tyranny of the majority
/ˈtɪrəni əv ðə məˈdʒɔːrəti/名詞
多数派の専制、多数者の暴政
多数決なら何でも決めていい?民主主義の落とし穴
SUMMARY
意味と背景
民主主義で多数決を重視するあまり、多数派が少数派の権利や自由を押しつぶしてしまう危険を指す言葉。入試長文やニュースでは、多数決の限界、少数者の人権、国民投票の是非、ネット上の集団攻撃などを論じる場面で使われる。多数の意思を尊重しながら、少数派の権利をどう守るかが民主主義の大きな課題になる。
EXAMPLES
例文
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1
Democracy must avoid the tyranny of the majority.
民主主義は多数派の専制を避けなければならない。
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2
Critics warned that the referendum could lead to a tyranny of the majority over ethnic minorities.
批判派は、その国民投票が少数民族に対する多数派の専制につながりかねないと警告した。
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3
Majority rule is important, but we must protect minority rights to prevent the tyranny of the majority.
多数決は大切だが、多数派の専制を防ぐために少数派の権利を守らなければならない。
COLLOCATIONS
よく一緒に使う表現
- guard against the tyranny of the majority多数派の専制を防ぐ
- the danger of the tyranny of the majority多数派の専制の危険
- lead to the tyranny of the majority多数派の専制につながる
SYNONYMS
ほかの言い方
読み込み中…
関連度は Datamuse API による英語コーパス上の近さです。
TRIVIA
豆知識
フランスの思想家トクヴィルが1835年から出版した『アメリカのデモクラシー』で、アメリカ社会を観察しながらこの危険を論じた。イギリスの哲学者ジョン・スチュアート・ミルも1859年の『自由論』でこの言葉を取り上げた。そして、法律による強制だけでなく、世間の意見や慣習が個性を押しつぶす「社会的な専制」にも警戒すべきだとした。tyranny は、古代ギリシャで正当な手続きによらずに権力を握った支配者 tyrant に由来する。憲法で基本的人権を定め、多数決でも簡単に奪えないようにしているのは、この危険への備えといえる。
FOR EXAMS
試験に出るポイント
民主主義・人権の長文で出る。majority rule と minority rights の対比で押さえる。英作文では多数決の限界を述べるのに使える。
QUIZ
1問チャレンジ
「tyranny of the majority」の意味はどれ?