The Wolf and the Sheep(オオカミとヒツジ)の挿絵
Level 1 Beginnerイソップ物語

The Wolf and the Sheep

オオカミとヒツジ

  • 📖 218 words
  • ⏱ 約3分
  • 🔊 1:28
  • YL 0.5–0.9
  • 英検5〜4級目安
  • 📝 全訳つき

あらすじ犬にかまれてけがをしたオオカミ。通りかかったヒツジに「水を持ってきてくれないか」とやさしくたのみますが……。

イソップ寓話(タウンゼンド英訳 1867年)をもとに再話

キーワード(7語)本文の点線の語はタップで意味が出ます
  • bitかんだ
  • badly hurtひどくけがをした
  • caveほら穴
  • stream小川
  • thirstyのどがかわいた
  • worry心配する
  • planたくらみ
音声に合わせて文が光ります0:00 / 1:28

Google Cloud TTS(Chirp 3 HD・アメリカ英語・Kore)

A wolf had a very bad day. Some big dogs found him and bit him all over. He ran away, but he was badly hurt. He lay in his cave near a stream, and he could not get up.

オオカミは、さんざんな目にあいました。大きな犬たちに見つかって、体中をかまれたのです。なんとか逃げ出しましたが、ひどいけがでした。オオカミは小川の近くのほら穴で横になったまま、起き上がれませんでした。

Days went by. The wolf got very hungry and very thirsty. The stream was close, but he could not walk to it.

何日も過ぎました。オオカミはおなかがぺこぺこで、のどもからからでした。小川はすぐ近くなのに、そこまで歩いていけないのです。

Then a sheep walked by. She was white and fat. The wolf smiled a sweet smile.

そのとき、ヒツジが一頭通りかかりました。白くて、よく太ったヒツジです。オオカミは、やさしそうな笑顔を浮かべました。

"Oh, hello, my dear sheep," he said in a soft voice. "I am sick, and I can't walk. Can you help me? Please bring me a little water from the stream. Just a little water. Then I can find my own food. Don't worry about food for me."

「やあ、こんにちは、ヒツジさん」と、オオカミは柔らかい声で言いました。「わたしは病気で、歩けないんです。助けてもらえませんか? 小川から、少し水を持ってきてほしいんです。ほんの少しでいいんです。そうしたら、食べ物は自分で探せますから。わたしの食べ物の心配はいりませんよ」

The sheep stopped. She looked at the wolf. She looked at his big teeth. She looked at his hungry eyes.

ヒツジは立ち止まって、オオカミを見ました。大きな歯を見ました。飢えた目を見ました。

"Some water?" she said. "And then you can find your own food? Hmm. I think I know your plan. I bring you water, I come close to you, and then I am your food!"

「水を少し?」と、ヒツジは言いました。「そうしたら、食べ物は自分で探せるですって? ふうん。あなたのたくらみは分かっているわ。わたしが水を持ってきて、あなたに近づいたら、わたしがあなたの食べ物になるってわけね!」

"No, no!" said the wolf. "I am your friend!"

「違う、違う!」と、オオカミは言いました。「わたしはあなたの友だちですよ!」

"Thank you, but no thank you," said the sheep. And she ran away across the field as fast as she could. The wolf stayed in his cave, hungry and thirsty.

「ありがとう。でも、けっこうよ」と言うと、ヒツジは全速力で野原を駆けていってしまいました。オオカミは、おなかをすかせ、のどをからからにしたまま、ほら穴に取り残されました。

📖 全訳をまとめて読む 読み終わってからの答え合わせに

オオカミは、さんざんな目にあいました。大きな犬たちに見つかって、体中をかまれたのです。なんとか逃げ出しましたが、ひどいけがでした。オオカミは小川の近くのほら穴で横になったまま、起き上がれませんでした。

何日も過ぎました。オオカミはおなかがぺこぺこで、のどもからからでした。小川はすぐ近くなのに、そこまで歩いていけないのです。

そのとき、ヒツジが一頭通りかかりました。白くて、よく太ったヒツジです。オオカミは、やさしそうな笑顔を浮かべました。

「やあ、こんにちは、ヒツジさん」と、オオカミは柔らかい声で言いました。「わたしは病気で、歩けないんです。助けてもらえませんか? 小川から、少し水を持ってきてほしいんです。ほんの少しでいいんです。そうしたら、食べ物は自分で探せますから。わたしの食べ物の心配はいりませんよ」

ヒツジは立ち止まって、オオカミを見ました。大きな歯を見ました。飢えた目を見ました。

「水を少し?」と、ヒツジは言いました。「そうしたら、食べ物は自分で探せるですって? ふうん。あなたのたくらみは分かっているわ。わたしが水を持ってきて、あなたに近づいたら、わたしがあなたの食べ物になるってわけね!」

「違う、違う!」と、オオカミは言いました。「わたしはあなたの友だちですよ!」

「ありがとう。でも、けっこうよ」と言うと、ヒツジは全速力で野原を駆けていってしまいました。オオカミは、おなかをすかせ、のどをからからにしたまま、ほら穴に取り残されました。

日本語訳:多読ベスト

押すと、この端末の読書記録(100万語メーター)に語数が加わります。

このお話の教訓 Moral

タップして見る

Sweet words can't hide a bad plan.

口先だけのうまい話は、すぐ見ぬかれる。

理解度チェック Quick Quiz

読み終わったら、3問だけ。間違えても大丈夫。多読は「だいたいわかる」で十分です。

Q1. Why couldn't the wolf walk?

Q2. What did the wolf ask the sheep for?

Q3. What did the sheep do?

この読み物の使い方 3ステップ

  1. 聞きながら読む 音声に合わせて光る文を目で追う(聞き読み)。わからない語は飛ばしてOK。
  2. 音声なしで読む ⏱計測ボタンで読む速さ(WPM)を測ってみる。
  3. 耳だけで聞く 🎧聞くだけモードで、文字を見ずに内容がわかるか試す。🔁1文リピートで音読・シャドーイングも。

聞き読みの効果とやり方/多読三原則

次に読む

Level 1 の読み物をもっと見る →