The Frog Doctor(カエルのお医者さん(にせ医者のカエル))の挿絵
Level 1 Beginnerイソップ物語

The Frog Doctor

カエルのお医者さん(にせ医者のカエル)

  • 📖 235 words
  • ⏱ 約3分
  • 🔊 1:34
  • YL 0.5–0.9
  • 英検5〜4級目安
  • 📝 全訳つき

あらすじ「ぼくはどんな病気でも治せる名医だ!」と森の動物たちに言いふらすカエル。そこへキツネがやってきて……。

イソップ寓話(タウンゼンド英訳 1867年)をもとに再話

キーワード(9語)本文の点線の語はタップで意味が出ます
  • muddyどろの
  • hoppedぴょんととんだ
  • stump切りかぶ
  • medicine薬
  • cure治す
  • sickness病気
  • soreいたい
  • bent曲がった
  • wrinklesしわ
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Google Cloud TTS(Chirp 3 HD・アメリカ英語・Charon)

A frog lived in a muddy pond. One day, he had a big idea. "I can be a doctor!" he said. "A famous doctor!"

泥だらけの池に、カエルが住んでいました。ある日、カエルはすごいことを思いつきました。「ぼくはお医者さんになれるぞ!」と、カエルは言いました。「有名なお医者さんに!」

He hopped out of the pond and went to the forest. He stood on a big stump and shouted to all the animals. "Come here, everyone! I am a great doctor! I know all about medicine. I can cure every sickness in the world!"

カエルは池からぴょんと出て、森へ行きました。そして大きな切り株の上に立って、動物たちに向かって叫びました。「みなさん、お集まりください! わたしはえらいお医者さんです! 薬のことなら何でも知っています。世界中のどんな病気でも治せますよ!」

Many animals came to listen. A rabbit came. A deer came. A bear came too.

たくさんの動物たちが、話を聞きにやって来ました。ウサギが来ました。シカが来ました。クマも来ました。

"My doctor's bag is full of wonderful medicine," said the frog. "Do you have a cough? I can stop it. Is your leg sore? I can fix it. Come to me, and I can make you well!"

「わたしのお医者さんのかばんには、素晴らしい薬がいっぱい詰まっています」と、カエルは言いました。「せきが出ますか? 止めてあげましょう。足が痛みますか? 治してあげましょう。わたしのところへ来れば、元気にしてあげますよ!」

The animals looked at each other. "A doctor?" said the rabbit. "Wow!"

動物たちは顔を見合わせました。「お医者さんだって?」と、ウサギが言いました。「すごい!」

But then a fox came out of the trees. He looked at the frog for a long time. He looked at his legs. He looked at his skin.

ところがそのとき、キツネが木々のあいだから出てきました。キツネは長いあいだ、カエルをじっと見ていました。足を見て、皮膚を見ました。

"Excuse me, Doctor," said the fox. "You can cure every sickness? Then why do you walk like that? Your legs are bent, and you can't walk. You only hop. And look at your skin! It is green and full of wrinkles. Cure yourself first, Doctor. Then we can believe you."

「失礼ですが、先生」と、キツネは言いました。「どんな病気でも治せるんですって? それなら、どうしてそんな歩き方をしているんです? 足は曲がっていて、歩けないじゃありませんか。ぴょんぴょん跳ねることしかできないでしょう。それに、その皮膚を見てごらんなさい! 緑色で、しわだらけですよ。まずはご自分を治しなさい、先生。そうしたら、わたしたちもあなたを信じますよ」

All the animals laughed. The frog's face turned even greener. He hopped back to his pond and did not come out for a long time.

動物たちはみんな笑いました。カエルの顔は、ますます緑色になりました。カエルはぴょんぴょんと池に戻り、長いあいだ出てきませんでした。

📖 全訳をまとめて読む 読み終わってからの答え合わせに

泥だらけの池に、カエルが住んでいました。ある日、カエルはすごいことを思いつきました。「ぼくはお医者さんになれるぞ!」と、カエルは言いました。「有名なお医者さんに!」

カエルは池からぴょんと出て、森へ行きました。そして大きな切り株の上に立って、動物たちに向かって叫びました。「みなさん、お集まりください! わたしはえらいお医者さんです! 薬のことなら何でも知っています。世界中のどんな病気でも治せますよ!」

たくさんの動物たちが、話を聞きにやって来ました。ウサギが来ました。シカが来ました。クマも来ました。

「わたしのお医者さんのかばんには、素晴らしい薬がいっぱい詰まっています」と、カエルは言いました。「せきが出ますか? 止めてあげましょう。足が痛みますか? 治してあげましょう。わたしのところへ来れば、元気にしてあげますよ!」

動物たちは顔を見合わせました。「お医者さんだって?」と、ウサギが言いました。「すごい!」

ところがそのとき、キツネが木々のあいだから出てきました。キツネは長いあいだ、カエルをじっと見ていました。足を見て、皮膚を見ました。

「失礼ですが、先生」と、キツネは言いました。「どんな病気でも治せるんですって? それなら、どうしてそんな歩き方をしているんです? 足は曲がっていて、歩けないじゃありませんか。ぴょんぴょん跳ねることしかできないでしょう。それに、その皮膚を見てごらんなさい! 緑色で、しわだらけですよ。まずはご自分を治しなさい、先生。そうしたら、わたしたちもあなたを信じますよ」

動物たちはみんな笑いました。カエルの顔は、ますます緑色になりました。カエルはぴょんぴょんと池に戻り、長いあいだ出てきませんでした。

日本語訳:多読ベスト

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このお話の教訓 Moral

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If you can't help yourself, don't say you can help others.

自分のこともできない者が、人を助けられるとは言えない。

理解度チェック Quick Quiz

読み終わったら、3問だけ。間違えても大丈夫。多読は「だいたいわかる」で十分です。

Q1. What did the frog say he was?

Q2. Who told the frog to cure himself first?

Q3. Why did the animals laugh?

この読み物の使い方 3ステップ

  1. 聞きながら読む 音声に合わせて光る文を目で追う(聞き読み)。わからない語は飛ばしてOK。
  2. 音声なしで読む ⏱計測ボタンで読む速さ(WPM)を測ってみる。
  3. 耳だけで聞く 🎧聞くだけモードで、文字を見ずに内容がわかるか試す。🔁1文リピートで音読・シャドーイングも。

聞き読みの効果とやり方/多読三原則

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