共テ英語 R&L 満点チートシート原田英語 / 本番 2027年1月16日(土)アプリを開く

READING

共通テスト英語リーディングの解き方とコツ

80分で8題・44マーク・約5,600語。まず「何点がどこにあるか」「何を試される試験か」を頭に入れよう。地図があれば迷わない。

書いた人:原田高志(高校の英語教師・原田英語)/ 更新:/ 2021〜2026年度の本試験・追試験(R・L 24回分)を数えて作成

リーディングの全体像(時間・配点・語数)

80分で8題・44マーク・約5,600語。まず「何点がどこにあるか」「何を試される試験か」を頭に入れよう。地図があれば迷わない。

数字で見るリーディング

項目中身
試験時間80分(15:20〜16:40)
配点100点
大問8題(2025年度から新形式。2026年度も同じ)
マーク44個
総語数約5,600語(本文・図表・設問・選択肢の合計)
必要ペース単純計算で1分あたり約70語。見直し8分を残すなら約78語
図表・イラストはほぼ全大問で出る。イギリス英語の綴り・表現も出ることがある(2026年は第2問・第5問)。

大問別の配点と目安時間

大問2026年度の型配点マーク語数目安
第1問テキストメッセージ(イラスト選択)63約1803分
第2問ウェブサイト(調査結果・複数の意見)124約2505分
第3問体験記(出来事の並べ替え)96約3006分
第4問ニュースレター(推敲・文挿入)124約3508分
第5問複数資料(チラシ・フォーム・Eメール)166約56011分
第6問物語(回想・時系列・アウトライン)128約64010分
第7問論理的文章+プレゼンスライド166約61013分
第8問複数の意見・資料+エッセイのアウトライン177約71016分

第1〜4問で39点、第5〜8問で61点。配点の約6割が後半4題に集まっている。前半で時間を使いすぎる人は、実力があっても後半で点を落とす。

前半は「速く・確実に」、後半は「時間をかけて・丁寧に」。前半で貯めた時間はすべて後半に回す。

平均点の推移

年度平均点
2024年51.54
2025年(新形式1年目)57.69
2026年62.81

3年連続で上がっている。平均が上がる年ほど、上位層は「1問の取りこぼし」で差がつく。満点勝負は難問を解く力より、易しい問題を1つも落とさない仕組み で決まる。

平均点が上がった翌年に難しくなることもある。どんな難度でも同じ手順で解けるように準備しておくのが安全。

何が問われる試験か

情報処理(探して拾う)

全部を精読する試験ではない。設問が求める情報を、日時・数字・固有名詞を目印に素早く探す力が問われる。

事実と意見の区別

Fact(証拠で確かめられる)と Opinion(書き手の評価・判断)を分ける設問が出る。評価語1つで判定が変わる。

言い換え(パラフレーズ)

正解の選択肢は本文と別の言葉で書かれるのが基本。抽象化・品詞転換・否定の言い換えを見抜けるかが勝負。

複数資料の統合

チラシ×メール、意見×グラフのように、2つ以上の資料を突き合わせて初めて答えが出る設問が後半の柱。

時系列と文章構成

書かれた順と起きた順のズレ(並べ替え)、文をどこに入れるか(推敲)など、文章の組み立てを読む力。

目的に合わせた読み

「あなたは〜の生徒です」という場面設定がつく。自分が何のために読むのかを決めてから読む人が速い。

満点を取る人の考え方

答えは本文にしかない

常識・知識・「普通こうだよね」で選ばない。正解には必ず本文の根拠がある。根拠に線を引けない選択肢は選ばない。

1問1根拠

選んだら、根拠の行に設問番号を書く。見直しのとき根拠に一瞬で戻れて、迷い直しが消える。

設問が先、本文が後

何を探すか決めてから読む。先に設問を読むと、本文の必要な所だけが浮き上がって見える。

迷ったら「言い過ぎ」を切る

2択で迷ったら、always / only / all / must など本文より強い言い方をしている方を捨てる。

時間は後半に貯金する

第1〜4問は22分以内が目標。前半の1分は後半の1問(2〜3点)に化ける。

空欄ゼロ

44マークすべてを塗って終わる。飛ばすときも必ず仮マークしてから次へ。

なぜ効く? 人は目的を持って読むと、関係する情報に注意が向き、関係ない情報を読み流せる。設問先読みと根拠の書き込みは、限られた頭の作業スペースを「探す・比べる」だけに使うための仕組み。

