The Mole and His Mother(モグラとお母さん)の挿絵
Level 1 Beginnerイソップ物語

The Mole and His Mother

モグラとお母さん

  • 📖 208 words
  • ⏱ 約3分
  • 🔊 1:19
  • YL 0.5–0.9
  • 英検5〜4級目安
  • 📝 全訳つき

あらすじ「ぼく、目が見えるよ!」と言いはる子どものモグラ。お母さんは、あるものを鼻の前に置いてためしてみます。

イソップ寓話(タウンゼンド英訳 1867年)をもとに再話

キーワード(8語)本文の点線の語はタップで意味が出ます
  • moleモグラ
  • smellにおいをかぐ
  • guess当ててみて
  • lesson教訓
  • incenseお香
  • worseもっと悪い
  • either〜もまた(ない)
  • boasting自まんすること
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Google Cloud TTS(Chirp 3 HD・アメリカ英語・Fenrir)

A little mole lived under the ground with his mother. Moles can't see well. Their eyes are very, very small. But they have good noses, and they can smell almost everything.

小さなモグラが、お母さんと一緒に土の中で暮らしていました。モグラは目がよく見えません。目がとても、とても小さいのです。でも、鼻はよくきいて、ほとんど何でもにおいで分かります。

One day, the little mole said, "Mother, guess what? I can see!"

ある日、小さなモグラが言いました。「お母さん、あのね、ぼく、目が見えるんだよ!」

His mother smiled. "Can you, my dear?"

お母さんはほほえみました。「そうなの、ぼうや?」

"Yes!" said the little mole. "I can see everything. I am not like the other moles. My eyes are great!"

「うん!」と、小さなモグラは言いました。「何でも見えるんだ。ぼくはほかのモグラとはちがうんだよ。ぼくの目はすごいんだ!」

His mother wanted to teach him a lesson. She took out a small piece of incense. It was sweet and smelled very strong, like flowers and honey. She put it in front of his nose.

お母さんは、息子に大事なことを教えようと思いました。そこで、お香の小さなかけらを一つ取り出しました。花やはちみつのような、甘くて強い香りのするお香です。お母さんはそれを、息子の鼻の前に置きました。

"Then tell me," she said. "What is this?"

「それなら教えてちょうだい」と、お母さんは言いました。「これは何?」

The little mole looked at it very hard. He opened his eyes as wide as he could. "Hmm," he said. "It is... a little stone!"

小さなモグラは、それをじいっと見つめました。目をできるかぎり大きく開きました。「うーん」と、小さなモグラは言いました。「これは……小さな石だ!」

His mother laughed and shook her head. "Oh, my son," she said. "It is not a stone. It is sweet incense. You can't see it. That is true. But now I know something worse. You can't smell it either!"

お母さんは笑って、首をふりました。「まあ、ぼうや」と、お母さんは言いました。「それは石じゃないわ。甘い香りのお香よ。あなたには見えない。それはほんとうね。でも、もっと困ったことが分かったわ。においも分からないのね!」

The little mole's face got hot. "Oh," he said quietly. Then he laughed too. "Maybe my eyes are not so great after all," he said. "And maybe my nose was sleeping!"

小さなモグラの顔が、かあっと赤くなりました。「あっ」と、モグラは小さな声で言いました。それから、モグラも笑いだしました。「ぼくの目って、やっぱりそんなにすごくないのかもね」と、モグラは言いました。「それに、ぼくの鼻は眠っていたのかも!」

📖 全訳をまとめて読む 読み終わってからの答え合わせに

小さなモグラが、お母さんと一緒に土の中で暮らしていました。モグラは目がよく見えません。目がとても、とても小さいのです。でも、鼻はよくきいて、ほとんど何でもにおいで分かります。

ある日、小さなモグラが言いました。「お母さん、あのね、ぼく、目が見えるんだよ!」

お母さんはほほえみました。「そうなの、ぼうや?」

「うん!」と、小さなモグラは言いました。「何でも見えるんだ。ぼくはほかのモグラとはちがうんだよ。ぼくの目はすごいんだ!」

お母さんは、息子に大事なことを教えようと思いました。そこで、お香の小さなかけらを一つ取り出しました。花やはちみつのような、甘くて強い香りのするお香です。お母さんはそれを、息子の鼻の前に置きました。

「それなら教えてちょうだい」と、お母さんは言いました。「これは何?」

小さなモグラは、それをじいっと見つめました。目をできるかぎり大きく開きました。「うーん」と、小さなモグラは言いました。「これは……小さな石だ!」

お母さんは笑って、首をふりました。「まあ、ぼうや」と、お母さんは言いました。「それは石じゃないわ。甘い香りのお香よ。あなたには見えない。それはほんとうね。でも、もっと困ったことが分かったわ。においも分からないのね!」

小さなモグラの顔が、かあっと赤くなりました。「あっ」と、モグラは小さな声で言いました。それから、モグラも笑いだしました。「ぼくの目って、やっぱりそんなにすごくないのかもね」と、モグラは言いました。「それに、ぼくの鼻は眠っていたのかも!」

日本語訳:多読ベスト

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このお話の教訓 Moral

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Boasting about things you can't do only makes you look silly.

できないことを自まんすると、かえってはじをかく。

理解度チェック Quick Quiz

読み終わったら、3問だけ。間違えても大丈夫。多読は「だいたいわかる」で十分です。

Q1. What did the little mole say?

Q2. What did his mother put in front of him?

Q3. What did the mother find out?

この読み物の使い方 3ステップ

  1. 聞きながら読む 音声に合わせて光る文を目で追う(聞き読み)。わからない語は飛ばしてOK。
  2. 音声なしで読む ⏱計測ボタンで読む速さ(WPM)を測ってみる。
  3. 耳だけで聞く 🎧聞くだけモードで、文字を見ずに内容がわかるか試す。🔁1文リピートで音読・シャドーイングも。

聞き読みの効果とやり方/多読三原則

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