A little monk wants to pick chestnuts on the mountain. The priest gives him three ofuda. Ofuda are magic paper charms. "Use them in danger."
あるお寺の小さな小僧さんが、山へ栗をとりに行きたいと思いました。和尚さんは、小僧さんにお札を三枚わたしました。お札というのは、ふしぎな力をもった紙のお守りのことです。「困ったときに使いなさい」
On the mountain, an old woman says, "Come to my house. I have chestnuts." At night, he sees her true face. She is a yamanba, a mountain witch!
山で、ひとりのおばあさんが声をかけてきました。「うちへおいで。栗があるよ」ところが夜になって、小僧さんはおばあさんの本当の姿を見てしまいました。おばあさんは、山の魔女、山んばだったのです!
The monk puts one charm on the toilet door. "Answer for me." He runs away.
小僧さんは、お札を一枚、便所の戸にはりました。「かわりに返事をしておくれ」そして、逃げ出しました。
"Are you done?" asks the yamanba. "Not yet!" says the charm. "Are you done?" "Not yet!" She opens the door. No one! She runs after him.
「まだかい?」と、山んばがたずねました。「まだだよ!」と、お札が答えました。「まだかい?」「まだだよ!」山んばが戸を開けてみると、だれもいません!山んばは、小僧さんを追いかけました。
The monk throws a charm. "Big river!" She swims and swims. He throws the last charm. "Big fire!" She runs around it. The monk gets to the temple.
小僧さんは、お札を投げました。「大きな川になれ!」山んばは、ざぶざぶと泳いで、どこまでも追いかけてきます。小僧さんは、最後のお札を投げました。「大きな火になれ!」山んばは、火をよけて回り道をしました。小僧さんは、やっとお寺にたどり着きました。
"Can you be big?" asks the priest. The yamanba gets very big. "Can you be small, like a bean?" She gets very small. The priest puts the tiny yamanba in his mochi. Gulp! "Yum!"
「おまえ、大きくなれるかい?」と、和尚さんがたずねました。山んばは、ぐんぐん大きくなりました。「では、豆つぶのように小さくなれるかい?」山んばは、みるみる小さくなりました。和尚さんは、小さくなった山んばをおもちにくるみました。そして、ごっくん!「うまい!」