大問別の配点と目安時間

大問形式配点マーク語数目安次へ進む
第1問テキストメッセージのやり取り(イラスト選択あり)。2025年はパンフレット型。…6点3約180語3分4分
第2問ウェブサイト・ブログ(調査結果+複数の意見。事実と意見の区別)。2026年は満…12点4約250語5分7分
第3問体験記・物語(出来事の並べ替えあり)。2026年はワークショップ参加の体験記、…9点6約300語6分8分
第4問ニュースレター・エッセイ+コメント(推敲:文を入れる位置・語句の修正)。202…12点4約350語8分10分
第5問複数資料(チラシ・応募フォーム・Eメールのやり取り)の照合。2026年は図書館…16点6約560語11分13分
第6問物語(回想・時系列の並べ替え・アウトライン完成)。2026年は店を舞台にした回…12点8約640語10分12分
第7問論理的文章(記事・説明文)+プレゼンスライドの空所。2026年は心理・生活習慣…16点6約610語13分15分
第8問複数の意見・資料+エッセイのアウトライン(複数選択・完答あり)。2026年はス…17点7約710語16分16分

時間配分のくわしい決め方と、目標点ごとのパターンは リーディングの時間配分・解く順番 へ。

80分の戦略(解く順番・見る時刻)

解く順番・時間・次へ進むタイミング・マークの仕方を、試験前に全部決めておく。当日は考えずに実行するだけ。

解答順は3つから選ぶ

戦略向いている人順番
A 標準ほとんどの人(迷ったらこれ)第1問→第2問→…→第8問
B 後半先行過去問・模試で第8問が毎回白紙・途中で終わる人第1問(肩慣らし)→第5問→第6問→第7問→第8問→第2問→第3問→第4問
C 逆順毎回10分以上余る上級者第8問→第7問→…→第1問

選び方の基準

直近の過去問・模試3回で判断。3回とも第8問が終わらない→B、3回とも10分以上余る→C、それ以外→A。

B の狙い

配点の6割(61点)がある後半を、頭が元気なうちに確保する。前半は短いので、最後に速く解いても崩れにくい。

C の狙い

一番重い第8問を最も集中できる最初に解く。前半は時間が少なくても解ける人だけが使える。

当日に変えない

本番で初めて順番を変えるのは危険。使う戦略で最低2回は時間を計って練習してから本番へ。

B・C は解答番号とマーク欄がずれやすい。大問を解き終えるたびに、その大問の最初と最後の解答番号だけ確認しよう。

時間配分表(戦略A)

大問目安累計終了目安時刻次へ行く時間(上限)
第1問3分3分15:234分
第2問5分8分15:287分
第3問6分14分15:348分
第4問8分22分15:4210分
第5問11分33分15:5313分
第6問10分43分16:0312分
第7問13分56分16:1615分
第8問16分72分16:32—(72分に間に合わせる)
見直し・マーク確認8分80分16:40—

時刻は15:20開始の場合。開始が遅れたら、同じだけ全部ずらす。「次へ行く時間」は「その大問に使っていい最大時間」。超えたら仮マークして次へ。

時計を見るのは3回だけ(22分・43分・72分)

チェック経過時間(時刻)いるべき場所遅れていたら
1回目22分(15:42)第5問に入っている第4問の残りを仮マークして第5問へ
2回目43分(16:03)第7問に入っている第6問の残りを仮マークして第7問へ
3回目72分(16:32)44マーク全部埋まっている空欄を仮マークで埋めてから見直しへ

時計を見る回数を決める理由

何度も時計を見ると、そのたびに集中が切れ、焦りが増える。見る時刻を3回に固定すると、残りの時間は解くことだけに使える。

3つの時刻を余白に

「解答はじめ。」の直後に、問題冊子の余白に 15:42/16:03/16:32 と3つ書いておく。暗記に頭を使わない。

第8問には「次へ行く時間」はない。ただし72分の時点で44マークが全部埋まっている状態を最優先にする。

2分ルールと次へ進むやり方

2分ルール:1つの設問で2分考えても決まらなければ、その時点で一番ましな選択肢を仮マークして次へ。1問に3分以上かけると、後ろの易しい問題2〜3問分の時間が消える。

