I Wandered Lonely as a Cloud(ワーズワース「水仙(雲のようにひとりさまよい)」)の挿絵

I Wandered Lonely as a Cloud

ワーズワース「水仙(雲のようにひとりさまよい)」

  • 📖 153 words
  • ⏱ 約1分
  • YL 3.5–4.9
  • 英検準1級目安
  • 📝 全訳つき

あらすじイギリス・ロマン派の詩人ワーズワース(1770–1850)が、湖水地方で妹ドロシーと見た湖畔の水仙の群れをうたった、英語で最も愛される自然詩の一つです。そのときは気づかなかったけれど、後になってひとりで物思いにふけるとき、あの水仙が「心の目」によみがえり、心がいっしょに踊りだす――という最後の連が詩の中心です。“the bliss of solitude(孤独の喜び)” という言葉にも注目しましょう。弱強のやわらかなリズムなので、そよ風にゆれる花のように軽やかに読むのがおすすめです。

ウィリアム・ワーズワース。1804年作、1807年『二巻詩集』初出。ここでは1815年の改訂版(『オックスフォード英詩選』1900年所収)を使用。本文: Project Gutenberg eBook #66619

キーワード(14語)本文の点線の語はタップで意味が出ます
  • wander'dさまよった(wandered)
  • o'erover の詩語
  • host大群
  • daffodilsラッパズイセン
  • continuous途切れない
  • marginへり、ふち
  • sprightly軽快な、元気な
  • glee大喜び
  • jocund陽気な
  • oftしばしば(often の詩語)
  • vacantぼんやりした
  • pensive物思いに沈んだ
  • bliss至福
  • solitude孤独、ひとりでいること

🔊 音声は準備中です。もうしばらくお待ちください。

I wander'd lonely as a cloud That floats on high o'er vales and hills, When all at once I saw a crowd, A host, of golden daffodils; Beside the lake, beneath the trees, Fluttering and dancing in the breeze.

谷や丘の上を、高く流れていく雲のように、 私はひとり、さまよい歩いていた。 すると突然、目の前にあらわれた。 おびただしい数の、金色の水仙の群れが。 湖のほとり、木々の下で、 そよ風にゆれ、踊っていた。

Continuous as the stars that shine And twinkle on the Milky Way, They stretch'd in never-ending line Along the margin of a bay: Ten thousand saw I at a glance, Tossing their heads in sprightly dance.

天の川に輝き、またたく星々のように 途切れることなく、 水仙は入り江のふちに沿って、 どこまでも一列に続いていた。 ひと目で一万本はあっただろう。 どの花も、楽しげに踊りながら首をふっていた。

The waves beside them danced, but they Out-did the sparkling waves in glee: A poet could not but be gay, In such a jocund company: I gazed—and gazed—but little thought What wealth the show to me had brought:

そばでは波も踊っていた。けれど水仙は、 きらめく波よりも、もっと楽しそうだった。 こんなに陽気な仲間に囲まれて、 詩人が浮かれずにいられるはずがない。 私は見つめた。ただ見つめた。けれど、そのときは気づかなかった。 この眺めが、どれほどの宝を私にくれたのかを。

For oft, when on my couch I lie In vacant or in pensive mood, They flash upon that inward eye Which is the bliss of solitude; And then my heart with pleasure fills, And dances with the daffodils.

というのも、ときどき長いすに横になり、 ぼんやりと、あるいは物思いにふけっていると、 心の目に、あの水仙がぱっとよみがえるのだ。 それこそが、ひとりでいることの幸せ。 すると私の心は喜びに満たされ、 水仙と一緒に踊りだす。

📖 全訳をまとめて読む 読み終わってからの答え合わせに

谷や丘の上を、高く流れていく雲のように、 私はひとり、さまよい歩いていた。 すると突然、目の前にあらわれた。 おびただしい数の、金色の水仙の群れが。 湖のほとり、木々の下で、 そよ風にゆれ、踊っていた。

天の川に輝き、またたく星々のように 途切れることなく、 水仙は入り江のふちに沿って、 どこまでも一列に続いていた。 ひと目で一万本はあっただろう。 どの花も、楽しげに踊りながら首をふっていた。

そばでは波も踊っていた。けれど水仙は、 きらめく波よりも、もっと楽しそうだった。 こんなに陽気な仲間に囲まれて、 詩人が浮かれずにいられるはずがない。 私は見つめた。ただ見つめた。けれど、そのときは気づかなかった。 この眺めが、どれほどの宝を私にくれたのかを。

というのも、ときどき長いすに横になり、 ぼんやりと、あるいは物思いにふけっていると、 心の目に、あの水仙がぱっとよみがえるのだ。 それこそが、ひとりでいることの幸せ。 すると私の心は喜びに満たされ、 水仙と一緒に踊りだす。

日本語訳:多読ベスト

押すと、この端末の読書記録(100万語メーター)に語数が加わります。

このお話の教訓 Moral

タップして見る

And then my heart with pleasure fills, / And dances with the daffodils.

すると私の心は喜びに満たされ、ラッパズイセンとともに踊るのだ。

理解度チェック Quick Quiz

読み終わったら、3問だけ。間違えても大丈夫。多読は「だいたいわかる」で十分です。

Q1. What does the poet see beside the lake?

Q2. About how many flowers did he see at a glance?

Q3. What happens when he later lies on his couch?

🎥 本物を見る・聞く 公式の映像・音声

🎥 映像・Wordsworth GrasmereWilliam Wordsworth's daffodils poem (I wandered lonely as a cloud)ワーズワースの旧居を管理するワーズワース・トラストの公式映像。この詩が生まれたいきさつ、約3分半🎥 映像・Wordsworth Grasmere'I wandered lonely as a Cloud' (Daffodils) by William Wordsworthワーズワース・トラストの公式映像。ダヴ・コテージの庭に咲く水仙、約1分半

外部サイト(YouTube など)が新しいタブで開きます。読み終わってから見るのがおすすめ。

この読み物の使い方 3ステップ

  1. 聞きながら読む 音声に合わせて光る文を目で追う(聞き読み)。わからない語は飛ばしてOK。
  2. 音声なしで読む ⏱計測ボタンで読む速さ(WPM)を測ってみる。
  3. 耳だけで聞く 🎧聞くだけモードで、文字を見ずに内容がわかるか試す。🔁1文リピートで音読・シャドーイングも。

聞き読みの効果とやり方/多読三原則

次に読む

Level 5 の読み物をもっと見る →