Peter Pan(ピーター・パン)の挿絵
Level 3 Pre-Intermediate名作文学

Peter Pan

ピーター・パン

  • 📖 958 words
  • ⏱ 約9分
  • 🔊 5:08
  • YL 1.5–2.4
  • 英検準2級目安
  • 📝 全訳つき

あらすじある夜、ロンドンのダーリング家の子ども部屋に、なくした影をさがす少年ピーター・パンがやってきます。ウェンディたちは空を飛んで、ネバーランドへ。そこには海賊フック船長が待っていました。物語をまるごと短く再話。

J・M・バリー『ピーターとウェンディ』(1911年)をもとに再話

キーワード(10語)本文の点線の語はタップで意味が出ます
  • nurse子守り
  • nursery子ども部屋
  • shadow影
  • sewed縫いつけた(sew の過去形)
  • fairy dust妖精の粉
  • prams乳母車
  • mermaids人魚
  • crocodileワニ
  • jealousやきもちをやいた
  • adopted養子にした
音声に合わせて文が光ります0:00 / 5:08

Google Cloud TTS(Chirp 3 HD・イギリス英語・Aoede)

All children grow up, except one. This is the story of that one boy, and of a girl named Wendy.

子どもはみんな、いつかは大人になります。ただ一人をのぞいて。これは、その一人の男の子と、ウェンディという女の子のお話です。

Wendy Darling lived in London with her parents and her two younger brothers, John and Michael. The family was not rich, so their nurse was a big, kind dog named Nana. Every night Nana gave the children their baths and watched over them while they slept.

ウェンディ・ダーリングは、お父さんとお母さん、それに二人の弟、ジョンとマイケルと一緒に、ロンドンに住んでいました。一家はお金持ちではなかったので、子どもたちの世話をするのは、ナナという大きくてやさしい犬でした。ナナは毎晩、子どもたちをお風呂に入れ、みんなが眠っているあいだ、そばで見守っていました。

One night Mrs. Darling saw a strange boy at the nursery window. He was dressed in leaves, and he still had all his first teeth. When he tried to escape, Nana jumped and caught his shadow in her teeth. Mrs. Darling rolled the shadow up and put it away in a drawer.

ある夜、ダーリング夫人は、子ども部屋の窓のところに見知らぬ男の子がいるのに気づきました。男の子は木の葉の服を着ていて、乳歯がまだ一本も抜けていませんでした。男の子が逃げようとしたとき、ナナが飛びかかって、男の子の影をがぶりとくわえて捕まえました。ダーリング夫人はその影をくるくると丸めて、引き出しにしまっておきました。

A week later, Mr. and Mrs. Darling went out to a party. That evening Mr. Darling was angry with Nana, so he tied her up outside in the yard. Nobody was guarding the children.

一週間後、ダーリング夫妻はパーティーに出かけました。その晩、ダーリング氏はナナに腹を立てていたので、ナナを外の庭につないでしまいました。子どもたちを守る者は、誰もいなくなったのです。

Soon the window opened, and the boy flew into the room. With him came a tiny fairy, no bigger than your hand, who made a sound like little bells. Her name was Tinker Bell, because she mended the fairies' pots and kettles. The boy found his shadow in the drawer, but he could not make it stick to him, even with soap. So he sat on the floor and cried.

まもなく窓が開いて、あの男の子が部屋に飛びこんできました。一緒にやって来たのは、手のひらほどの大きさもない小さな妖精で、ちりんちりんと小さな鈴のような音を立てていました。妖精の名前はティンカー・ベル。妖精たちのなべややかんを直すのが仕事だったので、そう呼ばれていたのです。男の子は引き出しの中に自分の影を見つけましたが、せっけんを使っても、影は体にくっつきません。とうとう男の子は、床に座りこんで泣き出してしまいました。

His crying woke Wendy. "Boy," she said kindly, "why are you crying? What is your name?"

その泣き声で、ウェンディが目を覚ましました。「ねえ、あなた」とウェンディはやさしく声をかけました。「どうして泣いているの? お名前は?」

"Peter Pan," he said.

「ピーター・パン」と男の子は答えました。

"Where do you live?"

「どこに住んでいるの?」

"Second to the right," said Peter, "and then straight on till morning."

