The Camel and Zeus(ラクダとゼウス)の挿絵
Level 1 Beginnerイソップ物語

The Camel and Zeus

ラクダとゼウス

  • 📖 222 words
  • ⏱ 約3分
  • 🔊 1:27
  • YL 0.5–0.9
  • 英検5〜4級目安
  • 📝 全訳つき

あらすじウシのりっぱな角がうらやましくなったラクダは、神さまの王ゼウスに「わたしにも角をください」とお願いしに行きます。

イソップ寓話(タウンゼンド英訳 1867年)をもとに再話

キーワード(8語)本文の点線の語はタップで意味が出ます
  • camelラクダ
  • bull雄牛
  • horns角
  • shinyつやのある
  • gods神々
  • desertさばく
  • enoughじゅうぶんな
  • giftsさずかったもの
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Google Cloud TTS(Chirp 3 HD・アメリカ英語・Zephyr)

A camel lived in a dry land. He was big and strong. He could walk for many days without water. But one day, he saw a bull with two beautiful horns on his head.

乾いた土地に、ラクダが住んでいました。ラクダは大きくて力が強く、水を飲まずに何日も歩けました。ところがある日、ラクダは雄牛を見かけました。その頭には、二本の美しい角が生えていました。

"Oh, look at those horns!" said the camel. "They are so long and shiny. Everyone looks at the bull. I want horns too!"

「おお、あの角を見てごらん!」と、ラクダは言いました。「とても長くて、つやつやしている。みんなが雄牛を見ている。ぼくも角がほしい!」

He looked at his own head in the water. It had no horns. It had only two ears. He felt sad.

ラクダは、水に映った自分の頭を見ました。角はありません。耳が二つあるだけです。ラクダは悲しくなりました。

So the camel went to the top of a high mountain. There he met Zeus, the king of the gods. "Great Zeus," said the camel, "please give me horns. A bull has horns. Why can't I have horns too?"

そこでラクダは、高い山のてっぺんへ行きました。そして、神々の王ゼウスに会いました。「偉大なゼウスさま」と、ラクダは言いました。「どうか、わたしに角をください。雄牛には角があります。どうして、わたしにはいただけないのですか?」

Zeus looked down at the camel. He was not happy. "Camel," he said, "I gave you a big, strong body. You can carry heavy things. You can walk across the desert. You can live many days without water. Isn't that enough?"

ゼウスはラクダを見下ろしました。ゼウスは不機嫌でした。「ラクダよ」と、ゼウスは言いました。「わたしはおまえに、大きくて強い体を与えた。おまえは重い物を運べる。砂漠を越えて歩いていける。水がなくても何日も生きていける。それで十分ではないのか?」

"No," said the camel. "I want horns too. Please, please!"

「いいえ」と、ラクダは言いました。「角もほしいのです。どうか、どうかお願いします!」

Zeus got angry. "You are never happy with your gifts," he said. "So, no horns for you. And I can make your ears smaller too!" He touched the camel's ears, and they got shorter.

ゼウスは怒りました。「おまえは、与えられたものに満足するということがないのだな」と、ゼウスは言いました。「では、角はやらぬ。それに、耳も小さくしてやろう!」ゼウスがラクダの耳に触れると、耳は短くなってしまいました。

The camel walked down the mountain with his little short ears. And that is why camels have small ears today.

ラクダは短くなった耳のまま、山を下りていきました。そういうわけで、ラクダは今でも小さな耳をしているのです。

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乾いた土地に、ラクダが住んでいました。ラクダは大きくて力が強く、水を飲まずに何日も歩けました。ところがある日、ラクダは雄牛を見かけました。その頭には、二本の美しい角が生えていました。

「おお、あの角を見てごらん!」と、ラクダは言いました。「とても長くて、つやつやしている。みんなが雄牛を見ている。ぼくも角がほしい!」

ラクダは、水に映った自分の頭を見ました。角はありません。耳が二つあるだけです。ラクダは悲しくなりました。

そこでラクダは、高い山のてっぺんへ行きました。そして、神々の王ゼウスに会いました。「偉大なゼウスさま」と、ラクダは言いました。「どうか、わたしに角をください。雄牛には角があります。どうして、わたしにはいただけないのですか?」

ゼウスはラクダを見下ろしました。ゼウスは不機嫌でした。「ラクダよ」と、ゼウスは言いました。「わたしはおまえに、大きくて強い体を与えた。おまえは重い物を運べる。砂漠を越えて歩いていける。水がなくても何日も生きていける。それで十分ではないのか?」

「いいえ」と、ラクダは言いました。「角もほしいのです。どうか、どうかお願いします!」

ゼウスは怒りました。「おまえは、与えられたものに満足するということがないのだな」と、ゼウスは言いました。「では、角はやらぬ。それに、耳も小さくしてやろう!」ゼウスがラクダの耳に触れると、耳は短くなってしまいました。

ラクダは短くなった耳のまま、山を下りていきました。そういうわけで、ラクダは今でも小さな耳をしているのです。

日本語訳:多読ベスト

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このお話の教訓 Moral

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If you always want more, you can lose what you have.

よくばってもっともっとと望むと、今あるものまで失う。

理解度チェック Quick Quiz

読み終わったら、3問だけ。間違えても大丈夫。多読は「だいたいわかる」で十分です。

Q1. What did the camel want?

Q2. Who did the camel ask?

Q3. What happened to the camel's ears?

この読み物の使い方 3ステップ

  1. 聞きながら読む 音声に合わせて光る文を目で追う(聞き読み)。わからない語は飛ばしてOK。
  2. 音声なしで読む ⏱計測ボタンで読む速さ(WPM)を測ってみる。
  3. 耳だけで聞く 🎧聞くだけモードで、文字を見ずに内容がわかるか試す。🔁1文リピートで音読・シャドーイングも。

聞き読みの効果とやり方/多読三原則

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