The Gnat and the Bull(ブヨとウシ)の挿絵
Level 1 Beginnerイソップ物語

The Gnat and the Bull

ブヨとウシ

  • 📖 222 words
  • ⏱ 約3分
  • 🔊 1:18
  • YL 0.5–0.9
  • 英検5〜4級目安
  • 📝 全訳つき

あらすじ大きなウシの角にとまった小さなブヨ。とび立つ前に、ていねいにウシに話しかけますが……。

イソップ寓話(タウンゼンド英訳 1867年)をもとに再話

キーワード(7語)本文の点線の語はタップで意味が出ます
  • bull雄牛
  • gnatブヨ(小さな虫)
  • horn角
  • tip先
  • buzzingブンブンいう
  • blinkedまばたきした
  • care気にする
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Google Cloud TTS(Chirp 3 HD・アメリカ英語・Orus)

A big bull stood in a green field. He was very large and strong. He ate grass all morning and did not think about anything.

大きな雄牛が、緑の野原に立っていました。雄牛はとても大きくて、力も強いのです。朝のあいだずっと草を食べていて、何も考えていませんでした。

A tiny gnat flew over the field. "What a nice big horn!" he said. "I can sit there." So he landed on the tip of the bull's horn.

ちっちゃなブヨが、野原の上を飛んでいました。「なんて立派な、大きな角だろう!」と、ブヨは言いました。「あそこにとまろう」そこでブヨは、雄牛の角の先にとまりました。

The gnat sat there for a long time. He looked around at the field. "What a great place," he thought. "I am so high up. I am the king of this field!"

ブヨは長いあいだ、そこにとまっていました。野原を見回して、「なんて素晴らしい場所だろう」とブヨは思いました。「こんなに高いところにいるんだ。ぼくはこの野原の王さまだ!」

Then it was time for the gnat to go. Before he flew away, he made a loud buzzing noise. "Bzzzz! Excuse me, Mr. Bull," he said. "I am very sorry. I sat on your horn for a long time. I was very heavy, I know. Do you want me to go now? Or can I stay a little longer?"

やがて、ブヨが立ち去る時が来ました。飛び立つ前に、ブヨは大きな羽音を立てました。「ブーン! 失礼します、雄牛さん」と、ブヨは言いました。「本当にすみません。長いあいだ、あなたの角にとまっていました。さぞ重かったでしょうね。もう行ったほうがいいですか? それとも、もう少しいてもいいですか?」

The bull looked up. "Hmm?" he said. "Who is talking?"

雄牛は顔を上げました。「うん?」と、雄牛は言いました。「誰がしゃべっているんだ?」

"It's me, the gnat! On your horn!"

「ぼくです、ブヨです! あなたの角の上にいます!」

The bull blinked. "Oh," he said. "I did not know you were there. I did not feel you come. And I don't care at all about your going. Fly away, little one, or stay. It is all the same to me."

雄牛はまばたきしました。「ああ」と、雄牛は言いました。「おまえがそこにいるなんて、知らなかったよ。来たのも気づかなかった。それに、おまえが行こうが行くまいが、ちっともかまわないよ。飛んでいくなり、いるなり、好きにしなさい、おちびさん。わたしにはどっちでも同じことだ」

The gnat's little face went red. He flew away quickly and quietly. He did not feel like a king anymore.

ブヨの小さな顔は、真っ赤になりました。ブヨは、素早く、こっそりと飛んでいきました。もう、王さまのような気分ではありませんでした。

📖 全訳をまとめて読む 読み終わってからの答え合わせに

大きな雄牛が、緑の野原に立っていました。雄牛はとても大きくて、力も強いのです。朝のあいだずっと草を食べていて、何も考えていませんでした。

ちっちゃなブヨが、野原の上を飛んでいました。「なんて立派な、大きな角だろう!」と、ブヨは言いました。「あそこにとまろう」そこでブヨは、雄牛の角の先にとまりました。

ブヨは長いあいだ、そこにとまっていました。野原を見回して、「なんて素晴らしい場所だろう」とブヨは思いました。「こんなに高いところにいるんだ。ぼくはこの野原の王さまだ!」

やがて、ブヨが立ち去る時が来ました。飛び立つ前に、ブヨは大きな羽音を立てました。「ブーン! 失礼します、雄牛さん」と、ブヨは言いました。「本当にすみません。長いあいだ、あなたの角にとまっていました。さぞ重かったでしょうね。もう行ったほうがいいですか? それとも、もう少しいてもいいですか?」

雄牛は顔を上げました。「うん?」と、雄牛は言いました。「誰がしゃべっているんだ?」

「ぼくです、ブヨです! あなたの角の上にいます!」

雄牛はまばたきしました。「ああ」と、雄牛は言いました。「おまえがそこにいるなんて、知らなかったよ。来たのも気づかなかった。それに、おまえが行こうが行くまいが、ちっともかまわないよ。飛んでいくなり、いるなり、好きにしなさい、おちびさん。わたしにはどっちでも同じことだ」

ブヨの小さな顔は、真っ赤になりました。ブヨは、素早く、こっそりと飛んでいきました。もう、王さまのような気分ではありませんでした。

日本語訳:多読ベスト

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このお話の教訓 Moral

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Some people think they are much more important than they really are.

自分で思うほど、ほかの人は自分のことを気にしていない。

理解度チェック Quick Quiz

読み終わったら、3問だけ。間違えても大丈夫。多読は「だいたいわかる」で十分です。

Q1. Where did the gnat sit?

Q2. What did the gnat think he was?

Q3. How did the bull feel about the gnat?

この読み物の使い方 3ステップ

  1. 聞きながら読む 音声に合わせて光る文を目で追う(聞き読み)。わからない語は飛ばしてOK。
  2. 音声なしで読む ⏱計測ボタンで読む速さ(WPM)を測ってみる。
  3. 耳だけで聞く 🎧聞くだけモードで、文字を見ずに内容がわかるか試す。🔁1文リピートで音読・シャドーイングも。

聞き読みの効果とやり方/多読三原則

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