Louis Braille: Reading with Fingers(ルイ・ブライユ 指で読む文字)の挿絵
Level 1 Beginner偉人伝

Louis Braille: Reading with Fingers

ルイ・ブライユ 指で読む文字

  • 📖 349 words
  • ⏱ 約4分
  • 🔊 2:11
  • YL 0.5–0.9
  • 英検5〜4級目安
  • 📝 全訳つき

あらすじ3歳で事故にあい、目が見えなくなったフランスの少年ルイ。目の見えない人のための本は重くて、読むのも大変でした。15歳のルイが考えた方法とは?

多読ベストのオリジナル伝記(史実をもとに)

キーワード(8語)本文の点線の語はタップで意味が出ます
  • leather革
  • tool道具
  • blind目の見えない
  • raised浮き出た
  • dots点
  • system方式
  • official正式な
  • braille点字
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Louis Braille was born in 1809 in a small village near Paris, France. His father made things from leather. Little Louis loved to watch him work.

ルイ・ブライユは1809年、フランスのパリに近い小さな村で生まれました。お父さんは、革で品物を作る職人でした。幼いルイは、お父さんが仕事をするのを見るのが大好きでした。

One day, when Louis was three, he played with a sharp tool in his father's shop. The tool hit his eye. Soon both of his eyes became sick. By the age of five, Louis could not see at all.

ある日、3歳のルイは、お父さんの仕事場で、先のとがった道具で遊んでいました。その道具が、目に当たってしまいました。やがて、両方の目が病気になりました。5歳になるころには、ルイはまったく目が見えなくなっていました。

But Louis was a bright boy. He wanted to learn. At ten, he went to a special school for blind children in Paris.

けれども、ルイは頭のいい男の子でした。勉強したいと思っていました。10歳のとき、パリにある、目の見えない子どものための特別な学校に入りました。

The school had books for blind students. The letters were big, and they stood up from the page. Students touched them with their fingers. But the books were very heavy, and reading was slow. The school had only a few books.

その学校には、目の見えない生徒のための本がありました。文字は大きく、紙の上に浮き出ていました。生徒たちは、その文字を指で触って読みました。でも、本はとても重く、読むのにも時間がかかりました。それに、学校には本が少ししかありませんでした。

When Louis was twelve, a man from the army visited the school. He showed the students a way to write with small raised dots. Soldiers could read it at night, with no light. But it was difficult and used too many dots.

ルイが12歳のとき、軍隊の人が学校を訪ねてきました。その人は生徒たちに、小さな浮き出た点で文字を書く方法を見せてくれました。兵士が夜、明かりなしで読めるようにと考えられたものです。けれども、この方法は難しく、使う点の数も多すぎました。

Louis thought he could make it better. He worked on it day and night, even during his holidays at home. At fifteen, he finished his new system. Each letter used six dots or fewer, in a small space. One finger could feel a whole letter at once.

ルイは、もっといいものにできると考えました。昼も夜も、家に帰った休みのあいだも、工夫を続けました。そして15歳のとき、新しい方式を完成させました。どの文字も、小さな枠の中の6つ以下の点でできています。指1本で、1つの文字をまるごと一度に感じとれるのです。

His friends at school loved the dots. They could read fast, and they could write, too! Louis also made dots for music and math. Later, he became a teacher at the same school.

学校の友だちは、この点の文字が大好きになりました。速く読めるうえに、自分で書くこともできたのです!ルイは、音楽や数学のための点字も作りました。のちに、ルイは同じ学校の先生になりました。

But many adults did not like the new system. For years, the school did not officially accept it. Louis became sick, and he died in 1852, at the age of forty-three. Two years later, the school finally made his dots its official system.

けれども、多くの大人たちは、この新しい方式を気に入りませんでした。何年ものあいだ、学校はこれを正式な方式として認めませんでした。ルイは病気になり、1852年、43歳で亡くなりました。その2年後、学校はようやく、ルイの点字を正式な方式にしました。

Today, millions of people around the world read braille. In Japan, a teacher made Japanese braille from his idea in 1890. You can find it on handrails at stations, elevator buttons, and even on some cans of drinks. Next time you see small dots, touch them. A boy of fifteen gave the world this gift.

