The Lake Isle of Innisfree(イェイツ「イニスフリーの湖島」)の挿絵

The Lake Isle of Innisfree

イェイツ「イニスフリーの湖島」

  • 📖 122 words
  • ⏱ 約1分
  • YL 3.5–4.9
  • 英検準1級目安
  • 📝 全訳つき

あらすじアイルランドの詩人W・B・イェイツ(1865–1939、ノーベル文学賞受賞)が、ロンドンの街を歩いているとき、店先の噴水の水音から故郷の湖を思い出して書いたといわれる詩です。湖に浮かぶ小島イニスフリーに小屋を建て、豆を育て、ミツバチと暮らしたい――都会の灰色の歩道に立ちながら、心の奥深くで湖の水音を聞きつづける思いが歌われます。長い行がゆったりと波打つリズムなので、湖の水が岸に打ち寄せるように、急がず読むのがコツです。

W・B・イェイツ。1890年「ナショナル・オブザーバー」誌に発表。本文は『オックスフォード英詩選』(1900年)による(Project Gutenberg eBook #66619)

キーワード(11語)本文の点線の語はタップで意味が出ます
  • arise立ち上がる
  • wattles編み枝(小屋の壁の材料)
  • bean rows豆の畝
  • hiveミツバチの巣箱
  • glade森の中の空き地
  • veilsヴェール、とばり
  • a-glimmerかすかにきらめいて
  • linnetムネアカヒワ(小鳥)
  • lapping(水が)ひたひたと打ち寄せる
  • pavements歩道
  • core芯、奥底

🔊 音声は準備中です。もうしばらくお待ちください。

I will arise and go now, and go to Innisfree, And a small cabin build there, of clay and wattles made; Nine bean rows will I have there, a hive for the honey bee, And live alone in the bee-loud glade.

さあ、立ち上がって行こう。イニスフリーへ行こう。 そこに、粘土と編み枝で小さな小屋を建てよう。 豆の畝を九つつくり、ミツバチの巣箱をひとつ置いて、 ハチの羽音が満ちる森の空き地で、ひとりで暮らそう。

And I shall have some peace there, for peace comes dropping slow, Dropping from the veils of the morning to where the cricket sings; There midnight's all a-glimmer, and noon a purple glow, And evening full of the linnet's wings.

そこでなら、少しは心が安らぐだろう。安らぎは、ゆっくりとしたたり落ちてくるのだから。 朝もやのヴェールから、こおろぎの歌う草むらへと、しずくのように落ちてくる。 そこでは真夜中は一面にきらめき、昼は紫色に輝き、 夕暮れには、ヒワの羽ばたきが満ちている。

I will arise and go now, for always night and day I hear lake water lapping with low sounds by the shore; While I stand on the roadway, or on the pavements gray, I hear it in the deep heart's core.

さあ、立ち上がって行こう。夜も昼も、いつも 湖の水が岸辺に寄せる、ひたひたという低い音が聞こえるから。 車道に立っていても、灰色の歩道に立っていても、 私は胸のいちばん奥で、その音を聞いている。

📖 全訳をまとめて読む 読み終わってからの答え合わせに

さあ、立ち上がって行こう。イニスフリーへ行こう。 そこに、粘土と編み枝で小さな小屋を建てよう。 豆の畝を九つつくり、ミツバチの巣箱をひとつ置いて、 ハチの羽音が満ちる森の空き地で、ひとりで暮らそう。

そこでなら、少しは心が安らぐだろう。安らぎは、ゆっくりとしたたり落ちてくるのだから。 朝もやのヴェールから、こおろぎの歌う草むらへと、しずくのように落ちてくる。 そこでは真夜中は一面にきらめき、昼は紫色に輝き、 夕暮れには、ヒワの羽ばたきが満ちている。

さあ、立ち上がって行こう。夜も昼も、いつも 湖の水が岸辺に寄せる、ひたひたという低い音が聞こえるから。 車道に立っていても、灰色の歩道に立っていても、 私は胸のいちばん奥で、その音を聞いている。

日本語訳:多読ベスト

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このお話の教訓 Moral

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I hear it in the deep heart's core.

私は心の奥深くで、その音を聞く。

理解度チェック Quick Quiz

読み終わったら、3問だけ。間違えても大丈夫。多読は「だいたいわかる」で十分です。

Q1. What does the speaker want to build on Innisfree?

Q2. How does peace come on Innisfree, according to the poem?

Q3. Where is the speaker standing when he hears the lake water?

🎥 本物を見る・聞く 公式の映像・音声

🎧 音声・William Butler Yeats - TopicYeats on The Lake Isle of Innisfreeイェイツ本人の声。詩のリズムについて語ったあと朗読する歴史的録音(レーベルの公式配信)。約2分🗣 朗読・National Library IrelandThe Lake Isle of Innisfree, read by Luke Dolan – Yeats Nobel Centenaryアイルランド国立図書館の公式映像(イェイツのノーベル賞100年記念シリーズ)。約2分

外部サイト(YouTube など)が新しいタブで開きます。読み終わってから見るのがおすすめ。

この読み物の使い方 3ステップ

  1. 聞きながら読む 音声に合わせて光る文を目で追う(聞き読み)。わからない語は飛ばしてOK。
  2. 音声なしで読む ⏱計測ボタンで読む速さ(WPM)を測ってみる。
  3. 耳だけで聞く 🎧聞くだけモードで、文字を見ずに内容がわかるか試す。🔁1文リピートで音読・シャドーイングも。

聞き読みの効果とやり方/多読三原則

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