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10月6日の速報速報の時事英語

ICCとタリバン 見出しに並んだ unseal

公開

これは10月6日時点の速報です。その後の動きは反映していません。語の意味と使い方は語のページにまとめています。

unseal

/ʌnˈsiːl/動詞

(非公開の文書を)公開する、封を解く

「ICCが逮捕状をunseal」は今出したのではない。どういうこと?

SUMMARY

意味と背景

封をしてあったものを開けること。ニュースでは、裁判所がそれまで非公開にしていた逮捕状・起訴状・裁判の記録を公開するという意味でよく使われる。逮捕状は、相手に逃げられたり証拠を隠されたりしないよう、しばらく伏せておくことがあり、それが公開されると見出しになる。

WHY NOW

いま話題になっている理由

国際刑事裁判所(ICC)は10月5日(現地時間)、アフガニスタンのタリバン政権の教育相と高等教育相に出していた逮捕状を公開した。女性や少女から教育の機会を奪ったことが、人道に対する犯罪にあたる疑いがあるとしている。2人の逮捕状は以前に出されていたが、それまで非公開だった。英字ニュースの見出しには、そろって ICC unseals arrest warrants(ICCが逮捕状を公開)が並んだ。

unseal は「封を解く」

seal は「封をする、封印する」で、頭に un- がついた unseal は「封を解く、開封する」。発音は「アンシール」。裁判のニュースでは、それまで非公開(封印)にされていた逮捕状や起訴状、裁判の記録を「公開する」という意味で使う。ICCも今回のように、出した逮捕状をしばらく伏せておき、あとで公開することがある。

under seal は「非公開で」

公開される前の状態は under seal(非公開で、封印されて)と言う。issued under seal で「非公開で出された」、remain under seal で「非公開のままである」。見出しの ICC unseals arrest warrants は、逮捕状が今出されたのではなく、前から出ていたものが明らかにされたという意味になる。issue(出す)と unseal(公開する)を取り違えないことが大事だ。

アメリカの裁判でもよく出る

unseal はアメリカの裁判の記事でもよく見る語で、unsealed indictment(公開された起訴状)、unsealed court documents(公開された裁判記録)の形で出る。反対に、記録を非公開にするのは seal、記録の一部を黒く塗って伏せるのは redact と言う。似た語の declassify は、おもに政府の機密文書の指定を解いて公開するときに使う。

EXAMPLES

例文

  1. 1

    The court unsealed the documents on Monday.

    裁判所は月曜日にその文書を公開した。

  2. 2

    The arrest warrants had been issued under seal last year and were unsealed this week.

    その逮捕状は昨年非公開で出されており、今週公開された。

  3. 3

    Reporters asked the judge to unseal the records of the trial.

    記者たちは、その裁判の記録を公開するよう裁判官に求めた。

COLLOCATIONS

よく一緒に使う表現

TRIVIA

豆知識

seal はもともと、手紙や文書に押す「封印、印章」のこと。封をした手紙の中身が読めないように、裁判所が記録を非公開にすることも seal と言う。un- は「元に戻す」を表す接頭辞で、unlock(鍵を開ける)や undo(元に戻す)と同じ仲間だ。見出しで unseal を見たら、「新しく出た」のではなく「前から出ていたものが明らかになった」と読むのがコツ。似た語の declassify は政府の機密指定を解くこと、redact は文書の一部を黒く塗って伏せることで、unseal された記録でも一部が redact されていることがある。

IN THE NEWS

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