共テ英語 R&L 満点チートシート原田英語 / 本番 2027年1月16日(土)アプリを開く

READING 第5問

共通テスト英語リーディング 第5問の解き方とコツ

計算問題は、選択肢どうしの差(例:£2)が割引などの条件の額になっている。式より先に差を見よう。第5問は16点・6マーク。目安11分、13分を過ぎたら次へ。解く手順、例題、テクニック、ひっかけ、点数別の対策をまとめた。

書いた人:原田高志(高校の英語教師・原田英語)/ 更新:/ 2021〜2026年度の本試験・追試験(R・L 24回分)を数えて作成

第5問はどんな問題?(配点・時間・形式)

チラシの条件(日時・料金・対象・締切)と、フォームやメールに書かれた状況を突き合わせ、誰が何をいつするか、いくらかかるか、何を勧めるかを判断する。

項目中身
形式複数資料(チラシ・応募フォーム・Eメールのやり取り)の照合。2026年は図書館のイベント
配点16点(6マーク)
語数の目安約560語
目安時間11分(13分で次へ進む)
難しさ★★★
いちばん大事な一言:計算問題は、選択肢どうしの差(例:£2)が割引などの条件の額になっている。式より先に差を見よう

過去の出題(新形式)

年度テーマ語数
2025本地域の会議の準備(教授とのメール)845語
2025追地域の祭りの記事+アンケート+メモ798語
2026本英国の図書館の絵本フェア(チラシ・応募フォーム・メール)783語
2026追日本の落とし物のブログ+英国の留学生とのメール866語

設問のパターン

設問の型回数例
資料を照らし合わせて合うもの・合わないもの8Referring to …'s reply, which … needs to be reconsidered? など
2つ選ぶ5… which two … ? The order does not matter.
目的・全体の主旨3What is the main purpose of …?
正しい組み合わせを選ぶ2Which combination best describes …?
図を選ぶ1Which diagram best represents …?
メモの誤りを消す1… you have noticed an error. Which statement should you remove?

毎回同じところ:5問・6マーク・16点。4回とも「2つ選ぶ」問題が入る。資料をまたいで答えを探す。

毎回変わるところ:資料の組み合わせが毎回ちがう。「入らないものはどれか」(not)の問題は2026本の1回だけ。

2027年の予想:メール・チラシ・ブログなど2〜4種類の資料を照らし合わせる形が続く見込み。最初の資料と、あとの返信での変更点を突き合わせる練習を。

第5問の解き方(手順)

  1. 設問を先読みし、「誰の」「いつの」「いくら」を問う設問に印
  2. チラシは見出し・表・注記(* や Note)を先に読み、条件を余白に表で写す(日付/料金/対象/締切)
  3. メールは日付と差出人を□。「変更」「追加」「キャンセル」「希望」の文に波線
  4. 設問ごとに、チラシの条件×メールの状況を余白の表で照合
  5. 計算は式を余白に書く(暗算しない)
  6. 11分で仮マークを終え、13分を超えたら次へ

チラシ・フォーム・メールを読む手順

第5問は「読む」より「条件を集めて照らし合わせる」問題。資料を開いてから塗るまで、この順番で手を動かそう。

  1. リード文で自分を知る
    日本語のリード文で、自分の年齢・立場・目的に□。余白の表の「自分」の行はここで決まる。
    例:あなた(16歳・会員)が弟(10歳)と申し込む → 表の1行目に「自分16・会員」、2行目に「弟10」
  2. 設問を先に読む
    設問の「誰の」「いつ」「いくら」に印。計算か、予定か、おすすめかで、どの資料を探すかが決まる。
  3. チラシは表と*印
    説明の文は軽く流し、表・料金・*印の注意書きを読む。条件は余白の表に1行ずつ写す。
    例:*Children under 8 must come with an adult. → 表に「8歳未満=大人と」と1行
  4. フォームの✓を拾う
    フォームは自分が選んだものの記録。✓や記入欄を見て、表に「希望」の列を足す。
  5. メールで表を上書き
    Unfortunately や I'm afraid の文に線。変わった所だけ表に×をつけて書き直す。
    例:Unfortunately, the Sunday session is full. → 表の「日曜」に×、横に「土曜へ」
  6. 差を見てから計算
    計算の設問は、選択肢どうしの差を先に見る。差の額に当たる条件を確かめてから式を書く。
    例:£12 / £14 / £16 / £18 → 差はどれも£2。「£2 off」が誰に付くかだけ確かめればいい
  7. 照合して塗る
    設問ごとに表と選択肢を比べ、○×をつけて塗る。2つ選ぶ問題は、塗った数を指で数える。

