Because I Could Not Stop for Death(ディキンソン「私が死のために止まれなかったので」)の挿絵

Because I Could Not Stop for Death

ディキンソン「私が死のために止まれなかったので」

  • 📖 106 words
  • ⏱ 約1分
  • YL 3.5–4.9
  • 英検準1級目安
  • 📝 全訳つき

あらすじエミリー・ディキンソン(1830–1886)の最も有名な詩の一つで、「死」を、馬車で迎えに来てくれる礼儀正しい紳士として描いています。馬車は学校や実った畑、沈む夕日のそばを通り、人生の各段階をなぞるように進み、やがて土の盛り上がった「家」――お墓の前で止まります。ここで使っているのは1890年に初めて出版された版で、ディキンソンの原稿にある第4連(夕方の冷えこみをうたう連)は含まれていません。馬車のようにゆっくりとした一定のリズムで、静かに読みましょう。

エミリー・ディキンソン『詩集』(1890年。「馬車」の題で出版された版で、原稿の1連が省かれている)。本文: Project Gutenberg eBook #12242

キーワード(12語)本文の点線の語はタップで意味が出ます
  • carriage馬車
  • Immortality不死、永遠の命
  • haste急ぐこと
  • civility礼儀正しさ
  • gazingじっと見つめている
  • grain穀物
  • swellingふくらみ
  • cornice軒じゃばら(屋根の縁の飾り)
  • mound土の盛り上がり
  • 'tisit is の古い短縮形
  • surmised推測した、気づいた
  • eternity永遠

🔊 音声は準備中です。もうしばらくお待ちください。

Because I could not stop for Death, He kindly stopped for me; The carriage held but just ourselves And Immortality.

わたしが「死」のために立ちどまれなかったので、 「死」のほうが親切に、わたしのために止まってくれた。 馬車に乗っていたのは、わたしたち二人と、 それに「不死」だけ。

We slowly drove, he knew no haste, And I had put away My labor, and my leisure too, For his civility.

馬車はゆっくり進んだ。「死」は急ぐということを知らなかった。 わたしも、その心づかいにこたえて、 仕事も、くつろぎの時間も、 もう手放していた。

We passed the school where children played, Their lessons scarcely done; We passed the fields of gazing grain, We passed the setting sun.

わたしたちは、子どもたちが遊ぶ学校のそばを通った。 授業はちょうど終わったばかりだった。 こちらを見つめる、実った麦の畑のそばを通り、 沈んでいく夕日のそばを通った。

We paused before a house that seemed A swelling of the ground; The roof was scarcely visible, The cornice but a mound.

わたしたちは、一軒の家の前で止まった。 地面が少しふくらんだだけのような家だった。 屋根はほとんど見えず、 軒の飾りも、ただの小さな土の盛り上がりだった。

Since then 'tis centuries; but each Feels shorter than the day I first surmised the horses' heads Were toward eternity.

あれから何百年もたつ。けれど、その一つ一つが あの一日よりも短く感じられる。 馬たちの頭が永遠のほうを向いていると、 わたしが初めて気づいた、あの一日よりも。

📖 全訳をまとめて読む 読み終わってからの答え合わせに

わたしが「死」のために立ちどまれなかったので、 「死」のほうが親切に、わたしのために止まってくれた。 馬車に乗っていたのは、わたしたち二人と、 それに「不死」だけ。

馬車はゆっくり進んだ。「死」は急ぐということを知らなかった。 わたしも、その心づかいにこたえて、 仕事も、くつろぎの時間も、 もう手放していた。

わたしたちは、子どもたちが遊ぶ学校のそばを通った。 授業はちょうど終わったばかりだった。 こちらを見つめる、実った麦の畑のそばを通り、 沈んでいく夕日のそばを通った。

わたしたちは、一軒の家の前で止まった。 地面が少しふくらんだだけのような家だった。 屋根はほとんど見えず、 軒の飾りも、ただの小さな土の盛り上がりだった。

あれから何百年もたつ。けれど、その一つ一つが あの一日よりも短く感じられる。 馬たちの頭が永遠のほうを向いていると、 わたしが初めて気づいた、あの一日よりも。

日本語訳:多読ベスト

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このお話の教訓 Moral

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Because I could not stop for Death, / He kindly stopped for me.

私が死のために止まれなかったので、死のほうが親切に私のために止まってくれた。

理解度チェック Quick Quiz

読み終わったら、3問だけ。間違えても大丈夫。多読は「だいたいわかる」で十分です。

Q1. Who rides in the carriage with the speaker and Death?

Q2. What kind of "house" do they stop at?

Q3. How does Death treat the speaker in this poem?

この読み物の使い方 3ステップ

  1. 聞きながら読む 音声に合わせて光る文を目で追う(聞き読み)。わからない語は飛ばしてOK。
  2. 音声なしで読む ⏱計測ボタンで読む速さ(WPM)を測ってみる。
  3. 耳だけで聞く 🎧聞くだけモードで、文字を見ずに内容がわかるか試す。🔁1文リピートで音読・シャドーイングも。

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