  1. 2択まで絞れていれば、根拠が多い方を仮マーク
  2. 問題冊子の設問番号に★を付ける(残した2択の番号も書く)
  3. 解答用紙にも必ず塗る(空欄で進まない)
  4. 見直し時間に★の設問だけ戻る。配点の大きい大問(第8問・第5問・第7問)の★から
なぜ効く? 迷っている時間の後半は、新しい情報がほとんど増えない。一度離れて別の問題を解くと、戻ったときに見落としに気づきやすい(いったん離れる効果)。

マークの仕方:おすすめは「大問ごとにまとめて」

基本は大問ごとにまとめて塗る

解いている間は問題冊子の選択肢番号に大きく○。大問が終わったら、その大問の分(3〜8マーク)を一気に塗る。

理由1:集中が切れない

1問ずつ解答用紙に視線を移すと、そのたびに本文の読みが途切れる。まとめれば切り替えは8回だけ。

理由2:ズレに気づける

大問の区切りで「最初と最後の解答番号」を照合できる。1つずれていれば、その大問の中だけ直せばいい。

例外1:途中で次へ進む・飛ばすとき

大問の途中で次へ進むときは、解いた分と仮マークを全部塗ってから次へ。「後で塗る」は塗り忘れの元。

例外2:第8問と残り10分以降

時間切れの危険がある所では1問ずつすぐ塗る。まとめ塗りの前に「解答やめ。」が来ると0点になる。

マークは黒鉛筆(H・F・HB)で。シャープペンシルは読み取れないことがあるので、メモや計算だけに使う。

マークのズレを防ぐ

問題冊子に答えを控える

塗る前に、問題冊子の設問番号の横に答えの数字を書く。試験後の自己採点にも使える。

大問の最後の番号で照合

大問を塗り終えたら、最後の解答番号の欄に最後の答えが入っているか見る。ここが合えば途中もほぼ合っている。

飛ばした問題も仮マーク

空欄を残すと、次の問題を1つ上の欄に塗るズレの原因になる。飛ばす問題ほど先に塗る。

完答・複数選択は欄の数を確認

1つの設問で2つ以上塗る形は、欄の位置を指で押さえながら塗る。

見直しの順番(8分)

  1. マーク漏れ・ズレの確認(44個、大問ごとに最初と最後の番号)…2分
  2. ★の設問を配点の大きい順に(第8問→第5問・第7問→その他)…4分
  3. 複数選択の「two」や、たまに出る「NOT」を読み直す…1分
  4. 計算問題(料金・日付・年齢)の式をもう一度たどる…1分
自信を持って選んだ設問は、根拠なしに書き換えない。書き換えるのは「本文の根拠を新しく見つけたとき」だけ。

残り5分・3分・1分でやること

残り時刻やること
5分16:35新しい設問の熟考はやめる。44マーク全部埋まっているか数える。★を1問だけ見る余裕があれば見る
3分16:37空欄が1つでもあれば今すぐ塗る。ここから先は書き換えない
1分16:39大問ごとの最後の解答番号だけ目で追い、ズレがないか最終確認
解答やめ16:40すぐに鉛筆を置く。「解答やめ。」の後に鉛筆を持っている・書き続けるのは不正行為

時間が足りなくなったときの救済手順

  1. 残り10分で第8問が手つかず:アウトライン(設問)だけ先に読む
  2. 立場の設問:各意見の最初と最後の2文だけ読み、○×△を付けて答える
  3. 資料の設問:グラフ・表のタイトルと、選択肢の数字を直接照合する
  4. 内容一致は選択肢のキーワードを本文でスキャンし、見つかった所の前後1文だけ読む
  5. 残り2分:分からない設問も、消せた選択肢以外から選んで全部塗る(空欄ゼロ)

焦って前半を見直す

時間がないときに解き終えた前半へ戻るのは損。未着手の後半を1問でも拾う方が点になる。

最後にまとめ塗りしようとする

時間切れ直前にまとめて塗ると、ズレと塗り残しが同時に起きる。1問ずつ塗る。

よくある質問

問題冊子に線を引いたり、答えを書いたりしていい?

問題冊子へのメモや自分の答えの控えはOK。試験が終わった後は持ち帰れるので、自己採点に使える。

マークはシャープペンシルでもいい?

マークは黒鉛筆(H・F・HB)で。シャープペンシルはメモや計算に使う場合のみ可(黒い芯)。

タイマー機能つきの時計は使える?

辞書・電卓・端末等の機能があるもの、秒針音がするもの、キッチンタイマーや学習タイマー、スマートウォッチ等は使えない(スマートウォッチはかばんの外にあると電源オフでも不正行為)。

早く終わったら退室できる?

