The Woman and Her Two Helpers(女主人と二人の召使い)の挿絵
Level 2 Elementaryイソップ物語

The Woman and Her Two Helpers

女主人と二人の召使い

  • 📖 367 words
  • ⏱ 約5分
  • 🔊 2:10
  • YL 1.0–1.4
  • 英検3級目安
  • 📝 全訳つき

あらすじ毎朝、おんどりが鳴くと同時に起こされる二人の召使い。「あのおんどりさえいなければ、もっと寝ていられるのに」と考えますが……。

イソップ寓話(タウンゼンド英訳 1867年)をもとに再話

キーワード(7語)本文の点線の語はタップで意味が出ます
  • helpers手伝いの人、召使い
  • cleanそうじする
  • roosterおんどり
  • crow(おんどりが)鳴く
  • midnight真夜中
  • broomほうき
  • candleろうそく
音声に合わせて文が光ります0:00 / 2:10

Google Cloud TTS(Chirp 3 HD・アメリカ英語・Leda)

An old woman lived in a big house in a village. She loved cleaning more than anything else. She cleaned the floors, the windows, the pots, and the doors every single day. She had two young helpers, Mia and Lily, and they had to work with her.

ある村の大きな家に、年をとった女の人が住んでいました。おばあさんは、何よりもそうじが好きでした。毎日欠かさず、床や、窓や、なべや、戸をそうじしました。おばあさんには、ミアとリリーという二人の若いお手伝いがいて、二人も一緒に働かなければなりませんでした。

Every morning, very early, the rooster in the yard crowed. "Cock-a-doodle-doo!" When the old woman heard it, she jumped out of bed. Then she went to the girls' room. "Get up, girls! The rooster is crowing! It is time to work!"

毎朝とても早い時間に、庭のオンドリが鳴きました。「コケコッコー!」それを聞くと、おばあさんはベッドから飛び起きました。そして、二人の部屋へ行きました。「起きなさい、二人とも! オンドリが鳴いているよ! 仕事の時間だよ!」

The girls were always tired. It was still dark outside, and their beds were warm. "That noisy bird," said Mia one night. "Because of him, we never get enough sleep."

二人はいつもつかれていました。外はまだ暗く、ベッドはあたたかいのです。「あのうるさい鳥ったら」と、ある晩ミアが言いました。「あいつのせいで、わたしたち、いつも寝不足なのよ」

"You are right," said Lily. "If there is no rooster, there is no crowing. And if there is no crowing, she will not wake us up so early."

「そのとおりね」と、リリーが言いました。「オンドリがいなければ、鳴き声もしない。鳴き声がしなければ、あの人もこんなに早くわたしたちを起こさないわ」

So they made a plan. That night, when everyone was sleeping, they went quietly into the yard. They caught the rooster and put him in a basket. Then they walked to a farm on the other side of the hill, and they gave him to a kind old farmer. "Please take care of him," they said. They came home and went back to bed, smiling.

そこで二人は計画を立てました。その夜、みんなが寝しずまったころ、二人はそっと庭に出ました。オンドリをつかまえて、かごに入れました。それから丘のむこうの農場まで歩いていき、親切な年寄りの農夫にオンドリをわたしました。「どうか、この子の世話をしてあげてください」と、二人は言いました。家に帰ってくると、にこにこしながら、またベッドにもぐりこみました。

"Tomorrow we are going to sleep until the sun is high," Mia said happily.

「明日は、お日さまが高くのぼるまで寝ていられるわね」と、ミアはうれしそうに言いました。

But the plan did not work. Without the rooster, the old woman did not know the time. She was so worried about being late for her cleaning that she could not sleep. She got up again and again in the night. At midnight, she opened the girls' door with a candle in her hand.

ところが、計画はうまくいきませんでした。オンドリがいなくなったので、おばあさんには時間がわからなくなったのです。そうじにおくれるのが心配でたまらず、おばあさんは眠れなくなってしまいました。夜のあいだに、何度も何度も起き出しました。真夜中に、おばあさんはろうそくを手に、二人の部屋の戸を開けました。

"Get up, girls! Is it morning yet? I can't hear the rooster. Maybe we are late! Quick, take your brooms!"