秒単位の時間割

時間やること
0:00〜1:00リード文で自分の条件に□。設問の「誰・いつ・いくら」に印
1:00〜4:00チラシの表と*印を読み、余白に条件表を作る
4:00〜6:30フォームの✓とメールの変更文を読み、表を上書き
6:30〜10:00設問を順に照合。計算は選択肢の差を見てから式
10:00〜11:00全マーク。2つ選ぶ問題は塗った数を確認
13:00あきらめて次へ行く時間。仮マークして第6問へ
なぜこの解き方が効く? 複数の資料を頭の中だけで照合すると、一度に覚えておける量を超えてミスが出る。表にして紙に書き出すと、頭は「比べる」ことだけに使える。

第5問の例題(書き下ろし)で解き方を確認

お知らせ・申込フォーム・返信メールを見比べて、条件に合うものや料金を選ぶ問題。答えは2枚以上の紙にまたがっている。

実演:科学館ワークショップの料金計算

あなた(Ken, 16歳)はイギリスに留学中。科学館の夏のワークショップに、自分と弟(10歳)の分を申し込み、返信メールを受け取った。

Leaflet

Greenfield Science Museum

Summer Workshops for Young Scientists

Join our hands-on workshops this August and discover the fun of science!

Workshops

WorkshopDate and timeAgeFee
Robot BuildingSaturday 3 August, 10:00-12:0012-18£8
Space PaintingSaturday 3 August, 13:30-15:306-11£6
Kitchen ChemistrySunday 4 August, 10:00-12:009-15£7

* Museum members and their families get £2 off each workshop.

* Each workshop has 20 places. Please book online by 25 July.

* Please pay at the front desk on the day of your workshop.

Your booking form

NameKen Sato (age 16)
Museum memberYes
Workshop 1Robot Building (for myself)
Workshop 2Space Painting (for my brother, Yuto, age 10)
MessageThis will be Yuto's first visit to the museum. He loves drawing!

Email from the museum

Sent: 22 July

Dear Ken,

Thank you for booking two workshops. Your place in Robot Building is confirmed.

Unfortunately, Space Painting became full just before your form arrived. We are very sorry. Since your brother is 10, we have booked him into Kitchen Chemistry instead. Many children who enjoy art also love this workshop, because they make colourful 'rainbow drinks'.

If you would like to cancel this change, please let us know by 25 July.

We look forward to seeing you both.

Best wishes,

The Workshop Team

If you accept the change, how much will you pay in total for the two workshops?

  1. ① £10
  2. ② £11
  3. ③ £13
  4. ④ £15
答えと解き方を見る

正解:②

  1. ① 設問を先に読む
    聞かれているのは「合計いくら」。しかも「変更を受け入れたら」=メールの後の話だ。
  2. ② メールで変わった所を探す
    弟の教室は満員。代わりに Kitchen Chemistry に変わった。古い予定に×。
  3. ③ 表から料金を拾う
    Ken はロボット教室で£8。弟は変更後の Kitchen Chemistry で£7。£6 はもう使わない。
  4. ④ 言い換えに気づいて計算
    their families(家族)=my brother。弟も2ポンド引きだ。式は (8−2)+(7−2)=11。
  5. ⑤ ひっかけを消す
    ほかの3つは、それぞれ1つずつ条件を見落とした金額だ。

【お知らせ】グリーンフィールド科学館 夏の若手科学者ワークショップ。ロボットづくり:8月3日(土)10〜12時・12〜18歳・8ポンド/宇宙のお絵かき:8月3日(土)13時半〜15時半・6〜11歳・6ポンド/キッチン化学:8月4日(日)10〜12時・9〜15歳・7ポンド。※会員とその家族は各ワークショップ2ポンド引き。※定員各20名。7月25日までにネットで予約。※料金は当日受付で。【申込フォーム】ケン・サトウ(16歳)、会員:はい、①ロボットづくり(自分)②宇宙のお絵かき(弟ユウト10歳)。【メール】ご予約ありがとう。ロボットづくりは確定です。あいにく宇宙のお絵かきはフォームが届く直前に満員になりました。弟さんは10歳なので、代わりにキッチン化学を予約しました。変更を取り消したい場合は7月25日までにご連絡を。【設問】変更を受け入れた場合、2つのワークショップで合計いくら払うか。正解:11ポンド。