入室終了時刻から試験終了まで退室できない。余った時間は見直しに使おう。

1問ずつマークと大問ごとのマーク、どっちがいい?

大問ごとがおすすめ。ただし途中で次へ進む時・第8問・残り10分以降は1問ずつすぐ塗る。

試験時間中のルールは大学入試センター「受験上の注意」で決まる。令和9年度版(12月上旬公表予定)が出たら必ず確認しよう。

どの大問にも効くリーディングのコツ

どの大問にも効くテクを、場面別にまとめた。過去問を解くたびに1カテゴリずつ試して、自分の型にしよう。

設問の読み方

疑問詞と主語に線

Who / What / Why と主語に線。According to Sam なら Sam の段落だけ探せばいい。探す範囲が一気に狭まる。

条件語を□で囲む

NOT / two / best / most likely / first を□。選び終えた後に□をもう一度見て、条件に合っているか確認。

場面設定の1文を読む

多くの大問は You are ~ で始まる設定がつく。自分の立場(生徒・参加者・発表者)が分かると、探す情報が決まる。

本文の読み方

主題文ファースト

段落の1文目で「この段落は何の話か」を決める。細部は設問が求めたときに戻って読めばいい。

数字・固有名詞は□

日付・金額・人名・場所を□で囲む。探し読みの目印になり、設問から戻る時間が半分になる。

合図の言葉で先を読む

However→逆の話、For example→具体例、As a result→結果、In fact→強調・補足。次に何が来るか予測して読む。

合図の言葉次に来るもの設問との関係
However / But / Yet前と逆の内容(主張が多い)主旨・筆者の意見の根拠
For example / For instance具体例抽象化の言い換えで出る
As a result / Therefore / So結果・結論因果の設問
In fact / Actually強調・訂正最終決定・本音
While / Although譲歩(本音は主節)立場の判定

選択肢の見抜き方

同じ単語の選択肢を疑う

本文の語がそのまま並んだ選択肢は意味がずれたダミーのことがある。正解は別の言葉で同じ意味を言うことが多い。

言い過ぎワード

always / never / all / only / must / completely / prove は本文に同じ強さの根拠があるか確認。なければ×。

選択肢を/で切る

長い選択肢は/で2〜3つに切り、全部に根拠があれば○。前半だけ正しい「半分正解」は×。

主語・時制のすり替え

誰がしたか(主語)と、いつのことか(予定・完了・過去)を本文と照合。ここだけ変えたダミーが多い。

言い換え(パラフレーズ)の型

型を知って待ち構える

正解は下の型のどれかで言い換えられる。本文を読みながら「これは抽象化されそう」と予測しておくと一瞬で見つかる。

否定の言い換えに強くなる

not ~ until=やっと〜、few=ほとんどない、not always=いつもとは限らない。否定語は意味をひっくり返して確認。

型本文選択肢
抽象化apples, bananas and grapesfruit
品詞転換The event was a success.The event succeeded.
否定の言い換えIt was not cheap.It was expensive.
具体→総称Tom's grandmothera family member
能動⇔受動The club organized the festival.The festival was organized by the club.
比較の反転A is older than B.B is newer than A.
数の言い換えtwice a week / halfon two days each week / 50%

事実と意見(Fact / Opinion)の見分け方

基準は1つだけ

証拠(数字・記録・調べれば分かること)で確かめられれば Fact、人によって判断が変わるなら Opinion。

「〜と言った」は事実

Many visitors said the show was exciting. は「そう言った」ことが事実。exciting に釣られない。

最上級・比較でも測れれば事実

the tallest / the oldest / more than 100 は測れるので事実。the best / more enjoyable は意見。

意見(Opinion)のサイン事実(Fact)のサイン
I think / I believe / I feel / In my opinion数字・%・金額・日付・時刻
should / must / had better / ought to固有名詞(人名・地名・団体名)
best / worst / amazing / terrible / boring過去に起きた出来事(was held, opened in 2010)
unfortunately / luckily / surprisingly調査結果(~% answered ...)
seem / probably / may(推測)測れる最上級(the largest, the oldest)
too / enough / easy / useful(評価)〜と言った・報告した(said, reported)

NOT・EXCEPT 問題(たまに出る)

