The Donkey and the War Horse(ロバと軍馬)の挿絵
Level 1 Beginnerイソップ物語

The Donkey and the War Horse

ロバと軍馬

  • 📖 227 words
  • ⏱ 約3分
  • 🔊 1:29
  • YL 0.5–0.9
  • 英検5〜4級目安
  • 📝 全訳つき

あらすじ毎日重い荷物を運ぶロバは、大切にされている軍馬がうらやましくてたまりません。ところが、ある日……。

イソップ寓話(タウンゼンド英訳 1867年)をもとに再話

キーワード(10語)本文の点線の語はタップで意味が出ます
  • donkeyロバ
  • wheat小麦
  • war horse軍馬
  • soldier兵士
  • oatsオート麦
  • stable馬小屋
  • armorよろい
  • saddleくら
  • battle戦い
  • envyうらやむ
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Google Cloud TTS(Chirp 3 HD・アメリカ英語・Zephyr)

A donkey and a horse lived on the same farm. The donkey worked very hard every day. He carried heavy bags of wheat to the market. He got only a little dry grass to eat.

ロバと馬が、同じ農場で暮らしていました。ロバは毎日、一生懸命働きました。小麦の重い袋を、市場まで運ぶのです。それなのに、もらえる食べ物は、乾いた草がほんの少しだけでした。

But the horse had an easy life. He was the war horse of a soldier. He did not carry bags. He ate the best oats every day. People brushed him and cleaned him. He lived in a warm, clean stable.

けれども、馬は楽な暮らしをしていました。馬は、ある兵士の軍馬でした。袋を運ぶことはなく、毎日最高のオート麦を食べていました。人々が馬にブラシをかけ、きれいにしてやりました。馬は、暖かくて清潔な馬小屋で暮らしていました。

"Oh, you lucky horse," said the donkey one evening. "Your life is so easy. Everyone takes care of you. And look at me! I work all day, and I am always hungry. I want a life like yours."

ある晩、ロバは言いました。「ああ、きみは運のいい馬だね。きみの暮らしはとても楽だ。みんながきみの世話をしてくれる。それに比べて、ぼくを見てよ! 一日中働いて、いつも腹ぺこだ。きみみたいな暮らしがしたいよ」

The horse only shook his head and said nothing.

馬はただ首を振って、何も言いませんでした。

Then one day, a war began. The soldier put on his armor. He put a heavy saddle on the horse and jumped on his back. They rode away to the battle. The donkey watched from the farm.

そんなある日、戦争が始まりました。兵士はよろいを身につけ、馬に重いくらを載せて、その背中に飛び乗りました。そして、戦場へと去っていきました。ロバは農場から、その姿を見送りました。

Many days later, the soldier came back. But the horse was not with him. The donkey heard the news. In the battle, the horse was badly hurt. He never came home again.

何日もたってから、兵士が帰ってきました。でも、馬は一緒ではありませんでした。ロバは、その知らせを聞きました。馬は戦いでひどい傷を負ったのです。そして、二度と帰ってきませんでした。

The donkey stood still for a long time. He looked at his heavy bags and his dry grass. "Poor horse," he said quietly. "My life is hard. But maybe I am the lucky one after all."

ロバは長いあいだ、じっと立ち尽くしていました。自分の重い袋と、乾いた草を見ました。「かわいそうな馬」と、ロバは小さな声で言いました。「ぼくの暮らしはつらい。でも、結局運がいいのは、ぼくのほうなのかもしれないな」

📖 全訳をまとめて読む 読み終わってからの答え合わせに

ロバと馬が、同じ農場で暮らしていました。ロバは毎日、一生懸命働きました。小麦の重い袋を、市場まで運ぶのです。それなのに、もらえる食べ物は、乾いた草がほんの少しだけでした。

けれども、馬は楽な暮らしをしていました。馬は、ある兵士の軍馬でした。袋を運ぶことはなく、毎日最高のオート麦を食べていました。人々が馬にブラシをかけ、きれいにしてやりました。馬は、暖かくて清潔な馬小屋で暮らしていました。

ある晩、ロバは言いました。「ああ、きみは運のいい馬だね。きみの暮らしはとても楽だ。みんながきみの世話をしてくれる。それに比べて、ぼくを見てよ! 一日中働いて、いつも腹ぺこだ。きみみたいな暮らしがしたいよ」

馬はただ首を振って、何も言いませんでした。

そんなある日、戦争が始まりました。兵士はよろいを身につけ、馬に重いくらを載せて、その背中に飛び乗りました。そして、戦場へと去っていきました。ロバは農場から、その姿を見送りました。

何日もたってから、兵士が帰ってきました。でも、馬は一緒ではありませんでした。ロバは、その知らせを聞きました。馬は戦いでひどい傷を負ったのです。そして、二度と帰ってきませんでした。

ロバは長いあいだ、じっと立ち尽くしていました。自分の重い袋と、乾いた草を見ました。「かわいそうな馬」と、ロバは小さな声で言いました。「ぼくの暮らしはつらい。でも、結局運がいいのは、ぼくのほうなのかもしれないな」

日本語訳:多読ベスト

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このお話の教訓 Moral

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Don't envy others. An easy life can hide big dangers.

人のよさそうな暮らしをうらやんではいけない。そこには見えない危険もある。

理解度チェック Quick Quiz

読み終わったら、3問だけ。間違えても大丈夫。多読は「だいたいわかる」で十分です。

Q1. Why did the donkey think the horse was lucky?

Q2. What happened to the horse?

Q3. How did the donkey feel at the end?

この読み物の使い方 3ステップ

  1. 聞きながら読む 音声に合わせて光る文を目で追う(聞き読み)。わからない語は飛ばしてOK。
  2. 音声なしで読む ⏱計測ボタンで読む速さ(WPM)を測ってみる。
  3. 耳だけで聞く 🎧聞くだけモードで、文字を見ずに内容がわかるか試す。🔁1文リピートで音読・シャドーイングも。

聞き読みの効果とやり方/多読三原則

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