The Crab and the Fox(カニとキツネ)の挿絵
Level 1 Beginnerイソップ物語

The Crab and the Fox

カニとキツネ

  • 📖 202 words
  • ⏱ 約3分
  • 🔊 1:16
  • YL 0.5–0.9
  • 英検5〜4級目安
  • 📝 全訳つき

あらすじ「海なんてたいくつだ」と、カニは緑の野原にひっこしました。ところが、その野原の近くには……。

イソップ寓話(タウンゼンド英訳 1867年)をもとに再話

キーワード(8語)本文の点線の語はタップで意味が出ます
  • crabカニ
  • sandすな
  • boringたいくつな
  • belongいるべきだ
  • sideways横向きに
  • beach浜辺
  • sighedため息をついた
  • faultせい
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Google Cloud TTS(Chirp 3 HD・アメリカ英語・Aoede)

A crab lived by the sea. Every day, he walked on the sand and looked for food in the water. But one day, he looked up at the land.

海のそばに、カニが住んでいました。カニは毎日、砂の上を歩いて、水の中で食べ物を探していました。ところがある日、カニは陸のほうを見上げました。

"Look at that green field," he said. "The grass is soft, and there are pretty flowers. The sea is boring. I want to live there!"

「あの緑の野原を見てごらん」と、カニは言いました。「草は柔らかいし、きれいな花も咲いている。海なんて退屈だ。ぼくはあそこで暮らしたい!」

His friends said, "Crabs belong in the sea. The land is not for us." But the crab did not listen. He walked sideways, click, click, click, up the beach and into the green field.

友だちは言いました。「カニは海で暮らすものだよ。陸はぼくたちのいる場所じゃない」でも、カニは聞き入れませんでした。カチ、カチ、カチと横歩きで浜辺を上がっていき、緑の野原に入っていきました。

The field was nice. The sun was warm. The crab walked around and looked at the flowers. "This is the life!" he said.

野原はすてきなところでした。お日さまは暖かく、カニは歩き回って花をながめました。「これぞ最高の暮らしだ!」と、カニは言いました。

But a hungry fox lived near the field. He saw a strange red thing in the grass. "What is that?" he said. He came closer. "A crab! In my field! What a nice surprise!"

ところが、野原の近くには、おなかをすかせたキツネが住んでいました。キツネは、草の中に何か赤い変なものがいるのに気づきました。「あれは何だ?」と言いながら、キツネは近づいてきました。「カニだ! おれの野原に! これは思いがけない幸運だ!」

The crab ran for the sea. But the sea was far away, and crabs are slow on land. The fox jumped and caught him.

カニは海に向かって逃げ出しました。でも、海は遠く、カニは陸の上ではのろいのです。キツネは飛びかかって、カニを捕まえました。

The crab sighed. "This is my own fault," he said. "My home was the sea. The land was never a place for me." And that was the end of the crab's new life.

カニはため息をつきました。「自分のせいだ」と、カニは言いました。「ぼくのすみかは海だったんだ。陸は、初めからぼくのいる場所じゃなかったんだ」こうして、カニの新しい暮らしはおしまいになりました。

📖 全訳をまとめて読む 読み終わってからの答え合わせに

海のそばに、カニが住んでいました。カニは毎日、砂の上を歩いて、水の中で食べ物を探していました。ところがある日、カニは陸のほうを見上げました。

「あの緑の野原を見てごらん」と、カニは言いました。「草は柔らかいし、きれいな花も咲いている。海なんて退屈だ。ぼくはあそこで暮らしたい!」

友だちは言いました。「カニは海で暮らすものだよ。陸はぼくたちのいる場所じゃない」でも、カニは聞き入れませんでした。カチ、カチ、カチと横歩きで浜辺を上がっていき、緑の野原に入っていきました。

野原はすてきなところでした。お日さまは暖かく、カニは歩き回って花をながめました。「これぞ最高の暮らしだ!」と、カニは言いました。

ところが、野原の近くには、おなかをすかせたキツネが住んでいました。キツネは、草の中に何か赤い変なものがいるのに気づきました。「あれは何だ?」と言いながら、キツネは近づいてきました。「カニだ! おれの野原に! これは思いがけない幸運だ!」

カニは海に向かって逃げ出しました。でも、海は遠く、カニは陸の上ではのろいのです。キツネは飛びかかって、カニを捕まえました。

カニはため息をつきました。「自分のせいだ」と、カニは言いました。「ぼくのすみかは海だったんだ。陸は、初めからぼくのいる場所じゃなかったんだ」こうして、カニの新しい暮らしはおしまいになりました。

日本語訳:多読ベスト

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このお話の教訓 Moral

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Be happy in the place where you belong.

自分に合った場所で満足することが、しあわせのもと。

理解度チェック Quick Quiz

読み終わったら、3問だけ。間違えても大丈夫。多読は「だいたいわかる」で十分です。

Q1. Where did the crab live at first?

Q2. Why did the crab go to the field?

Q3. What did the crab say at the end?

この読み物の使い方 3ステップ

  1. 聞きながら読む 音声に合わせて光る文を目で追う(聞き読み)。わからない語は飛ばしてOK。
  2. 音声なしで読む ⏱計測ボタンで読む速さ(WPM)を測ってみる。
  3. 耳だけで聞く 🎧聞くだけモードで、文字を見ずに内容がわかるか試す。🔁1文リピートで音読・シャドーイングも。

聞き読みの効果とやり方/多読三原則

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