本文で○を3つ付ける

出るのは1回に1問あるかないか。出たら選択肢を1つずつ本文で探し、書いてあれば○。残った1つが答え。

選ぶ直前にNOTを見る

解いている途中で普通の内容一致に頭が切り替わりやすい。塗る前に設問の□で囲んだ NOT を必ずもう一度見る。

複数選択(Choose two)・完答

1つずつ独立に判定

「2つ選ぶ」でも選択肢ごとに○×を付ける。○が2つにならなければ、△の中から根拠が強い方を足す。

完答は2つ目で決まる

全部合って初めて得点になる設問は、1つでも外すと0点。確実な1つを塗った後、2つ目こそ本文に線を引いてから選ぶ。

塗る数が指定と合っているかを最後に数える。3つ塗る・1つしか塗らないは、それだけで失点。

並べ替え・時系列

書かれた順≠起きた順

had p.p.・before / after・回想(remembered, back then)で順番が入れ替わる。本文順に並べたら一度疑う。

余白に時間軸を1本

横線を引いて出来事の番号を置く。年齢・学年・季節・曜日は時間軸の目盛りになる。

ダミーは「起きていない」

was going to / planned to / hoped to は実際には起きていないことがある。5つから4つ選ぶ形ならまずこれを消す。

推敲・文挿入

フックから矢印

挿入文の this / these / they / the+名詞 / also / however が前の何を指すか。指す相手が直前にある位置だけが候補。

前後サンドイッチで確定

候補の前の1文+挿入文+後の1文を通し読み。後ろの文がつながらなくなったら×。

図表・グラフ・数値計算

割引は掛け算

20% off の後に extra 10% off は 0.8×0.9=0.72 で28%引き。buy one, get one free は2個で1個分の値段。

日付・曜日は+7で

同じ曜日は7日ごと。「14日が土曜なら11日は水曜」のように、7の倍数で数えてから前後にずらす。

時刻と所要時間は式で

1:30 start, 90 minutes → 3:00 finish。24時間表記(15:00=午後3時)も出る。暗算せず余白に式を書く。

グラフは軸・単位・凡例から

縦軸が%か人数か、単位が千人か百万人か、凡例のどの色が何か。ここを見ずに数字を比べない。

表現意味例(12歳の子は?)
under 12 / younger than 1212歳未満(11歳まで)含まない
12 and under / 12 or younger12歳以下含む
over 12 / older than 1212歳を超える(13歳から)含まない
12 and over / 12 or older / at least 1212歳以上含む
by Friday / no later than Friday金曜日まで(金曜を含む)—
within two weeks of ~〜から2週間以内—
every other day1日おき—

イギリス英語の綴りと語

綴りは型で覚える

-our(colour, favourite)、-re(centre, theatre)、-ise(organise)、-mme(programme)、-ll-(travelled)。意味はアメリカ英語と同じ。

階の数え方が違う

ground floor=1階、first floor=2階。建物の案内図や集合場所の設問で必ず確認。

イギリス英語アメリカ英語意味
flatapartmentアパート・マンション
liftelevatorエレベーター
queueline列(に並ぶ)
timetableschedule時刻表・時間割
holidayvacation休暇
termsemester学期
mobile (phone)cell phone携帯電話
return ticket / single ticketround-trip / one-way ticket往復券/片道券
fortnighttwo weeks2週間
car parkparking lot駐車場
3/4(日/月)3/4(月/日)英:4月3日/米:3月4日

タイトル・要約・主旨

狭すぎ・広すぎを切る

本文の一部の話だけの選択肢は狭すぎ、本文にない一般論まで広げた選択肢は広すぎ。全段落をカバーするものが正解。

最初・最後・繰り返し

主旨は第1段落と最終段落に出る。本文に何度も出てくる語(言い換えも含む)がタイトルのキーワード。

推測(infer / most likely)問題

1歩だけ先

推測の正解は本文から1歩だけ進んだ内容。常識で2歩3歩先まで進んだ選択肢は×。

根拠2つの足し算

「会員は無料」+「彼は会員」→「彼は払わない」のように、本文の2か所を足すと出る結論が正解になりやすい。

なぜ効く? 推測問題も答えの根拠は本文にある。作問では「本文から誰でも同じ結論に行ける」ことが求められるので、個人の常識や想像が必要な選択肢は正解にならない。

データで分かったこと(過去問12回分)