「右から二つ目」とピーターは言いました。「それから、朝までまっすぐさ」

Wendy sewed his shadow onto his feet for him, and Peter crowed with joy. He told her that he had run away on the day he was born. "I heard my father and mother talking about what I was to be when I became a man," he said. "I don't ever want to be a man. I want always to be a little boy and to have fun." Now he lived in the Neverland with the Lost Boys, children who had fallen out of their prams when nobody was looking.

ウェンディはピーターの影を、足に縫いつけてあげました。ピーターは大喜びで、おんどりのように「コケコッコー!」と声をあげました。ピーターはウェンディに、生まれたその日に家出をしたのだと話しました。「お父さんとお母さんが、ぼくが大人になったら何になるかって話しているのが聞こえたんだ」とピーターは言いました。「ぼくは大人になんか、絶対なりたくない。いつまでも小さな男の子のままで、楽しく遊んでいたいんだ」今ピーターは、ネバーランドで迷子たちと暮らしていました。迷子たちというのは、誰も見ていないすきに乳母車から落ちてしまった子どもたちのことです。

"We have no mother to tell us stories," said Peter. "Wendy, come with me and be our mother!"

「ぼくたちには、お話をしてくれるお母さんがいないんだ」とピーターは言いました。「ウェンディ、一緒に来て、ぼくたちのお母さんになってよ!」

Wendy could not say no to that. Peter blew a little fairy dust on Wendy, John and Michael, and taught them to fly. "Just think lovely, wonderful thoughts," he said, "and they will lift you up into the air." Out of the window they flew, just as Mr. and Mrs. Darling came running up the stairs. They were too late.

そう言われては、ウェンディも断れません。ピーターはウェンディとジョンとマイケルに妖精の粉を少し吹きかけて、空の飛び方を教えました。「すてきなこと、わくわくすることを考えるだけでいいんだ」とピーターは言いました。「そうすれば、その思いが体を空に浮かべてくれるよ」こうしてみんなは窓から飛び出していきました。ちょうどそのとき、ダーリング夫妻が階段を駆け上がってきましたが、間に合いませんでした。

The Neverland was an island full of adventures. There were mermaids in the lagoon, wild animals in the forest, and pirates on the sea. The leader of the pirates was Captain Hook.

ネバーランドは、冒険でいっぱいの島でした。入り江には人魚がいて、森には野生の動物がいて、海には海賊がいました。海賊のかしらは、フック船長です。

He had long black curls, blue eyes, and an iron hook instead of a right hand. Peter had cut off his hand in a fight and thrown it to a crocodile. The crocodile liked the taste so much that it followed Hook everywhere, hoping for the rest of him. Luckily for Hook, the crocodile had also swallowed a clock, so he could always hear it coming: tick, tock, tick, tock.

フック船長は、長い黒い巻き毛に青い目をしていて、右手の代わりに鉄のかぎ爪がついていました。ピーターが戦いでその手を切り落とし、ワニに投げてやったのです。ワニはその味がすっかり気に入って、残りも食べたいものだと、どこへでもフックのあとをついて回りました。フックにとって運のいいことに、そのワニは時計も飲みこんでいたので、ワニが近づいてくると、いつも音でわかりました。チク、タク、チク、タク。

Tinker Bell was jealous of Wendy. She flew ahead and told the Lost Boys that Peter wanted them to shoot the "Wendy bird." A boy named Tootles shot an arrow, and Wendy fell to the ground.

ティンカー・ベルは、ウェンディにやきもちを焼いていました。そこでひと足先に飛んでいき、迷子たちに「ピーターが、ウェンディ鳥を撃ち落とせって言ってるわ」と伝えました。トゥートルズという男の子が矢を放つと、ウェンディは地面に落ちてしまいました。

But the arrow had hit a button that Peter had given her. She was saved! The Lost Boys built a little house around her while she slept, and Wendy became their mother. Every night she told them stories and tucked them into bed.

けれども、矢はピーターがウェンディにあげたボタンに当たっていました。ウェンディは助かったのです! 迷子たちは、ウェンディが眠っているあいだに、そのまわりに小さな家を建てました。こうしてウェンディは、みんなのお母さんになりました。毎晩ウェンディはみんなにお話をしてあげて、ベッドに寝かしつけました。

But Wendy began to worry. "Our parents must be so sad," she said. "We must go home." The Lost Boys wanted to come too. Only Peter refused.

