Winnie-the-Pooh and Some Bees(クマのプーさん(1)プーとミツバチ)の挿絵
Level 2 Elementary名作文学

クマのプーさん 全2章の 1番目 目次 ↓

Winnie-the-Pooh and Some Bees

クマのプーさん(1)プーとミツバチ

  • 508 words
  • 約6分
  • 2:43
  • YL 1.0–1.4
  • 英検3級目安
  • 全訳つき

あらすじ森の中で「ブーン」という音を聞いたプー。「ブーンといえばハチ、ハチといえばハチミツ、ハチミツといえば、ぼくが食べるためにある!」――プーは、ハチミツを手に入れるために、すごい作戦を思いつきます。

A・A・ミルン『クマのプーさん』(1926年)第1章をもとに再話

ORIGINAL TEXT

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この話は原文でも読めます。原文は省略なし・一字一句そのまま、全訳つき。やさしい版で筋をつかんでから原文へ進むと、作者の言葉をじっくり味わえます。

In Which We Are Introduced to Winnie-the-Pooh and Some Bees, and the Stories Begin第1章 プーとミツバチ・原文 2,170語・全訳つき
キーワード(10語)本文の点線の語はタップで意味が出ます
  • buzzingブンブンいう
  • beeミツバチ
  • honeyハチミツ
  • pricklyとげのある
  • balloon風船
  • mudどろ
  • nest巣
  • suspectあやしいと思う
  • umbrellaかさ
  • aimedねらった
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日本語訳の一部には生成AIを使っており、AIによる3重のチェックと人の目で確かめています。まだ人の目を通っていない訳もあるため、ニュアンスがずれている所があるかもしれません。日本語訳について

Once upon a time, a bear named Winnie-the-Pooh lived in a forest. His friend was a boy called Christopher Robin.

むかしむかし、ある森に、ウィニー・ザ・プーという名前のクマが住んでいました。プーの友だちは、クリストファー・ロビンという男の子でした。

One day, Pooh was walking through the forest when he heard a loud buzzing sound. It came from the top of a tall tree. Pooh sat down and thought.

ある日、プーが森の中を歩いていると、ブーンという大きな音が聞こえてきました。音は、高い木のてっぺんから聞こえてきました。プーはすわりこんで、考えました。

"That buzzing means something," he said to himself. "If there's a buzzing noise, somebody is making it. The only reason for making a buzzing noise is that you're a bee. And the only reason for being a bee is making honey. And the only reason for making honey is so that I can eat it!"

「このブーンという音には、何かわけがあるぞ」とプーはひとりごとを言いました。「ブーンという音がするってことは、誰かが音を出しているってことだ。ブーンと音を出すのは、ハチに決まっている。ハチがいるのは、ハチミツを作るために決まっている。そして、ハチミツを作るのは、ぼくが食べるために決まっているんだ!」

So Pooh began to climb the tree. He climbed and climbed, and he sang a little song as he went. But near the top, a branch broke. "Oh, help!" said Pooh, as he fell down, down, down, and landed in a prickly bush.

そこでプーは、木にのぼりはじめました。プーは小さな歌を歌いながら、どんどんのぼっていきました。ところが、てっぺん近くで、枝がぽきんと折れてしまいました。「わあ、たすけて!」と言いながら、プーは下へ、下へ、下へと落ちていき、とげとげのしげみの中に落っこちました。

Pooh crawled out of the bush and thought again. Then he went to see Christopher Robin.

プーはしげみからはい出して、もう一度考えました。それから、クリストファー・ロビンに会いにいきました。

"Have you got a balloon?" Pooh asked. "I have two," said Christopher Robin. "A green one and a blue one. But what do you want a balloon for?"

「風船、持ってる?」とプーはたずねました。「二つ持ってるよ」とクリストファー・ロビンは言いました。「緑のと、青いのと。でも、風船なんか、何に使うの?」

"Honey," whispered Pooh. "I shall fly up to the honey with the balloon. Then I will pretend to be a little black rain cloud. The bees won't notice me." He rolled in some mud until he was black all over. Then he held onto the blue balloon, because blue was like the sky. Up he went, high into the air, until he was right next to the bees' nest.