<span class="big">150回</span>問題文の「the best」は150回

過去12回分の問題に150回(ほとんどが設問)。1回に8〜18回も出る。正解は「完ぺきな文」ではなく「4つの中で一番ましな文」。

だから今日から:4つを見比べて、一番ましな1つを選ぶ

<span class="big">約7倍</span>新しい形になって「Based on」が急に増えた

2021〜24年は1回に約1回。2025〜26年は1回に約8回。「本文をもとに答えよ」が主役になった。

だから今日から:Based on を見たら、本文に戻って証拠を探す

<span class="big">71回</span>According to と Based on は「本文にあることだけが正解」の合図

2つ合わせて過去12回分で71回。あなたの常識で正しそうでも、本文になければ×。

だから今日から:答えを選んだら、証拠の文に線を引く

<span class="big">1回1問</span>「〜でないもの」を選ぶ問題は、1回に1問くらい

過去12回分で9問ほど。not は小文字で書かれていて見落としやすい。特別な対策はいらない。

だから今日から:設問の not を見たら丸で囲む。それだけでOK

<span class="big">12回中12回</span>fact・opinion は毎回出る。今の主役は「誰の意見か」

「One fact(事実を1つ選べ)」は2021〜23年に8問、2024年以降は0問。新形式では「○○さんの意見は?」が第2問・第8問に毎回出る。

だから今日から:数字の文(事実)と、I think・should の文(意見)を、名前ごとに分けて読む

<span class="big">+11.3点</span>リーディングの平均点は、2年で11点以上上がった

51.54点→57.69点→62.81点。まわりもどんどん取れるようになっている。

だから今日から:6割で満足しない。後半の1問を取りにいく

<span class="big">5,600語</span>リーディングは1回で約5,600語

新形式の4回は約5,550〜5,640語で、ほぼ同じ。80分で割ると1分に約70語。解く・塗る時間を引くと、1分100語は読みたい。

だから今日から:1日1題、時間を計って読む

<span class="big">約4倍</span>第8問の英文は、第1問の約4倍の長さ

設問・選択肢まで数えると、第1問は約300語、第8問は約1,180語。後ろに行くほど長く、重くなる。

だから今日から:第7問・第8問クラスの長文を毎日1題

<span class="big">15回</span>「in the order(順番に)」は15回

出来事を並べる問題は定番。起きた順(happened)と、話に出てきた順(appeared)の2種類がある。書いてある順と起きた順はちがうことがある。

だから今日から:年・時刻・before・after に印をつけて読む

<span class="big">16回</span>「most likely(たぶん)」は16回

答えはズバリ書いていない。書いてあることから「一番ありそう」を選ぶ問題。

だから今日から:本文の2か所をつなげて考える

<span class="big">30問</span>「2つ選ぶ」問題は12回分で30問。最近は1回に3〜4問

目印は The order does not matter(順番は問わない)。2025年からは two と書かない形が多く、2つとも合わないと0点。

だから今日から:The order does not matter を見たら「2つ塗る」とメモ

<span class="big">約110回</span>「should」はリーディングに約110回。意見の目印

「〜すべき」は事実ではなく、だれかの意見。「○○さんの意見は?」の問題で使える。

だから今日から:should のある文に「意」と書きこむ

<span class="big">67回</span>However はリーディングに67回

However のあとに、筆者の言いたいことが来る。前は「よく言われること」のことが多い。

だから今日から:However に△をつけて、後ろを丁寧に読む

<span class="big">centre</span>centre・favourite・programme。イギリスのつづりも出る

過去12回分で centre 12回、favourite 6回、programme 3回。2026年も第2問・第5問でイギリス英語が出た。

だから今日から:つづりがちがっても意味は同じ、と覚えておく

よくある質問

共通テスト英語リーディングの試験時間と配点は?

試験時間は80分(15:20〜16:40)、配点は100点。大問は8題、マークは44個で、本文・図表・設問・選択肢を合わせて約5,600語ある。

リーディングで時間が足りないときはどうする?

時間は点数ではなく英文の長さで配る。前半(第1〜4問)を22分で終え、開始22分・43分・72分の3回だけ時計を見る。2分考えて決まらない問題は仮マークして次へ進む。

リーディングは全部読まないと解けない?

設問を先に読み、探す情報を決めてから本文へ行く。第1〜2問のような資料型は、見出しで区切って設問の区画だけ読めば足りる。後半の長文は段落ごとに要点をつかみながら通読する。

解く順番は前から?

迷ったら第1問から順番どおり。直近3回の過去問・模試で毎回第8問が終わらない人だけ、後半を先に解く順番を試す。本番で初めて順番を変えるのは危険。