The Horse and the Groom(馬と世話係)の挿絵
Level 1 Beginnerイソップ物語

The Horse and the Groom

馬と世話係

  • 📖 200 words
  • ⏱ 約3分
  • 🔊 1:22
  • YL 0.5–0.9
  • 英検5〜4級目安
  • 📝 全訳つき

あらすじ毎日ていねいに馬の毛をみがく世話係。でも、馬はどんどんやせていきます。いったいなぜでしょう。

イソップ寓話(タウンゼンド英訳 1867年)をもとに再話

キーワード(9語)本文の点線の語はタップで意味が出ます
  • groom馬の世話係
  • brushedブラシをかけた
  • coat毛なみ
  • oatsオート麦(馬のえさ)
  • market市場
  • pocketポケット
  • thinnerよりやせた
  • feedえさをやる
  • stable馬小屋
音声に合わせて文が光ります0:00 / 1:22

Google Cloud TTS(Chirp 3 HD・アメリカ英語・Kore)

A rich man had a fine horse. He also had a groom. The groom's job was to take care of the horse.

ある金持ちが、りっぱな馬を持っていました。馬の世話係もやとっていました。世話係の仕事は、馬の面倒を見ることでした。

Every day, the groom brushed the horse for hours. He brushed his back. He brushed his legs. He brushed his long tail. He washed him and made his coat shine.

世話係は毎日、何時間もかけて馬にブラシをかけました。背中にも、足にも、長いしっぽにもブラシをかけました。馬を洗って、毛をぴかぴかにしました。

But the groom had a secret. Every night, he took the horse's oats. He put them in a big bag and sold them at the market. Then he put the money in his own pocket. So the horse got only a little food.

ところが、世話係にはひみつがありました。毎晩、馬のえさのオート麦をくすねていたのです。それを大きな袋に入れて市場で売り、お金を自分のポケットに入れていました。そのせいで、馬はほんの少ししかえさをもらえませんでした。

Day after day, the horse got thinner. His legs got weak. His head hung low. But the groom brushed him more and more. "Look at you!" he said. "So shiny! So beautiful!"

来る日も来る日も、馬はやせていきました。足は弱り、頭はがっくりと垂れました。それなのに、世話係は前よりもいっそう熱心にブラシをかけました。「見てごらん!」と、世話係は言いました。「こんなにぴかぴかだ! なんて美しいんだろう!」

One morning, the groom came with his brush again. The horse looked at him with tired eyes.

ある朝、世話係はまたブラシを持ってやって来ました。馬はつかれた目で世話係を見ました。

"Please stop," said the horse. "You brush me all day. You make me shiny. But I am so hungry! Do you really want a good, strong horse? Then brush me less, and feed me more!"

「どうかやめてください」と、馬は言いました。「あなたは一日中わたしにブラシをかけて、ぴかぴかにしてくれる。でも、わたしはおなかがぺこぺこなんです! ほんとうに、元気で強い馬がほしいのですか? それなら、ブラシはほどほどにして、えさをもっとください!」

The groom's face turned red. He had nothing to say. That night, the bag of oats stayed in the horse's stable.

世話係の顔は真っ赤になりました。何も言い返せませんでした。その夜、オート麦の袋は、馬小屋に置かれたままでした。

📖 全訳をまとめて読む 読み終わってからの答え合わせに

ある金持ちが、りっぱな馬を持っていました。馬の世話係もやとっていました。世話係の仕事は、馬の面倒を見ることでした。

世話係は毎日、何時間もかけて馬にブラシをかけました。背中にも、足にも、長いしっぽにもブラシをかけました。馬を洗って、毛をぴかぴかにしました。

ところが、世話係にはひみつがありました。毎晩、馬のえさのオート麦をくすねていたのです。それを大きな袋に入れて市場で売り、お金を自分のポケットに入れていました。そのせいで、馬はほんの少ししかえさをもらえませんでした。

来る日も来る日も、馬はやせていきました。足は弱り、頭はがっくりと垂れました。それなのに、世話係は前よりもいっそう熱心にブラシをかけました。「見てごらん!」と、世話係は言いました。「こんなにぴかぴかだ! なんて美しいんだろう!」

ある朝、世話係はまたブラシを持ってやって来ました。馬はつかれた目で世話係を見ました。

「どうかやめてください」と、馬は言いました。「あなたは一日中わたしにブラシをかけて、ぴかぴかにしてくれる。でも、わたしはおなかがぺこぺこなんです! ほんとうに、元気で強い馬がほしいのですか? それなら、ブラシはほどほどにして、えさをもっとください!」

世話係の顔は真っ赤になりました。何も言い返せませんでした。その夜、オート麦の袋は、馬小屋に置かれたままでした。

日本語訳:多読ベスト

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このお話の教訓 Moral

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A nice look on the outside can't take the place of real care.

見かけだけの世話より、本当に必要なものをあたえることが大切。

理解度チェック Quick Quiz

読み終わったら、3問だけ。間違えても大丈夫。多読は「だいたいわかる」で十分です。

Q1. What did the groom do every day?

Q2. What did he do with the oats?

Q3. What did the horse want?

この読み物の使い方 3ステップ

  1. 聞きながら読む 音声に合わせて光る文を目で追う(聞き読み)。わからない語は飛ばしてOK。
  2. 音声なしで読む ⏱計測ボタンで読む速さ(WPM)を測ってみる。
  3. 耳だけで聞く 🎧聞くだけモードで、文字を見ずに内容がわかるか試す。🔁1文リピートで音読・シャドーイングも。

聞き読みの効果とやり方/多読三原則

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