「ハチミツ」とプーは小声で言いました。「風船につかまって、ハチミツのあるところまで飛んでいくんだ。それから、小さな黒い雨雲のふりをする。そうすれば、ハチたちは、ぼくに気がつかないよ」プーはどろの中をころげまわって、体じゅう真っ黒になりました。それから、青い風船につかまりました。青は空の色に似ているからです。プーはふわふわと空高くのぼっていき、とうとうハチの巣のすぐとなりまでやってきました。

But the bees were not stupid. They began to fly around him in a worried way. "Christopher Robin!" Pooh called down. "I think the bees suspect something. Could you please open your umbrella and walk up and down, and say, 'Tut-tut, it looks like rain'? It will help."

けれども、ハチたちはばかではありませんでした。ハチたちは心配そうに、プーのまわりを飛びまわりはじめました。「クリストファー・ロビン!」とプーは下に向かって呼びかけました。「ハチたちは、何かあやしいと思っているみたいなんだ。かさをさして、行ったり来たり歩きながら、『やれやれ、雨になりそうだ』って言ってくれないかな。そうしてくれると、助かるんだけど」

So Christopher Robin walked up and down under the tree with his umbrella, saying, "Tut-tut, it looks like rain." Pooh sang a little cloud song. But more and more bees came out of the nest, and one of them sat on Pooh's nose.

そこでクリストファー・ロビンは、かさをさして木の下を行ったり来たりしながら、「やれやれ、雨になりそうだ」と言いました。プーは、小さな雲の歌を歌いました。けれども、巣から出てくるハチはどんどんふえていき、そのうちの一ぴきが、プーの鼻の上にとまりました。

"Christopher Robin," Pooh said, "I have decided something. These are the wrong sort of bees. They make the wrong sort of honey. I want to come down now. Could you shoot the balloon with your gun?"

「クリストファー・ロビン」とプーは言いました。「ぼく、決めたよ。このハチたちは、まちがった種類のハチなんだ。まちがった種類のハチミツを作るんだよ。ぼく、もうおりたいな。きみの鉄砲で、風船をうってくれない?」

Christopher Robin aimed very carefully and fired. "Ow!" said Pooh. "You missed the balloon. You hit me!" "I'm so sorry," said Christopher Robin. He fired again, and this time he hit the balloon. The air slowly came out, and Pooh floated down to the ground.

クリストファー・ロビンは、とても注意深くねらって、うちました。「いたっ!」とプーは言いました。「風船に当たらなかったよ。ぼくに当たったよ!」「ほんとうにごめんね」とクリストファー・ロビンは言いました。そして、もう一度うちました。今度は風船に当たりました。空気がゆっくりとぬけていき、プーはふわふわと地面までおりてきました。

But Pooh had held the string of the balloon for so long that his arms stayed straight up in the air for more than a week. Whenever a fly came and sat on his nose, he had to blow it off. "Pooh!" And some people say that is why he was called Pooh.

ところが、プーはあんまり長いあいだ風船のひもをにぎっていたので、それから一週間以上も、両腕がまっすぐ上にあがったままになってしまいました。ハエが鼻の上にとまるたびに、プーは息を吹きかけて、追いはらわなければなりませんでした。「プーッ!」それで、プーはプーと呼ばれるようになったのだ、と言う人もいます。

Christopher Robin laughed and said, "Silly old Bear." But he said it in a very kind way, because Pooh was his best friend.

クリストファー・ロビンは笑って、「おばかさんなクマだなあ」と言いました。でも、その言い方はとてもやさしいものでした。プーは、クリストファー・ロビンのいちばんの友だちだったのです。

全訳をまとめて読む 読み終わってからの答え合わせに

むかしむかし、ある森に、ウィニー・ザ・プーという名前のクマが住んでいました。プーの友だちは、クリストファー・ロビンという男の子でした。

ある日、プーが森の中を歩いていると、ブーンという大きな音が聞こえてきました。音は、高い木のてっぺんから聞こえてきました。プーはすわりこんで、考えました。

「このブーンという音には、何かわけがあるぞ」とプーはひとりごとを言いました。「ブーンという音がするってことは、誰かが音を出しているってことだ。ブーンと音を出すのは、ハチに決まっている。ハチがいるのは、ハチミツを作るために決まっている。そして、ハチミツを作るのは、ぼくが食べるために決まっているんだ!」

そこでプーは、木にのぼりはじめました。プーは小さな歌を歌いながら、どんどんのぼっていきました。ところが、てっぺん近くで、枝がぽきんと折れてしまいました。「わあ、たすけて!」と言いながら、プーは下へ、下へ、下へと落ちていき、とげとげのしげみの中に落っこちました。

