The Fox and the Thornbush(キツネとイバラ)の挿絵
Level 1 Beginnerイソップ物語

The Fox and the Thornbush

キツネとイバラ

  • 📖 214 words
  • ⏱ 約3分
  • 🔊 1:23
  • YL 0.5–0.9
  • 英検5〜4級目安
  • 📝 全訳つき

あらすじへいから落ちそうになったキツネは、近くのイバラにしがみつきます。足がとげだらけになって、キツネはカンカンにおこりますが……。

イソップ寓話(タウンゼンド英訳 1867年)をもとに再話

キーワード(9語)本文の点線の語はタップで意味が出ます
  • fenceへい
  • slippedすべった
  • grabbedつかんだ
  • thornbushイバラのしげみ
  • thornsとげ
  • paws足
  • coveredおおわれた
  • nature生まれつきの性質
  • soreいたい
音声に合わせて文が光ります0:00 / 1:23

Google Cloud TTS(Chirp 3 HD・アメリカ英語・Leda)

A fox wanted to get into a farmer's garden. There was a tall fence of branches around it. So the fox started to climb over the fence.

キツネが、農夫の畑に入りこもうとしていました。畑の周りには、枝で作った高い垣根がありました。そこでキツネは、垣根をよじ登って越えようとしました。

He climbed higher and higher. But near the top, his foot slipped. "Whoa!" He started to fall. Quickly, he grabbed the nearest plant. It was a thornbush!

キツネはどんどん高く登っていきました。ところが、てっぺん近くで足が滑りました。「うわっ!」キツネは落ちかけました。とっさに、すぐそばの植物をつかみました。それはイバラでした!

"Ouch! Ouch! Ouch!" cried the fox. The sharp thorns went into his paws. He let go and fell down onto the ground. His paws hurt very much. They were red and full of little thorns.

「いたっ! いたっ! いたっ!」と、キツネは叫びました。鋭いとげが、前足に突き刺さったのです。キツネは手を放して、地面に落ちてしまいました。前足はひどく痛みました。真っ赤になって、小さなとげだらけでした。

The fox was very angry. He looked up at the thornbush. "You bad, bad plant!" he shouted. "I was falling, and I came to you for help. But look at my paws! You hurt me more than the fall!"

キツネはかんかんに怒って、イバラを見上げました。「この悪い、悪い草め!」と、キツネは怒鳴りました。「落ちそうになったから、おまえにつかまって助けてもらおうとしたんだぞ。なのに、この前足を見ろ! 落ちるよりも、おまえにつかまったほうが、よっぽど痛かったじゃないか!」

The thornbush was quiet for a moment. Then it spoke. "Wait a minute, Mr. Fox," it said. "Look at me. I am a thornbush. I am covered with sharp thorns. I catch everything that touches me. That is my nature! Why did you grab me? That was your mistake, not mine."

イバラはしばらく黙っていましたが、やがて口を開きました。「ちょっと待ってください、キツネさん」と、イバラは言いました。「わたしを見てください。わたしはイバラです。鋭いとげに覆われていて、触れるものは何でも引っかけてしまいます。それがわたしの性分なんです! どうしてわたしをつかんだんです? 間違えたのはあなたで、わたしではありませんよ」

The fox looked at his paws. Then he looked at the thorns. He had nothing to say. He walked home slowly on his sore paws, and he did not get into the garden that day.

キツネは自分の前足を見ました。それから、とげを見ました。何も言い返せませんでした。キツネは痛む前足で、ゆっくりと家に帰りました。その日、畑には入れずじまいでした。

📖 全訳をまとめて読む 読み終わってからの答え合わせに

キツネが、農夫の畑に入りこもうとしていました。畑の周りには、枝で作った高い垣根がありました。そこでキツネは、垣根をよじ登って越えようとしました。

キツネはどんどん高く登っていきました。ところが、てっぺん近くで足が滑りました。「うわっ!」キツネは落ちかけました。とっさに、すぐそばの植物をつかみました。それはイバラでした!

「いたっ! いたっ! いたっ!」と、キツネは叫びました。鋭いとげが、前足に突き刺さったのです。キツネは手を放して、地面に落ちてしまいました。前足はひどく痛みました。真っ赤になって、小さなとげだらけでした。

キツネはかんかんに怒って、イバラを見上げました。「この悪い、悪い草め!」と、キツネは怒鳴りました。「落ちそうになったから、おまえにつかまって助けてもらおうとしたんだぞ。なのに、この前足を見ろ! 落ちるよりも、おまえにつかまったほうが、よっぽど痛かったじゃないか!」

イバラはしばらく黙っていましたが、やがて口を開きました。「ちょっと待ってください、キツネさん」と、イバラは言いました。「わたしを見てください。わたしはイバラです。鋭いとげに覆われていて、触れるものは何でも引っかけてしまいます。それがわたしの性分なんです! どうしてわたしをつかんだんです? 間違えたのはあなたで、わたしではありませんよ」

キツネは自分の前足を見ました。それから、とげを見ました。何も言い返せませんでした。キツネは痛む前足で、ゆっくりと家に帰りました。その日、畑には入れずじまいでした。

日本語訳:多読ベスト

押すと、この端末の読書記録(100万語メーター)に語数が加わります。

このお話の教訓 Moral

タップして見る

Don't ask for help from someone who hurts everyone.

だれでも傷つける者に助けをもとめるのはまちがい。

理解度チェック Quick Quiz

読み終わったら、3問だけ。間違えても大丈夫。多読は「だいたいわかる」で十分です。

Q1. Why did the fox grab the thornbush?

Q2. Why was the fox angry?

Q3. What did the thornbush say?

この読み物の使い方 3ステップ

  1. 聞きながら読む 音声に合わせて光る文を目で追う(聞き読み)。わからない語は飛ばしてOK。
  2. 音声なしで読む ⏱計測ボタンで読む速さ(WPM)を測ってみる。
  3. 耳だけで聞く 🎧聞くだけモードで、文字を見ずに内容がわかるか試す。🔁1文リピートで音読・シャドーイングも。

聞き読みの効果とやり方/多読三原則

次に読む

Level 1 の読み物をもっと見る →