The Road Not Taken(フロスト「選ばれなかった道」)の挿絵

The Road Not Taken

フロスト「選ばれなかった道」

  • 📖 144 words
  • ⏱ 約1分
  • YL 2.5–3.4
  • 英検2級目安
  • 📝 全訳つき

あらすじアメリカの国民的詩人ロバート・フロスト(1874–1963)の代表作で、森の中で二つに分かれた道のどちらを選ぶかを描いた詩です。最後の「人の通らないほうの道を選んだ。それがすべてを変えた」はとても有名ですが、詩の中では二つの道は「同じくらいすり減っていた」とも言っていて、人生の選択を後からどう語るかという、少し皮肉な味わいもあります。各連は ABAAB の韻を踏んでいるので、wood / stood / could のような行末の音を意識してゆっくり読みましょう。

ロバート・フロスト『山の合間』(1916年)。本文: Project Gutenberg eBook #29345

キーワード(8語)本文の点線の語はタップで意味が出ます
  • diverged分かれた
  • undergrowth下草、やぶ
  • wanted wear踏まれることを求めていた(wear=すり減ること)
  • troddentread(踏む)の過去分詞
  • hence今から(先に)
  • ages and agesずっとずっと(長い年月)
  • claim(選ばれる)理由、権利
  • doubted疑わしく思った(〜とは思えなかった)

🔊 音声は準備中です。もうしばらくお待ちください。

Two roads diverged in a yellow wood, And sorry I could not travel both And be one traveler, long I stood And looked down one as far as I could To where it bent in the undergrowth;

黄葉の森で、道が二つに分かれていた。 残念だが、ひとりの旅人の身では 両方の道を行くことはできない。私は長いあいだ立ち止まり、 片方の道を、目の届く限り遠くまで見やった。 道が曲がって、下草の茂みに消えるあたりまで。

Then took the other, as just as fair, And having perhaps the better claim, Because it was grassy and wanted wear; Though as for that the passing there Had worn them really about the same,

それから、もう一方の道を選んだ。こちらも同じように美しく、 むしろ選ぶだけの理由があるように思えた。 草が深く、まだあまり踏まれていなかったから。 もっとも、通る人の踏みあとということなら、 じつはどちらの道も、同じくらいすり減っていたのだが。

And both that morning equally lay In leaves no step had trodden black. Oh, I kept the first for another day! Yet knowing how way leads on to way, I doubted if I should ever come back.

その朝、二つの道はどちらも同じように、 まだ誰にも踏まれず黒ずんでいない落ち葉に埋もれていた。 ああ、最初の道は、またいつかの日のためにとっておこう! けれど、道は道へと続いていくものだ。 ここへ戻ってくることは、もうないだろうと思った。

I shall be telling this with a sigh Somewhere ages and ages hence: Two roads diverged in a wood, and I— I took the one less traveled by, And that has made all the difference.

いつか、ずっとずっと先のどこかで、 私はため息まじりに、この話をするだろう。 森の中で道が二つに分かれていた。そして私は、 私は、人があまり通らないほうの道を選んだ。 そのことが、すべてを変えたのだ、と。

📖 全訳をまとめて読む 読み終わってからの答え合わせに

黄葉の森で、道が二つに分かれていた。 残念だが、ひとりの旅人の身では 両方の道を行くことはできない。私は長いあいだ立ち止まり、 片方の道を、目の届く限り遠くまで見やった。 道が曲がって、下草の茂みに消えるあたりまで。

それから、もう一方の道を選んだ。こちらも同じように美しく、 むしろ選ぶだけの理由があるように思えた。 草が深く、まだあまり踏まれていなかったから。 もっとも、通る人の踏みあとということなら、 じつはどちらの道も、同じくらいすり減っていたのだが。

その朝、二つの道はどちらも同じように、 まだ誰にも踏まれず黒ずんでいない落ち葉に埋もれていた。 ああ、最初の道は、またいつかの日のためにとっておこう! けれど、道は道へと続いていくものだ。 ここへ戻ってくることは、もうないだろうと思った。

いつか、ずっとずっと先のどこかで、 私はため息まじりに、この話をするだろう。 森の中で道が二つに分かれていた。そして私は、 私は、人があまり通らないほうの道を選んだ。 そのことが、すべてを変えたのだ、と。

日本語訳:多読ベスト

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このお話の教訓 Moral

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I took the one less traveled by, / And that has made all the difference.

私は人の通らないほうの道を選んだ。それがすべてを変えたのだ。

理解度チェック Quick Quiz

読み終わったら、3問だけ。間違えても大丈夫。多読は「だいたいわかる」で十分です。

Q1. Why does the speaker stop in the wood?

Q2. What does the speaker say about the two roads in the second and third stanzas?

Q3. How does the speaker think he will tell this story in the future?

🎥 本物を見る・聞く 公式の映像・音声

🎧 音声・Robert Frost - TopicThe Road Not Takenフロスト本人の朗読(1956年録音のレコード音源、レーベルの公式配信)。約1分🎥 映像・TED-Ed"The Road Not Taken" by Robert FrostTED-Ed(教育団体)の公式アニメ。詩の朗読と読み方の解説、約2分

外部サイト(YouTube など)が新しいタブで開きます。読み終わってから見るのがおすすめ。

この読み物の使い方 3ステップ

  1. 聞きながら読む 音声に合わせて光る文を目で追う(聞き読み)。わからない語は飛ばしてOK。
  2. 音声なしで読む ⏱計測ボタンで読む速さ(WPM)を測ってみる。
  3. 耳だけで聞く 🎧聞くだけモードで、文字を見ずに内容がわかるか試す。🔁1文リピートで音読・シャドーイングも。

聞き読みの効果とやり方/多読三原則

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