The Hares and the Frogs(ウサギとカエル)の挿絵
Level 1 Beginnerイソップ物語

The Hares and the Frogs

ウサギとカエル

  • 📖 237 words
  • ⏱ 約3分
  • 🔊 1:40
  • YL 0.5–0.9
  • 英検5〜4級目安
  • 📝 全訳つき

あらすじ何を見てもこわくてにげ出すウサギたち。「もうこんな暮らしはいやだ」と、みんなで遠くへ行こうとしますが……。

イソップ寓話(タウンゼンド英訳 1867年)をもとに再話

キーワード(8語)本文の点線の語はタップで意味が出ます
  • hares野ウサギ
  • field野原
  • eaglesワシ
  • agreed賛成した
  • lake湖
  • thumpドン(足音)
  • splashバシャッ
  • brave勇気がある
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Google Cloud TTS(Chirp 3 HD・アメリカ英語・Charon)

In a big field, many hares lived together. They had long ears and fast legs. But they were always afraid. A bird flew over them, and they ran. A leaf fell from a tree, and they ran. A dog barked far away, and they ran and ran.

広い野原に、たくさんのウサギが一緒に暮らしていました。ウサギたちは耳が長く、足も速いのですが、いつもびくびくしていました。鳥が頭の上を飛ぶと、逃げ出しました。木から葉っぱが落ちると、逃げ出しました。遠くで犬がほえると、どこまでも逃げていきました。

"We are afraid of everything," said one hare. "Every day, we run and hide. I am so tired of it."

「ぼくたちは何でも怖いんだ」と、一匹のウサギが言いました。「毎日、逃げては隠れている。もううんざりだよ」

"Me too," said another hare. "Everyone is stronger than us. Foxes, dogs, eagles... We never have a happy day."

「ぼくもだ」と、別のウサギが言いました。「誰もかれも、ぼくたちより強いんだ。キツネ、犬、ワシ……。ぼくたちには、幸せな日なんて一日もない」

"Then let's leave this field," said the first hare. "Let's go far, far away and never come back!" All the hares agreed.

「それなら、この野原を出ていこう」と、最初のウサギが言いました。「遠く、遠くへ行って、二度と戻ってこないことにしよう!」ウサギたちはみんな賛成しました。

So all the hares ran together toward the lake. Their feet went thump, thump, thump on the ground.

そこで、ウサギたちはそろって湖のほうへ走っていきました。ウサギたちの足が、地面をドン、ドン、ドンと踏み鳴らしました。

Many frogs were sitting by the lake in the sun. They heard the loud thump, thump, thump. "Oh no! Something big is coming!" cried the frogs. Splash, splash, splash! They all jumped into the water and hid.

湖のほとりでは、たくさんのカエルが日なたぼっこをしていました。カエルたちは、大きなドン、ドン、ドンという音を聞きつけました。「大変だ! 何か大きなものがやって来るぞ!」と、カエルたちは叫びました。ポチャン、ポチャン、ポチャン! カエルたちはみんな水の中に飛びこんで、隠れてしまいました。

The hares stopped. They looked at the water. All the frogs were gone.

ウサギたちは立ち止まって、水を見ました。カエルは一匹残らずいなくなっていました。

Then the oldest hare started to laugh. "Look, my friends!" he said. "Those frogs were afraid of us! Of us! So other animals are afraid, too. It is not only us!"

すると、いちばん年寄りのウサギが笑いだしました。「見てごらん、みんな!」と、そのウサギは言いました。「あのカエルたちは、ぼくたちを怖がったんだ! このぼくたちを! ということは、ほかの動物だって怖がるんだ。怖がりなのは、ぼくたちだけじゃないんだよ!」

"That's true!" said the other hares. They felt a little brave. "Maybe our life is not so bad," they said. So they turned around and went home to their field.

「本当だ!」と、ほかのウサギたちも言いました。ウサギたちは、少しだけ勇気がわいてきました。「ぼくたちの暮らしも、そんなに悪くないのかもしれないね」と、ウサギたちは言いました。そして、くるりと向きを変えて、自分たちの野原へ帰っていきました。

📖 全訳をまとめて読む 読み終わってからの答え合わせに

広い野原に、たくさんのウサギが一緒に暮らしていました。ウサギたちは耳が長く、足も速いのですが、いつもびくびくしていました。鳥が頭の上を飛ぶと、逃げ出しました。木から葉っぱが落ちると、逃げ出しました。遠くで犬がほえると、どこまでも逃げていきました。

「ぼくたちは何でも怖いんだ」と、一匹のウサギが言いました。「毎日、逃げては隠れている。もううんざりだよ」

「ぼくもだ」と、別のウサギが言いました。「誰もかれも、ぼくたちより強いんだ。キツネ、犬、ワシ……。ぼくたちには、幸せな日なんて一日もない」

「それなら、この野原を出ていこう」と、最初のウサギが言いました。「遠く、遠くへ行って、二度と戻ってこないことにしよう!」ウサギたちはみんな賛成しました。

そこで、ウサギたちはそろって湖のほうへ走っていきました。ウサギたちの足が、地面をドン、ドン、ドンと踏み鳴らしました。

湖のほとりでは、たくさんのカエルが日なたぼっこをしていました。カエルたちは、大きなドン、ドン、ドンという音を聞きつけました。「大変だ! 何か大きなものがやって来るぞ!」と、カエルたちは叫びました。ポチャン、ポチャン、ポチャン! カエルたちはみんな水の中に飛びこんで、隠れてしまいました。

ウサギたちは立ち止まって、水を見ました。カエルは一匹残らずいなくなっていました。

すると、いちばん年寄りのウサギが笑いだしました。「見てごらん、みんな!」と、そのウサギは言いました。「あのカエルたちは、ぼくたちを怖がったんだ! このぼくたちを! ということは、ほかの動物だって怖がるんだ。怖がりなのは、ぼくたちだけじゃないんだよ!」

「本当だ!」と、ほかのウサギたちも言いました。ウサギたちは、少しだけ勇気がわいてきました。「ぼくたちの暮らしも、そんなに悪くないのかもしれないね」と、ウサギたちは言いました。そして、くるりと向きを変えて、自分たちの野原へ帰っていきました。

日本語訳:多読ベスト

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このお話の教訓 Moral

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Someone is always more afraid than you.

自分よりこわがりな者はいつもいる。元気を出そう。

理解度チェック Quick Quiz

読み終わったら、3問だけ。間違えても大丈夫。多読は「だいたいわかる」で十分です。

Q1. What were the hares afraid of?

Q2. What did the frogs do?

Q3. How did the hares feel at the end?

この読み物の使い方 3ステップ

  1. 聞きながら読む 音声に合わせて光る文を目で追う(聞き読み)。わからない語は飛ばしてOK。
  2. 音声なしで読む ⏱計測ボタンで読む速さ(WPM)を測ってみる。
  3. 耳だけで聞く 🎧聞くだけモードで、文字を見ずに内容がわかるか試す。🔁1文リピートで音読・シャドーイングも。

聞き読みの効果とやり方/多読三原則

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