けれども、ウェンディはだんだん心配になってきました。「お父さんとお母さんは、きっととても悲しんでいるわ」とウェンディは言いました。「おうちに帰らなくちゃ」迷子たちも、一緒に行きたがりました。いやだと言ったのは、ピーターだけでした。

As the children came out of their underground home, the pirates caught them all and carried them to their ship, the Jolly Roger. Hook crept into the house, where Peter was asleep, and he put poison in Peter's medicine. Tinker Bell saw it. When Peter woke and lifted the cup, she drank the poison herself to save him.

子どもたちが地下の家から出てきたところを、海賊たちが一人残らず捕まえて、自分たちの船、ジョリー・ロジャー号へ連れていってしまいました。フックは、ピーターが眠っている家にこっそり入りこみ、ピーターの薬に毒を入れました。ティンカー・ベルは、それを見ていました。ピーターが目を覚まして薬のコップを持ち上げると、ティンカー・ベルはピーターを救うために、自分でその毒を飲んでしまいました。

Her light grew weaker and weaker. "She says she thinks she could get well again if children believed in fairies," cried Peter. He called out to all the children who were dreaming of the Neverland.

ティンカー・ベルの光は、どんどん弱くなっていきました。「子どもたちが妖精を信じてくれたら、また元気になれるかもしれないって言ってる!」とピーターは叫びました。そして、ネバーランドの夢を見ている世界じゅうの子どもたちに呼びかけました。

"Do you believe? If you believe in fairies, clap your hands! Don't let Tink die!" Many, many children clapped, and Tinker Bell was saved.

「きみたちは信じるかい? 妖精を信じるなら、手をたたいて! ティンクを死なせないで!」たくさんの、たくさんの子どもたちが手をたたきました。そしてティンカー・ベルは助かったのです。

Then Peter flew to the pirate ship. He made a ticking sound, like the crocodile, and the pirates trembled. There was a great fight on the deck.

それからピーターは、海賊船へ飛んでいきました。ピーターがワニのまねをしてチクタクと音を立てると、海賊たちは震え上がりました。甲板の上で、大きな戦いが始まりました。

Peter and the boys beat the pirates one by one. At last Hook stood alone on the edge of the ship. Below him in the water, the crocodile was waiting with its mouth wide open. And that was the end of Captain Hook.

ピーターと男の子たちは、海賊を一人、また一人とやっつけていきました。とうとうフックは、船べりにただ一人で追いつめられました。下の水の中では、ワニが大きな口を開けて待っていました。こうして、フック船長は最期をとげたのです。

Wendy, John, Michael and the Lost Boys flew home. Mrs. Darling had kept the nursery window open every night, waiting for them. How happy she was! The Darlings adopted all the Lost Boys, too.

ウェンディとジョンとマイケル、そして迷子たちは、空を飛んで家に帰りました。ダーリング夫人は、子どもたちの帰りを待って、毎晩子ども部屋の窓を開けておいたのでした。夫人はどんなに喜んだことでしょう! ダーリング家は、迷子たちもみんな自分の家の子として引き取りました。

"Stay with us, Peter," said Mrs. Darling. "We will send you to school, and you will grow up to be a fine man."

「わたしたちと一緒に暮らしましょう、ピーター」とダーリング夫人は言いました。「学校にも行かせてあげるわ。そうすれば、立派な大人になれるのよ」

"No," said Peter. "I don't want to go to school and learn serious things. Nobody is going to catch me and make me a man!" And he flew back to the Neverland.

「いやだ」とピーターは言いました。「学校に行って、まじめなことなんか習いたくない。誰もぼくを捕まえて、大人にすることなんかできないんだ!」そしてピーターは、ネバーランドへ飛んで帰っていきました。

Wendy grew up, and one day she had a daughter of her own. Then, one night, the window opened, and Peter came flying in. He had not changed at all. And so it will go on, as long as children are young and innocent and full of fun.

