていました。芳一が壇ノ浦のいくさを語ると、鬼でさえ涙をおさえられないといわれたほどです。お寺の和尚さんは音楽が好きだったので、芳一をお寺に招いて住まわせていたのでした。

ある暑い夏の夜、和尚さんは町の家での法事に出かけていきました。芳一はひとりで縁側にすわり、琵琶のけいこをしていました。夜もふけたころ、裏門から足音が近づいてくるのが聞こえました。だれかが庭を横切って、芳一の前で立ち止まりました。

「芳一!」と、低い声が言いました。さむらいが命令するときのような、するどい声でした。「わが殿は、たいそう身分の高いお方である。おおぜいの高貴な方々とともに、この近くにご滞在中だ。殿は、おまえが壇ノ浦の物語を語るのをお聞きになりたいとおおせだ。琵琶を持って、すぐについて来い」

芳一には、ことわる勇気がありませんでした。草履をはき、琵琶を持つと、さむらいが芳一の手を引いて連れていきました。さむらいの手は鉄のようにかたく、歩くたびによろいがガチャガチャと鳴りました。

二人は大きな門の前で止まりました。「開門!」とさむらいが呼ばわると、門の開く音がしました。芳一は庭を通りぬけ、広い部屋へと案内されました。まわりじゅうから、絹の着物がさらさらとすれる音が聞こえます。女たちが宮中のていねいな言葉で、静かに話す声も聞こえてきます。「どうぞ、いくさの物語を語ってください」と、ある女の人の声が言いました。

芳一は琵琶をひき、語りはじめました。琵琶の音は、あるときは船をこぐかいの音に、あるときは飛びかう矢の音になりました。武者たちのときの声にも、海の波の音にもなりました。まわりじゅうで、人びとが「なんとみごとな!」とささやきました。女たちと幼い天皇が海にしずんでいく悲しい場面にさしかかると、部屋じゅうの人びとが泣きはじめました。その泣き声があまりにはげしく、あまりに長く続いたので、芳一はこわくなりそうなほどでした。

芳一が語り終えると、女の人が言いました。「殿はたいそうお喜びです。これから六晩のあいだ、毎晩ここへ来て、ひいてください。さむらいがむかえに参ります。ただし、ここへ来ていることは、だれにも話してはなりません。殿はおしのびの旅の途中なのです」それから、さむらいは夜が明ける前に、芳一をお寺へ送り返しました。

次の夜も、同じことが起きました。けれども今度は、芳一が出かけていたことに、和尚さんが気づきました。芳一がわけを話そうとしないので、和尚さんは心配になりました。そこで寺男たちに、芳一を見張るように言いつけました。

三日目の夜は、雨がはげしく降っていました。寺男たちは芳一が出ていくのを見て、ちょうちんを持って後をつけましたが、芳一があまりに速く歩くので、見失ってしまいました。やがて、墓地のほうから琵琶の音が聞こえてきました。行ってみると、芳一が雨の中、幼い天皇のお墓の前にひとりですわって、琵琶をひきながら大声で語っていました。まわりでは、鬼火がろうそくのように燃えていました。

「芳一!芳一!」と、寺男たちはさけびました。「おまえは化かされているんだ!」けれども、芳一にはその声が聞こえていないようでした。ますます声をはり上げて語るばかりです。とうとう寺男たちは芳一をつかまえて、お寺へ引きずって帰りました。

そこで芳一は、和尚さんにすべてを話しました。「かわいそうに」と、和尚さんは言いました。「大きなお屋敷などなかったのだ。おまえは毎晩墓地にすわって、平家の亡霊たちのためにひいていたのだよ。また行けば、おそかれ早かれ、八つ裂きにされてしまうだろう。今夜わたしはまた出かけなければならないが、おまえを守ってやろう」

出かける前に、和尚さんと若い弟子は筆を取り、芳一の体じゅうにありがたいお経の文句を書きつけました。胸にも背中にも、顔にも首にも、腕にも足にも、足の裏にまで書きました。「今夜は」と、和尚さんは言いました。「縁側にすわって待っていなさい。さむらいが呼んでも、返事をしてはいけない。少しでも動いてはいけないよ。動いたり声を出したりしたら、おまえはおしまいだ」

その夜、芳一は縁側でじっとすわっていました。まもなく、重い足音が聞こえてきました。「芳一!」と、低い声が呼びました。芳一は息を殺しました。「芳一!」返事はありません。足音が近づいてきて、芳一のすぐそばで止まりました。

「琵琶はここにある」と、その声は言いました。「だが、琵琶ひきのほうは、耳が二つ見えるだけだ!なるほど、それで返事をしないのか。返事をする口がなく、耳しかないのだからな。よし、殿のおおせに従ったあかしに、この耳を殿のもとへ持っていくとしよう」

その瞬間、芳一は頭の両わきにおそろしい痛みを感じました。けれども、声ひとつ立てませんでした。重い足音は庭を横切って遠ざかっていき、あたりはまた静まり返りました。

夜明け前、和尚さんは急いで帰ってきました。芳一は青ざめた顔で、だまって縁側にすわっていました。頭の両わきの傷からは、まだ血が流れています。和尚さんはすぐにさとりました。「わたしのせいだ」と、和尚さんはさけびました。「おまえの体じゅうにお経を書いたのに、耳だけ書き忘れてしまった!亡霊には耳だけが見えて、ほかは何も見えなかったのだ」

腕のよい医者のおかげで、芳一の傷はまもなく治りました。このふしぎな話はたちまち広まって、芳一は前よりもいっそう有名になりました。身分の高い人びとがおおぜい芳一の琵琶を聞きにやって来て、たくさんのほうびをくれました。そのときから、みんなは芳一を「耳なし芳一」と呼ぶようになりました。耳のない芳一、という意味です。

日本語訳:多読ベスト

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理解度チェック Quick Quiz

読み終わったら、3問だけ。間違えても大丈夫。多読は「だいたいわかる」で十分です。

Q1. Where was Hoichi really playing at night?

Q2. Why did the priest write a sutra on Hoichi's body?

Q3. Why could the ghost see Hoichi's ears?

この読み物の使い方 3ステップ

  1. 聞きながら読む 音声に合わせて光る文を目で追う(聞き読み)。わからない語は飛ばしてOK。
  2. 音声なしで読む ⏱計測ボタンで読む速さ(WPM)を測ってみる。
  3. 耳だけで聞く 🎧聞くだけモードで、文字を見ずに内容がわかるか試す。🔁1文リピートで音読・シャドーイングも。

聞き読みの効果とやり方/多読三原則

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