Solitude(エラ・ウィーラー・ウィルコックス「孤独」)の挿絵

Solitude

エラ・ウィーラー・ウィルコックス「孤独」

  • 📖 165 words
  • ⏱ 約2分
  • YL 3.5–4.9
  • 英検準1級目安
  • 📝 全訳つき

あらすじアメリカの詩人エラ・ウィーラー・ウィルコックス(1850–1919)の代表作で、冒頭の “Laugh, and the world laughs with you; / Weep, and you weep alone.” は、ことわざのように広く知られています。笑えば世界もいっしょに笑うが、泣けばひとりで泣くことになる――人は楽しさは分かち合いたがるが、悲しみは避けてしまう、という人の世の現実を、対になった短い命令文で次々と示します。最後は「痛みのせまい通路は、ひとりずつ通っていかなければならない」としめくくります。Laugh / Weep、Sing / Sigh のような対の言葉を、明るい声と暗い声で読み分けてみましょう。

エラ・ウィーラー・ウィルコックス。1883年「ニューヨーク・サン」紙に発表、『情熱の詩』(1883年)所収。本文: Project Gutenberg eBook #16776

キーワード(13語)本文の点線の語はタップで意味が出ます
  • weep泣く
  • mirth陽気さ、笑い
  • boundはずむ
  • shrink from〜からしりごみする
  • woe苦しみ、悲しみ
  • decline断る
  • nectar'd神酒のように甘い
  • gall苦いもの、苦しみ
  • fast断食する
  • lordly堂々とした
  • train行列
  • file on一列に進む
  • aisles通路

🔊 音声は準備中です。もうしばらくお待ちください。

Laugh, and the world laughs with you; Weep, and you weep alone; For the sad old earth must borrow its mirth, But has trouble enough of its own. Sing, and the hills will answer; Sigh, it is lost on the air; The echoes bound to a joyful sound, But shrink from voicing care.

笑えば、世界も君と一緒に笑う。 泣けば、君はひとりきりで泣く。 この悲しい古びた大地は、楽しさをよそから借りるしかない。 自分の悩みだけで、もう手いっぱいなのだ。 歌えば、山々がこたえてくれる。 ため息をつけば、空に消えていくだけ。 こだまは、楽しい声にははずんで返ってくるが、 悩みの声を返すのは、いやがるのだ。

Rejoice, and men will seek you; Grieve, and they turn and go; They want full measure of all your pleasure, But they do not need your woe. Be glad, and your friends are many; Be sad, and you lose them all; There are none to decline your nectar'd wine, But alone you must drink life's gall.

喜んでいれば、人は君をたずねてくる。 嘆いていれば、背を向けて去っていく。 人は君の楽しみなら、残らず分けてほしがるが、 君の悲しみなど、ほしくはない。 楽しくしていれば、友だちはたくさんいる。 悲しんでいれば、友だちはみないなくなる。 君がふるまう甘い酒を、ことわる者はいない。 けれど人生の苦い杯は、ひとりで飲みほすしかない。

Feast, and your halls are crowded; Fast, and the world goes by. Succeed and give, and it helps you live, But no man can help you die. There is room in the halls of pleasure For a large and lordly train, But one by one we must all file on Through the narrow aisles of pain.

ごちそうを並べれば、君の広間は人であふれる。 断食すれば、世間は素通りしていく。 成功して、人に分け与えれば、生きていく助けにはなる。 けれど死ぬときには、誰も助けてはくれない。 楽しみの広間には、きらびやかな大行列が 入れるだけの広さがある。 けれど私たちはみな、ひとりずつ一列になって、 苦しみの狭い通路を進んでいかなければならないのだ。

📖 全訳をまとめて読む 読み終わってからの答え合わせに

笑えば、世界も君と一緒に笑う。 泣けば、君はひとりきりで泣く。 この悲しい古びた大地は、楽しさをよそから借りるしかない。 自分の悩みだけで、もう手いっぱいなのだ。 歌えば、山々がこたえてくれる。 ため息をつけば、空に消えていくだけ。 こだまは、楽しい声にははずんで返ってくるが、 悩みの声を返すのは、いやがるのだ。

喜んでいれば、人は君をたずねてくる。 嘆いていれば、背を向けて去っていく。 人は君の楽しみなら、残らず分けてほしがるが、 君の悲しみなど、ほしくはない。 楽しくしていれば、友だちはたくさんいる。 悲しんでいれば、友だちはみないなくなる。 君がふるまう甘い酒を、ことわる者はいない。 けれど人生の苦い杯は、ひとりで飲みほすしかない。

ごちそうを並べれば、君の広間は人であふれる。 断食すれば、世間は素通りしていく。 成功して、人に分け与えれば、生きていく助けにはなる。 けれど死ぬときには、誰も助けてはくれない。 楽しみの広間には、きらびやかな大行列が 入れるだけの広さがある。 けれど私たちはみな、ひとりずつ一列になって、 苦しみの狭い通路を進んでいかなければならないのだ。

日本語訳:多読ベスト

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このお話の教訓 Moral

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Laugh, and the world laughs with you; / Weep, and you weep alone.

笑えば、世界も君といっしょに笑う。泣けば、君はひとりで泣く。

理解度チェック Quick Quiz

読み終わったら、3問だけ。間違えても大丈夫。多読は「だいたいわかる」で十分です。

Q1. What happens when you weep, according to the first lines?

Q2. What do people want from you, according to the second stanza?

Q3. What must we all do one by one at the end of the poem?

この読み物の使い方 3ステップ

  1. 聞きながら読む 音声に合わせて光る文を目で追う(聞き読み)。わからない語は飛ばしてOK。
  2. 音声なしで読む ⏱計測ボタンで読む速さ(WPM)を測ってみる。
  3. 耳だけで聞く 🎧聞くだけモードで、文字を見ずに内容がわかるか試す。🔁1文リピートで音読・シャドーイングも。

聞き読みの効果とやり方/多読三原則

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