第5問のコツ・テクニック

余白に条件表

縦に人(自分・友人・家族)、横に条件(年齢・会員・希望日)を書き、○×で埋める。照合が一瞬で終わる。

注記(*)に答えがある

*Members only / *Booking required など小さな文字は正解の根拠になりやすい。チラシで最初に読む。

最新メールが上書き

日付が後のメールが前の情報を上書きする。変わった所は古い情報に×を付けてから設問へ。

料金は式で

基本料金×人数−割引。per person か per group か、割引が誰に・何に付くかを式の横に書く。

締切の境界

by 10 May は10日を含む。before 10 May は10日を含まないと読むのが安全。no later than は by と同じ。

根拠は2つの資料にまたがる

1つの資料だけで選べた選択肢は一度疑う。条件はチラシ、状況はメールという分担が基本。

イギリス式の日付と通貨

3/4 は「4月3日」(日/月)。£ と p(ペンス)、ground floor=1階。2026年は第5問でも出た。

推薦は条件の消去法

相手の希望(曜日・予算・年齢)を箇条書きにし、1つでも満たさない選択肢を消す。残った1つが答え。

超絶テク(目から鱗)

選択肢の差の額で条件を探す

計算の設問は、式の前に4つの選択肢の差を見る。差が£2なら「£2 off」、1人分の料金なら「人数」。その条件だけ本文で確かめる。

👀 ✕の選択肢は「条件を1つ忘れた答え」。差の額を見れば、どの条件を忘れた答えかがわかる。

自分も1人と数える

I'm going with my sister and two friends. は自分を入れて4人。人数が出たら余白に「自分+3=4」と式で書く。

👀 人数の数え忘れは一番もったいない。式を書けば防げる。

余白に1週間カレンダー

日付が3つ以上出たら、余白に月〜日を横に書く。イベント・締切・メールの日付に印をつけ、間に合うかを目で見る。

👀 曜日と日付の計算を頭でしない。並べれば一目でわかる。

悪い知らせの合図語

Unfortunately / I'm afraid / fully booked / cancelled の文に波線。そこが変更点で、設問に出やすい。

👀 予定の変更は、たいてい「残念ですが」から始まる。合図の言葉で探せば速い。

フォームの記入欄を読む

フォームの Message / Comments 欄は必ず読む。「弟は絵が好き」など希望や事情が書かれ、おすすめの設問の根拠になる。

👀 フォームには、自分の希望や事情が書いてある。ここを飛ばすと、おすすめ問題で迷う。

次の行動は最後の段落

What will 〜 do next? は、最後のメールの最後の段落へ直行。Please 〜 / Could you 〜 の依頼文に線。

👀 メールは最後に「お願い」で終わる形が多い。頼まれたことが次の行動。

例で確認

Entry: £4 (free for members). Under-18s pay half price. *Tickets must be booked at least three days in advance. / Situation: A 16-year-old non-member wants to attend on Saturday, 14 June.

入場料:4ポンド(会員は無料)。18歳未満は半額。※チケットは3日以上前までに予約が必要。/状況:16歳の非会員が6月14日(土)に参加したい。

16歳・非会員なので £2。予約は3日前の6月11日(水)まで。料金と締切の2つの条件を表で照合する。

第5問のひっかけ(✕選択肢の作られ方)

古い情報で答える

チラシの日時が後のメールで変更されている。最終版の情報かを確認してから選ぶ。

割引の重ね掛け

20% off と extra 10% off は合計30%引きではない(0.8×0.9=0.72で28%引き)。併用可かも確認。

対象外の人に割引

学生割引・会員割引は対象者だけ。同行者の料金まで割り引いた選択肢は×。

年齢の境界

under 12 は11歳まで、12 and under は12歳を含む。境界の年齢の人が出たら必ず疑う。

✕選択肢の正体3型

担当者のすり替え

本文:(Email from Ms. Green) I'll bring the extra chairs. Could you prepare the name cards?

✕選択肢:Ms. Green will prepare the name cards.

名札を作るのはメールを受け取った側。Ms. Greenがやるのはいすの準備。

任意を義務に

本文:Lunch is available at the café, or you may bring your own.

✕選択肢:All participants must buy lunch at the café.

may bring your own=持参もOK。買うかは自由なので must は×。

時刻の種類ちがい

本文:Doors open at 9:30, and the talk begins at 10:00.