プーはしげみからはい出して、もう一度考えました。それから、クリストファー・ロビンに会いにいきました。

「風船、持ってる?」とプーはたずねました。「二つ持ってるよ」とクリストファー・ロビンは言いました。「緑のと、青いのと。でも、風船なんか、何に使うの?」

「ハチミツ」とプーは小声で言いました。「風船につかまって、ハチミツのあるところまで飛んでいくんだ。それから、小さな黒い雨雲のふりをする。そうすれば、ハチたちは、ぼくに気がつかないよ」プーはどろの中をころげまわって、体じゅう真っ黒になりました。それから、青い風船につかまりました。青は空の色に似ているからです。プーはふわふわと空高くのぼっていき、とうとうハチの巣のすぐとなりまでやってきました。

けれども、ハチたちはばかではありませんでした。ハチたちは心配そうに、プーのまわりを飛びまわりはじめました。「クリストファー・ロビン!」とプーは下に向かって呼びかけました。「ハチたちは、何かあやしいと思っているみたいなんだ。かさをさして、行ったり来たり歩きながら、『やれやれ、雨になりそうだ』って言ってくれないかな。そうしてくれると、助かるんだけど」

そこでクリストファー・ロビンは、かさをさして木の下を行ったり来たりしながら、「やれやれ、雨になりそうだ」と言いました。プーは、小さな雲の歌を歌いました。けれども、巣から出てくるハチはどんどんふえていき、そのうちの一ぴきが、プーの鼻の上にとまりました。

「クリストファー・ロビン」とプーは言いました。「ぼく、決めたよ。このハチたちは、まちがった種類のハチなんだ。まちがった種類のハチミツを作るんだよ。ぼく、もうおりたいな。きみの鉄砲で、風船をうってくれない?」

クリストファー・ロビンは、とても注意深くねらって、うちました。「いたっ!」とプーは言いました。「風船に当たらなかったよ。ぼくに当たったよ!」「ほんとうにごめんね」とクリストファー・ロビンは言いました。そして、もう一度うちました。今度は風船に当たりました。空気がゆっくりとぬけていき、プーはふわふわと地面までおりてきました。

ところが、プーはあんまり長いあいだ風船のひもをにぎっていたので、それから一週間以上も、両腕がまっすぐ上にあがったままになってしまいました。ハエが鼻の上にとまるたびに、プーは息を吹きかけて、追いはらわなければなりませんでした。「プーッ!」それで、プーはプーと呼ばれるようになったのだ、と言う人もいます。

クリストファー・ロビンは笑って、「おばかさんなクマだなあ」と言いました。でも、その言い方はとてもやさしいものでした。プーは、クリストファー・ロビンのいちばんの友だちだったのです。

日本語訳の一部には生成AIを使っており、AIによる3重のチェックと人の目で確かめています。まだ人の目を通っていない訳もあるため、ニュアンスがずれている所があるかもしれません。日本語訳について

日本語訳:多読ベスト

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理解度チェック Quick Quiz

読み終わったら、3問だけ。間違えても大丈夫。多読は「だいたいわかる」で十分です。

Q1. Why did Pooh choose the blue balloon?

Q2. What did Pooh pretend to be?

Q3. What happened when Christopher Robin fired the first time?

この話の単語 CEFR-JA2・B1・B2の語 39語/タップで意味・単語帳へ
  • A1中学基礎 83.8%
  • A2高校入門 8.5%
  • B1受験コア 2.1%
  • B2難関大 1.7%
  • リストにない語 3.9%

本文の語の割合(人名などは数えていません)。「リストにない語」は固有名詞・古い言い方・やさしい複合語などです。

B2難関大の語 5語

B1受験コアの語 9語

A2高校入門の語 25語

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  1. 聞きながら読む 音声に合わせて光る文を目で追う(聞き読み)。わからない語は飛ばしてOK。
  2. 音声なしで読む 計測ボタンで読む速さ(WPM)を測ってみる。
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聞き読みの効果とやり方/多読三原則

クマのプーさん Winnie-the-Pooh

全2章・1,119語。1章ずつ、音声と全訳つきで読めます。

目次(全2章)
  1. クマのプーさん(1)プーとミツバチ 508語
  2. クマのプーさん(2)プー、穴につまる 611語

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