「起きなさい、二人とも! もう朝かい? オンドリの声が聞こえないんだよ。おくれているかもしれない! 早く、ほうきを持って!」

The girls sat up in bed and looked at the dark window. The moon was still high in the sky. This happened the next night, and the night after that. Sometimes she woke them up at midnight, and sometimes even earlier.

二人はベッドの上に起き上がって、暗い窓を見ました。月はまだ空高くにありました。次の夜も、その次の夜も、同じことが起こりました。真夜中に起こされることもあれば、もっと早い時間に起こされることさえありました。

After a week, Mia looked at Lily with tired red eyes. "I miss that rooster," she said.

一週間たつと、ミアはつかれて赤くなった目でリリーを見ました。「あのオンドリがいなくてさびしいわ」と、ミアは言いました。

"Me too," said Lily. "Let's go and get him back."

「わたしも」と、リリーは言いました。「取りもどしに行きましょう」

📖 全訳をまとめて読む 読み終わってからの答え合わせに

ある村の大きな家に、年をとった女の人が住んでいました。おばあさんは、何よりもそうじが好きでした。毎日欠かさず、床や、窓や、なべや、戸をそうじしました。おばあさんには、ミアとリリーという二人の若いお手伝いがいて、二人も一緒に働かなければなりませんでした。

毎朝とても早い時間に、庭のオンドリが鳴きました。「コケコッコー!」それを聞くと、おばあさんはベッドから飛び起きました。そして、二人の部屋へ行きました。「起きなさい、二人とも! オンドリが鳴いているよ! 仕事の時間だよ!」

二人はいつもつかれていました。外はまだ暗く、ベッドはあたたかいのです。「あのうるさい鳥ったら」と、ある晩ミアが言いました。「あいつのせいで、わたしたち、いつも寝不足なのよ」

「そのとおりね」と、リリーが言いました。「オンドリがいなければ、鳴き声もしない。鳴き声がしなければ、あの人もこんなに早くわたしたちを起こさないわ」

そこで二人は計画を立てました。その夜、みんなが寝しずまったころ、二人はそっと庭に出ました。オンドリをつかまえて、かごに入れました。それから丘のむこうの農場まで歩いていき、親切な年寄りの農夫にオンドリをわたしました。「どうか、この子の世話をしてあげてください」と、二人は言いました。家に帰ってくると、にこにこしながら、またベッドにもぐりこみました。

「明日は、お日さまが高くのぼるまで寝ていられるわね」と、ミアはうれしそうに言いました。

ところが、計画はうまくいきませんでした。オンドリがいなくなったので、おばあさんには時間がわからなくなったのです。そうじにおくれるのが心配でたまらず、おばあさんは眠れなくなってしまいました。夜のあいだに、何度も何度も起き出しました。真夜中に、おばあさんはろうそくを手に、二人の部屋の戸を開けました。

「起きなさい、二人とも! もう朝かい? オンドリの声が聞こえないんだよ。おくれているかもしれない! 早く、ほうきを持って!」

二人はベッドの上に起き上がって、暗い窓を見ました。月はまだ空高くにありました。次の夜も、その次の夜も、同じことが起こりました。真夜中に起こされることもあれば、もっと早い時間に起こされることさえありました。

一週間たつと、ミアはつかれて赤くなった目でリリーを見ました。「あのオンドリがいなくてさびしいわ」と、ミアは言いました。

「わたしも」と、リリーは言いました。「取りもどしに行きましょう」

日本語訳:多読ベスト

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このお話の教訓 Moral

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Trying to escape a small problem can bring you a bigger one.

小さな困りごとから逃げようとして、もっと大きな困りごとをまねくことがある。

理解度チェック Quick Quiz

読み終わったら、3問だけ。間違えても大丈夫。多読は「だいたいわかる」で十分です。

Q1. When did the woman wake the girls every day?

Q2. What did the girls do with the rooster?

Q3. What happened after the rooster was gone?

この読み物の使い方 3ステップ

  1. 聞きながら読む 音声に合わせて光る文を目で追う(聞き読み)。わからない語は飛ばしてOK。
  2. 音声なしで読む ⏱計測ボタンで読む速さ(WPM)を測ってみる。
  3. 耳だけで聞く 🎧聞くだけモードで、文字を見ずに内容がわかるか試す。🔁1文リピートで音読・シャドーイングも。

聞き読みの効果とやり方/多読三原則

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