The Crow and the Green Figs(カラスと青いイチジク(コクマルガラスとキツネ))の挿絵
Level 1 Beginnerイソップ物語

The Crow and the Green Figs

カラスと青いイチジク(コクマルガラスとキツネ)

  • 📖 255 words
  • ⏱ 約3分
  • 🔊 1:34
  • YL 0.5–0.9
  • 英検5〜4級目安
  • 📝 全訳つき

あらすじ冬なのに、イチジクの木に青い実がなっていました。おなかをすかせたカラスは、実がじゅくすのをじっと待ちますが……。

イソップ寓話(タウンゼンド英訳 1867年)をもとに再話

キーワード(8語)本文の点線の語はタップで意味が出ます
  • crowカラス
  • figsイチジク
  • peckedつついた
  • sourすっぱい
  • ripeじゅくした
  • empty空っぽの
  • hope望み
  • foolingだましている
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Google Cloud TTS(Chirp 3 HD・アメリカ英語・Orus)

It was the middle of winter. A hungry crow flew over the fields. There was no food anywhere. Then she saw a fig tree. It had many little green figs on its branches.

真冬のことでした。おなかをすかせたカラスが、畑の上を飛んでいました。どこにも食べ物はありません。そのとき、カラスはイチジクの木を見つけました。枝には、小さな緑色のイチジクがたくさんなっていました。

"Figs!" she said happily. "Sweet, delicious figs!" She landed on a branch and pecked one. But it was hard and sour. "Yuck! They are not ripe yet," she said. "Never mind. I can wait. In a few days, they will be soft and sweet."

「イチジクだわ!」と、カラスはうれしそうに言いました。「甘くておいしいイチジク!」カラスは枝にとまって、イチジクを一つつついてみました。でも、硬くてすっぱいのです。「うえっ! まだ熟していないわ」と、カラスは言いました。「まあいいわ。待てばいいのよ。何日かすれば、柔らかくて甘くなるでしょう」

So the crow sat on the branch and waited. She waited all day. She waited all night. The wind was cold, and her stomach was empty. But she did not move.

そこでカラスは、枝にとまって待ちました。一日中待ちました。一晩中待ちました。風は冷たく、おなかは空っぽでした。それでも、カラスは動きませんでした。

The next morning, a fox walked by. He saw the crow on the branch. "Good morning," he said. "Why do you sit in that tree for so long?"

次の朝、キツネが通りかかりました。キツネは枝の上のカラスを見て、言いました。「おはよう。どうしてそんなに長いこと、その木にとまっているんだい?」

"I am waiting for these figs," said the crow. "Soon they will be ripe, and I can eat them all!"

「このイチジクを待っているの」と、カラスは答えました。「もうすぐ熟すから、そうしたら全部食べられるのよ!」

The fox looked at the little green figs. Then he looked at the cold gray sky. He shook his head.

キツネは小さな緑のイチジクを見ました。それから、冷たい灰色の空を見ました。そして、首を振りました。

"Oh, my poor friend," he said. "It is winter. These figs came at the wrong time. They can never get ripe in this cold. You have a big hope, but that hope is fooling you. It can never give you dinner. Go and find real food!"

「ああ、かわいそうに」と、キツネは言いました。「今は冬だよ。このイチジクは、実る時期を間違えたんだ。この寒さじゃ、いつまでたっても熟しやしない。きみは大きな望みをかけているけど、その望みにだまされているんだよ。待っていても、夕ごはんにはありつけない。ちゃんと食べられる物を探しに行きなさい!」

The crow looked at the hard little figs. Then she looked at the cold sky. "Maybe he is right," she thought. At last, she flew away and looked for food in the fields.

カラスは、硬い小さなイチジクを見ました。それから、冷たい空を見ました。「キツネの言う通りかもしれない」と、カラスは思いました。とうとうカラスは飛び立って、畑で食べ物を探し始めました。

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真冬のことでした。おなかをすかせたカラスが、畑の上を飛んでいました。どこにも食べ物はありません。そのとき、カラスはイチジクの木を見つけました。枝には、小さな緑色のイチジクがたくさんなっていました。

「イチジクだわ!」と、カラスはうれしそうに言いました。「甘くておいしいイチジク!」カラスは枝にとまって、イチジクを一つつついてみました。でも、硬くてすっぱいのです。「うえっ! まだ熟していないわ」と、カラスは言いました。「まあいいわ。待てばいいのよ。何日かすれば、柔らかくて甘くなるでしょう」

そこでカラスは、枝にとまって待ちました。一日中待ちました。一晩中待ちました。風は冷たく、おなかは空っぽでした。それでも、カラスは動きませんでした。

次の朝、キツネが通りかかりました。キツネは枝の上のカラスを見て、言いました。「おはよう。どうしてそんなに長いこと、その木にとまっているんだい?」

「このイチジクを待っているの」と、カラスは答えました。「もうすぐ熟すから、そうしたら全部食べられるのよ!」

キツネは小さな緑のイチジクを見ました。それから、冷たい灰色の空を見ました。そして、首を振りました。

「ああ、かわいそうに」と、キツネは言いました。「今は冬だよ。このイチジクは、実る時期を間違えたんだ。この寒さじゃ、いつまでたっても熟しやしない。きみは大きな望みをかけているけど、その望みにだまされているんだよ。待っていても、夕ごはんにはありつけない。ちゃんと食べられる物を探しに行きなさい!」

カラスは、硬い小さなイチジクを見ました。それから、冷たい空を見ました。「キツネの言う通りかもしれない」と、カラスは思いました。とうとうカラスは飛び立って、畑で食べ物を探し始めました。

日本語訳:多読ベスト

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このお話の教訓 Moral

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Don't wait for something that can never happen.

かなうはずのない望みにしがみついていても、何も手に入らない。

理解度チェック Quick Quiz

読み終わったら、3問だけ。間違えても大丈夫。多読は「だいたいわかる」で十分です。

Q1. What season was it?

Q2. What did the crow wait for?

Q3. What did the fox tell the crow?

この読み物の使い方 3ステップ

  1. 聞きながら読む 音声に合わせて光る文を目で追う(聞き読み)。わからない語は飛ばしてOK。
  2. 音声なしで読む ⏱計測ボタンで読む速さ(WPM)を測ってみる。
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聞き読みの効果とやり方/多読三原則

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