The Sparrow's Two Baskets(舌切り雀)の挿絵

The Sparrow's Two Baskets

舌切り雀

  • 📖 259 words
  • ⏱ 約3分
  • 🔊 1:50
  • YL 0.5–0.9
  • 英検5〜4級目安
  • 📝 全訳つき

あらすじおじいさんがかわいがっていた雀は、おばあさんに追い出されてしまいました。雀のお宿をたずねたおじいさんに、雀はおみやげのつづらを出してきて……。

日本の昔話

キーワード(8語)本文の点線の語はタップで意味が出ます
  • sparrowスズメ
  • starch paste(洗濯用の)のり
  • scissorsはさみ
  • inn宿
  • tsuzuraつづら(ふた付きのかご)
  • lidsふた
  • jewels宝石
  • ghostおばけ
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Google Cloud TTS(Chirp 3 HD・アメリカ英語・Kore)

A kind old man had a little pet sparrow. Every day, he talked to it and gave it rice. "Chun, chun!" the sparrow sang.

やさしいおじいさんが、小さなスズメをかわいがって飼っていました。毎日スズメに話しかけては、お米をやりました。「チュン、チュン!」と、スズメはさえずりました。

But his wife did not like the bird. One day, she made some starch paste for washing clothes. The hungry sparrow ate it all up.

ところが、おばあさんは、このスズメがきらいでした。ある日、おばあさんは洗濯に使うのりを作りました。おなかをすかせたスズメは、そののりを全部食べてしまいました。

"You bad bird!" she shouted. She took her big scissors and waved them in the air. Snip, snip! The scared sparrow flew away into the mountains.

「この悪い鳥め!」と、おばあさんはどなりました。そして大きなはさみを持って、ふりまわしました。チョキン、チョキン!スズメはこわくなって、山の奥へ飛んでいってしまいました。

The old man was very sad. "Little sparrow, where are you?" He walked and walked into the mountains. At last he found a small house in the bamboo. It was the sparrows' inn.

おじいさんは、とても悲しみました。「スズメや、どこにいるんだい?」おじいさんは、山の中をどこまでも歩いていきました。やがて、竹やぶの中に小さな家が見つかりました。それは、スズメのお宿でした。

"Welcome!" said his sparrow. The sparrows gave him a fine dinner. They danced the sparrow dance for him. He had a wonderful time.

「ようこそ!」と、あのスズメが迎えてくれました。スズメたちは、おじいさんにすばらしいごちそうを出し、スズメ踊りを踊ってみせました。おじいさんは、それはそれは楽しいひとときを過ごしました。

When he was leaving, the sparrow brought two tsuzura. Tsuzura are baskets with lids. One was big, and one was small. "Please take one as a gift."

おじいさんが帰ろうとすると、スズメがつづらを二つ持ってきました。つづらというのは、ふたのついたかごのことです。一つは大きなつづら、もう一つは小さなつづらでした。「どうぞ、どちらか一つをおみやげにお持ちください」

"I am old," he said. "I will take the small one." At home, he opened it. It was full of gold and jewels!

「わしは年寄りだからね」と、おじいさんは言いました。「小さいほうをいただこう」家に帰って開けてみると、中には金や宝石がぎっしり詰まっていました!

"I want the big one!" said his wife. She ran into the mountains and found the inn. She took the big basket and did not say thank you.

「わたしは大きいほうがほしい!」と、おばあさんは言いました。おばあさんは山へかけていって、お宿を見つけました。そして大きなつづらを受け取ると、お礼も言わずに帰っていきました。

It was very heavy. On the road, she could not wait. She opened the lid. Out came a ghost with one big eye! Then snakes! Then huge bugs! "Aaah!" She dropped the basket and ran all the way home.

つづらは、とても重いものでした。帰り道、おばあさんは家まで待ちきれなくなりました。ふたを開けると、大きな一つ目のおばけが飛び出してきました!続いてヘビが!それから、大きな虫が!「ぎゃあ!」おばあさんはつづらを放り出し、家まで一目散に逃げ帰りました。

After that day, she was never greedy again. Well, almost never.

その日から、おばあさんは二度と欲ばりませんでした。……まあ、ほとんどは、ですけれど。

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やさしいおじいさんが、小さなスズメをかわいがって飼っていました。毎日スズメに話しかけては、お米をやりました。「チュン、チュン!」と、スズメはさえずりました。

ところが、おばあさんは、このスズメがきらいでした。ある日、おばあさんは洗濯に使うのりを作りました。おなかをすかせたスズメは、そののりを全部食べてしまいました。

「この悪い鳥め!」と、おばあさんはどなりました。そして大きなはさみを持って、ふりまわしました。チョキン、チョキン!スズメはこわくなって、山の奥へ飛んでいってしまいました。

おじいさんは、とても悲しみました。「スズメや、どこにいるんだい?」おじいさんは、山の中をどこまでも歩いていきました。やがて、竹やぶの中に小さな家が見つかりました。それは、スズメのお宿でした。

「ようこそ!」と、あのスズメが迎えてくれました。スズメたちは、おじいさんにすばらしいごちそうを出し、スズメ踊りを踊ってみせました。おじいさんは、それはそれは楽しいひとときを過ごしました。

おじいさんが帰ろうとすると、スズメがつづらを二つ持ってきました。つづらというのは、ふたのついたかごのことです。一つは大きなつづら、もう一つは小さなつづらでした。「どうぞ、どちらか一つをおみやげにお持ちください」

「わしは年寄りだからね」と、おじいさんは言いました。「小さいほうをいただこう」家に帰って開けてみると、中には金や宝石がぎっしり詰まっていました!

「わたしは大きいほうがほしい!」と、おばあさんは言いました。おばあさんは山へかけていって、お宿を見つけました。そして大きなつづらを受け取ると、お礼も言わずに帰っていきました。

つづらは、とても重いものでした。帰り道、おばあさんは家まで待ちきれなくなりました。ふたを開けると、大きな一つ目のおばけが飛び出してきました!続いてヘビが!それから、大きな虫が!「ぎゃあ!」おばあさんはつづらを放り出し、家まで一目散に逃げ帰りました。

その日から、おばあさんは二度と欲ばりませんでした。……まあ、ほとんどは、ですけれど。

日本語訳:多読ベスト

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このお話の教訓 Moral

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A small gift with a kind heart is better than a big gift with a greedy heart.

やさしい心の小さなおみやげは、欲ばりな心の大きなおみやげよりもずっとよい。

理解度チェック Quick Quiz

読み終わったら、3問だけ。間違えても大丈夫。多読は「だいたいわかる」で十分です。

Q1. Why was the old woman angry?

Q2. Which basket did the old man take?

Q3. What came out of the big basket?

この読み物の使い方 3ステップ

  1. 聞きながら読む 音声に合わせて光る文を目で追う(聞き読み)。わからない語は飛ばしてOK。
  2. 音声なしで読む ⏱計測ボタンで読む速さ(WPM)を測ってみる。
  3. 耳だけで聞く 🎧聞くだけモードで、文字を見ずに内容がわかるか試す。🔁1文リピートで音読・シャドーイングも。

聞き読みの効果とやり方/多読三原則

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