ウェンディは大人になり、やがて自分の娘が生まれました。そしてある夜、窓が開いて、ピーターが飛びこんできました。ピーターは少しも変わっていませんでした。子どもたちが幼くて、無邪気で、楽しいことでいっぱいでいるかぎり、このお話はこれからもずっと続いていくのです。

📖 全訳をまとめて読む 読み終わってからの答え合わせに

子どもはみんな、いつかは大人になります。ただ一人をのぞいて。これは、その一人の男の子と、ウェンディという女の子のお話です。

ウェンディ・ダーリングは、お父さんとお母さん、それに二人の弟、ジョンとマイケルと一緒に、ロンドンに住んでいました。一家はお金持ちではなかったので、子どもたちの世話をするのは、ナナという大きくてやさしい犬でした。ナナは毎晩、子どもたちをお風呂に入れ、みんなが眠っているあいだ、そばで見守っていました。

ある夜、ダーリング夫人は、子ども部屋の窓のところに見知らぬ男の子がいるのに気づきました。男の子は木の葉の服を着ていて、乳歯がまだ一本も抜けていませんでした。男の子が逃げようとしたとき、ナナが飛びかかって、男の子の影をがぶりとくわえて捕まえました。ダーリング夫人はその影をくるくると丸めて、引き出しにしまっておきました。

一週間後、ダーリング夫妻はパーティーに出かけました。その晩、ダーリング氏はナナに腹を立てていたので、ナナを外の庭につないでしまいました。子どもたちを守る者は、誰もいなくなったのです。

まもなく窓が開いて、あの男の子が部屋に飛びこんできました。一緒にやって来たのは、手のひらほどの大きさもない小さな妖精で、ちりんちりんと小さな鈴のような音を立てていました。妖精の名前はティンカー・ベル。妖精たちのなべややかんを直すのが仕事だったので、そう呼ばれていたのです。男の子は引き出しの中に自分の影を見つけましたが、せっけんを使っても、影は体にくっつきません。とうとう男の子は、床に座りこんで泣き出してしまいました。

その泣き声で、ウェンディが目を覚ましました。「ねえ、あなた」とウェンディはやさしく声をかけました。「どうして泣いているの? お名前は?」

「ピーター・パン」と男の子は答えました。

「どこに住んでいるの?」

「右から二つ目」とピーターは言いました。「それから、朝までまっすぐさ」

ウェンディはピーターの影を、足に縫いつけてあげました。ピーターは大喜びで、おんどりのように「コケコッコー!」と声をあげました。ピーターはウェンディに、生まれたその日に家出をしたのだと話しました。「お父さんとお母さんが、ぼくが大人になったら何になるかって話しているのが聞こえたんだ」とピーターは言いました。「ぼくは大人になんか、絶対なりたくない。いつまでも小さな男の子のままで、楽しく遊んでいたいんだ」今ピーターは、ネバーランドで迷子たちと暮らしていました。迷子たちというのは、誰も見ていないすきに乳母車から落ちてしまった子どもたちのことです。

「ぼくたちには、お話をしてくれるお母さんがいないんだ」とピーターは言いました。「ウェンディ、一緒に来て、ぼくたちのお母さんになってよ!」

そう言われては、ウェンディも断れません。ピーターはウェンディとジョンとマイケルに妖精の粉を少し吹きかけて、空の飛び方を教えました。「すてきなこと、わくわくすることを考えるだけでいいんだ」とピーターは言いました。「そうすれば、その思いが体を空に浮かべてくれるよ」こうしてみんなは窓から飛び出していきました。ちょうどそのとき、ダーリング夫妻が階段を駆け上がってきましたが、間に合いませんでした。

ネバーランドは、冒険でいっぱいの島でした。入り江には人魚がいて、森には野生の動物がいて、海には海賊がいました。海賊のかしらは、フック船長です。

フック船長は、長い黒い巻き毛に青い目をしていて、右手の代わりに鉄のかぎ爪がついていました。ピーターが戦いでその手を切り落とし、ワニに投げてやったのです。ワニはその味がすっかり気に入って、残りも食べたいものだと、どこへでもフックのあとをついて回りました。フックにとって運のいいことに、そのワニは時計も飲みこんでいたので、ワニが近づいてくると、いつも音でわかりました。チク、タク、チク、タク。