✕選択肢:The talk starts at 9:30.

9:30は入場できる時刻。話が始まるのは10:00。

第5問の出題パターン別の解き方

パターン出た年見る所解き方ひっかけ
メール+返信(計画の見直し)2025本返信メールの「変えてほしい」「そのままでよい」の文自分のメールの計画を表にして、返信で変わった所に×を付ける。図(座席など)は返信の条件で選ぶ。最初のメールの計画のままで、返信の変更を反映していない選択肢
記事+アンケート結果→会議用メモ2025追記事のモデル(考え方の型)とアンケートの数字メモの誤りを消す設問は、メモの文を1つずつ数字と照らす。記事の型とアンケートの両方に合う案を選ぶ。記事かアンケートの片方にしか合わない案
チラシ+応募フォーム+図書館からのメール2026本チラシの条件(予算・種類)と、メールで断られた理由フォームに書いた4つを縦に並べ、チラシの条件を横に並べて○×表を作る。「含まれない」は×がある物。チラシの条件は満たすが、メールで外された物を見落とした選択肢
メールのやり取り+ブログ+コメント2026追だれのメールか・だれのコメントかの名前人ごとに意見を1語メモ。「意見が違う点」は、同じ話題で両者の答えが分かれる所を探す。片方だけが話している話題を「意見が違う」にした選択肢
2人のブログ・2つの記事を比べる2022本・2023本2人が同じことを言っている文と、値段や数字の表Both が付く設問は、2人ともに○の内容だけ。値段の設問は割引の条件を表に書き込んでから計算する。片方しか言っていないのに「2人とも」にした選択肢
メールのやり取り→予定表・レイアウトを作る2021本・2022追・2023追・2024本・2024追何度も変わる時刻・場所と、最後のメールの決定決まった事は予定表に書き、変更が出たら線で消して書き直す。最後のメールの内容を優先する。途中で取り消された時刻や場所を使った選択肢

得点帯別:第5問で点が伸びない原因と対策

今の得点つまずきやること
〜5割全文を頭から読み、情報が混ざって時間切れになる。読むのは表と*印とメールの変更文だけ。条件は余白の表に写し、頭で覚えない。
6〜7割メールの変更は読めたのに、計算や人数で1〜2問落とす。人数は「自分を含めて何人」と式で書く。料金は選択肢の差を先に見て、効いている条件を確かめる。
8割「誰が次に何をするか」の設問で、人を取り違える。メールの依頼文(Could you〜 / Please〜)の横に「誰→誰」の矢印を書き込もう。
9割→満点時刻の種類や must / may など、小さなずれを1問見落とす。塗る前に、選んだ選択肢の数字と動詞を、本文の語と1語ずつ指で照らし合わせる。

第5問の練習メニュー

条件表づくり(1日10分)

過去問や模試の第5問のチラシだけを見て、2分で余白に条件表を作る。そのあと設問を解き、表だけで答えが出せたら合格。10日で10回分。

差から逆算ドリル(1日5分)

第5問の計算問題を、選択肢の差だけ見て「どの条件の差か」を先に予想する。本文で確かめて当たりに○。3問続けて当たれば卒業。

変更文に線を引く練習(1日5分)

第5問のメールを読み、Unfortunately などの変更文に線を引く。チラシのどの行が変わるかを矢印で結び、30秒以内にできれば合格。

試験10分前に読む3行

  1. 表と*印とメールの変更文だけ読む
  2. 計算の前に選択肢の差を見る
  3. 13分で仮マークして第6問へ

よくある質問

第5問は、チラシを最初から最後まで全部読んでから設問へ進むのが安全?

✕(まちがい)。全部読むと時間が足りなくなる。設問で聞かれる「誰・いつ・いくら」を先に知り、表と*印だけ読もう。残りは設問が求めた時に戻ればOK。

計算問題の選択肢どうしの差は、どの条件が効いているかのヒントになる?

○(正しい)。£14と£16の差£2が割引の額なら、割引が分かれ目。差を先に見ると、確かめる条件が1つに絞れる。式を書くのはそのあとでいい。

メールで予定が変わったら、チラシの情報はもう全部使えない?

✕(まちがい)。変わるのはメールに書かれた所だけ。料金や締切などはチラシに書かれたまま使う。変わった所だけ×をつけて書き直し、ほかは残そう。