今では、世界中の何百万もの人が点字を読んでいます。日本でも1890年に、一人の先生がルイの考えをもとに、日本語の点字を作りました。点字は、駅の手すりやエレベーターのボタン、それに一部の飲み物の缶にもついています。今度、小さな点を見かけたら、触ってみてください。15歳の少年が、世界にこの贈り物をくれたのです。

📖 全訳をまとめて読む 読み終わってからの答え合わせに

ルイ・ブライユは1809年、フランスのパリに近い小さな村で生まれました。お父さんは、革で品物を作る職人でした。幼いルイは、お父さんが仕事をするのを見るのが大好きでした。

ある日、3歳のルイは、お父さんの仕事場で、先のとがった道具で遊んでいました。その道具が、目に当たってしまいました。やがて、両方の目が病気になりました。5歳になるころには、ルイはまったく目が見えなくなっていました。

けれども、ルイは頭のいい男の子でした。勉強したいと思っていました。10歳のとき、パリにある、目の見えない子どものための特別な学校に入りました。

その学校には、目の見えない生徒のための本がありました。文字は大きく、紙の上に浮き出ていました。生徒たちは、その文字を指で触って読みました。でも、本はとても重く、読むのにも時間がかかりました。それに、学校には本が少ししかありませんでした。

ルイが12歳のとき、軍隊の人が学校を訪ねてきました。その人は生徒たちに、小さな浮き出た点で文字を書く方法を見せてくれました。兵士が夜、明かりなしで読めるようにと考えられたものです。けれども、この方法は難しく、使う点の数も多すぎました。

ルイは、もっといいものにできると考えました。昼も夜も、家に帰った休みのあいだも、工夫を続けました。そして15歳のとき、新しい方式を完成させました。どの文字も、小さな枠の中の6つ以下の点でできています。指1本で、1つの文字をまるごと一度に感じとれるのです。

学校の友だちは、この点の文字が大好きになりました。速く読めるうえに、自分で書くこともできたのです!ルイは、音楽や数学のための点字も作りました。のちに、ルイは同じ学校の先生になりました。

けれども、多くの大人たちは、この新しい方式を気に入りませんでした。何年ものあいだ、学校はこれを正式な方式として認めませんでした。ルイは病気になり、1852年、43歳で亡くなりました。その2年後、学校はようやく、ルイの点字を正式な方式にしました。

今では、世界中の何百万もの人が点字を読んでいます。日本でも1890年に、一人の先生がルイの考えをもとに、日本語の点字を作りました。点字は、駅の手すりやエレベーターのボタン、それに一部の飲み物の缶にもついています。今度、小さな点を見かけたら、触ってみてください。15歳の少年が、世界にこの贈り物をくれたのです。

日本語訳:多読ベスト

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このお話の教訓 Moral

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You don't have to wait until you grow up. Even a young person can change the world.

大人になるまで待たなくていい。若い人でも、世界を変えることができる。

理解度チェック Quick Quiz

読み終わったら、3問だけ。間違えても大丈夫。多読は「だいたいわかる」で十分です。

Q1. How old was Louis when he hurt his eye?

Q2. What was the problem with the old books at the school?

Q3. How many dots did each letter use, at most?

🎥 本物を見る・聞く 公式の映像・音声

🎥 映像・BBC IdeasThe incredible story of the boy who invented Braille | BBC IdeasBBC公式(BBC Ideas)。15歳で点字を発明したブライユの物語、約3分半

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この読み物の使い方 3ステップ

  1. 聞きながら読む 音声に合わせて光る文を目で追う(聞き読み)。わからない語は飛ばしてOK。
  2. 音声なしで読む ⏱計測ボタンで読む速さ(WPM)を測ってみる。
  3. 耳だけで聞く 🎧聞くだけモードで、文字を見ずに内容がわかるか試す。🔁1文リピートで音読・シャドーイングも。

聞き読みの効果とやり方/多読三原則

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