ティンカー・ベルは、ウェンディにやきもちを焼いていました。そこでひと足先に飛んでいき、迷子たちに「ピーターが、ウェンディ鳥を撃ち落とせって言ってるわ」と伝えました。トゥートルズという男の子が矢を放つと、ウェンディは地面に落ちてしまいました。

けれども、矢はピーターがウェンディにあげたボタンに当たっていました。ウェンディは助かったのです! 迷子たちは、ウェンディが眠っているあいだに、そのまわりに小さな家を建てました。こうしてウェンディは、みんなのお母さんになりました。毎晩ウェンディはみんなにお話をしてあげて、ベッドに寝かしつけました。

けれども、ウェンディはだんだん心配になってきました。「お父さんとお母さんは、きっととても悲しんでいるわ」とウェンディは言いました。「おうちに帰らなくちゃ」迷子たちも、一緒に行きたがりました。いやだと言ったのは、ピーターだけでした。

子どもたちが地下の家から出てきたところを、海賊たちが一人残らず捕まえて、自分たちの船、ジョリー・ロジャー号へ連れていってしまいました。フックは、ピーターが眠っている家にこっそり入りこみ、ピーターの薬に毒を入れました。ティンカー・ベルは、それを見ていました。ピーターが目を覚まして薬のコップを持ち上げると、ティンカー・ベルはピーターを救うために、自分でその毒を飲んでしまいました。

ティンカー・ベルの光は、どんどん弱くなっていきました。「子どもたちが妖精を信じてくれたら、また元気になれるかもしれないって言ってる!」とピーターは叫びました。そして、ネバーランドの夢を見ている世界じゅうの子どもたちに呼びかけました。

「きみたちは信じるかい? 妖精を信じるなら、手をたたいて! ティンクを死なせないで!」たくさんの、たくさんの子どもたちが手をたたきました。そしてティンカー・ベルは助かったのです。

それからピーターは、海賊船へ飛んでいきました。ピーターがワニのまねをしてチクタクと音を立てると、海賊たちは震え上がりました。甲板の上で、大きな戦いが始まりました。

ピーターと男の子たちは、海賊を一人、また一人とやっつけていきました。とうとうフックは、船べりにただ一人で追いつめられました。下の水の中では、ワニが大きな口を開けて待っていました。こうして、フック船長は最期をとげたのです。

ウェンディとジョンとマイケル、そして迷子たちは、空を飛んで家に帰りました。ダーリング夫人は、子どもたちの帰りを待って、毎晩子ども部屋の窓を開けておいたのでした。夫人はどんなに喜んだことでしょう! ダーリング家は、迷子たちもみんな自分の家の子として引き取りました。

「わたしたちと一緒に暮らしましょう、ピーター」とダーリング夫人は言いました。「学校にも行かせてあげるわ。そうすれば、立派な大人になれるのよ」

「いやだ」とピーターは言いました。「学校に行って、まじめなことなんか習いたくない。誰もぼくを捕まえて、大人にすることなんかできないんだ!」そしてピーターは、ネバーランドへ飛んで帰っていきました。

ウェンディは大人になり、やがて自分の娘が生まれました。そしてある夜、窓が開いて、ピーターが飛びこんできました。ピーターは少しも変わっていませんでした。子どもたちが幼くて、無邪気で、楽しいことでいっぱいでいるかぎり、このお話はこれからもずっと続いていくのです。

日本語訳:多読ベスト

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理解度チェック Quick Quiz

読み終わったら、3問だけ。間違えても大丈夫。多読は「だいたいわかる」で十分です。

Q1. Who was the Darling children's nurse?

Q2. How did Captain Hook know when the crocodile was coming?

Q3. How was Tinker Bell saved?

この読み物の使い方 3ステップ

  1. 聞きながら読む 音声に合わせて光る文を目で追う(聞き読み)。わからない語は飛ばしてOK。
  2. 音声なしで読む ⏱計測ボタンで読む速さ(WPM)を測ってみる。
  3. 耳だけで聞く 🎧聞くだけモードで、文字を見ずに内容がわかるか試す。🔁1文リピートで音読・シャドーイングも。

聞き読みの効果とやり方/多読三原則

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