LISTENING
共通テストリスニング対策|解き方のコツと先読み
解答30分・6題・37マーク・約1,600語。前半40点は2回読み、後半60点は1回読み。リスニングは「先読みの時間をどう作るか」のゲーム。ルールを知った人から点が取れる。
書いた人:原田高志(高校の英語教師・原田英語)/ 更新:/ 2021〜2026年度の本試験・追試験(R・L 24回分)を数えて作成
リスニングの全体像(時間・配点・読まれる回数)
解答30分・6題・37マーク・約1,600語。前半40点は2回読み、後半60点は1回読み。リスニングは「先読みの時間をどう作るか」のゲーム。ルールを知った人から点が取れる。
まずは数字で全体をつかむ
| 項目 | 中身 |
|---|---|
| 試験時間 | 17:20〜18:20の60分(うち解答30分。残りはICプレーヤーの作動確認・音量調節) |
| 配点 | 100点 |
| 大問・マーク | 大問6題・マーク37個 |
| 読み上げ総語数 | 約1,600語(30分で聞き切る量) |
| 読み上げ回数 | 第1問・第2問は2回、第3問〜第6問は1回 |
| 話者 | アメリカ英語だけでなく、イギリス英語・ネイティブ以外の話者も登場 |
大問別の配点表(2026年度)
| 大問 | 型 | 配点 | マーク | 読み |
|---|---|---|---|---|
| 第1問A | 短い発話 → 内容に合う英文 | 16(4点×4) | 4 | 2回 |
| 第1問B | 短い発話 → 内容に合うイラスト | 12(3点×4) | 4 | 2回 |
| 第2問 | 短い対話(場面つき)→ イラスト等 | 12(4点×3) | 3 | 2回 |
| 第3問 | 短い対話 → 質問の答え | 18(3点×6) | 6 | 1回 |
| 第4問A | モノローグ → 図表の完成・イラストの並べ替え | 8 | 8 | 1回 |
| 第4問B | 4人の発話を比べて条件に最も合うものを選ぶ | 4 | 1 | 1回 |
| 第5問 | 講義 → ワークシート完成・内容一致、続きの講義+図表 | 16 | 7 | 1回 |
| 第6問A | 2人の対話 → 話者の主張・結論 | 6(3点×2) | 2 | 1回 |
| 第6問B | 複数人の議論 → 立場の人数・根拠の図表 | 8(4点×2) | 2 | 1回 |
第4問Aは「完答」に注意
2026年度はイラスト並べ替え4マークが全部正解で4点、表の4マークは1点×4(大学入試センター『令和8年度 本試験の正解』)。並べ替えは1つズレると0点。
第5問は1問の重さが別格
2026年度は3点/2点(2つ完答)/2点(2つ完答)/4点/5点。最後の「続きの講義+図表」の1問が5点。ここは捨てない。
第4問Bは1マークで4点
マーク1個で第1問Bの1問より重い。条件表を作って丁寧に取りにいく価値あり。
2回読みと1回読みで戦い方が変わる
| 第1問・第2問 | 第3問〜第6問 | |
|---|---|---|
| 読み | 2回 | 1回 |
| 配点 | 40点 | 60点 |
| 役割 | 満点を取りつつ先読み時間を稼ぐ | 先読みで「何を聞くか」を決めてから聞く |
| 2回目の使い方 | 1回目で確信 → 2回目は次の問題を読む | 2回目はない。聞き逃したら即切り替え |
平均点の推移
| 年度 | 平均点 |
|---|---|
| 2024年 | 67.24 |
| 2025年 | 61.31 |
| 2026年 | 54.65(やや難化) |
2年連続で下がっている。リーディングの平均点が上がっているのとは逆の動き。つまりリスニングで差がつく時代。対策した分だけライバルを抜ける。
「多様な英語」に慣れておく
イギリス英語が普通に出る
can't が「カーント」、water の t がはっきり「ウォータ」。lift(エレベーター)、flat(アパート)、queue(列)なども聞いて分かるように。
ネイティブ以外の話者も出る
独特のアクセントやゆっくりした話し方の話者も登場する。発音が違っても、使われる単語は基本語。落ち着けば聞き取れる。
音声は左右同じ
ICプレーヤーの音声は左右同じ音声のモノラル。イヤホンの左右は気にしなくていいが、必ず両耳に着ける(片耳は不可)。
リスニングは「先読みの時間をどう作るか」のゲーム
30分の間、音声はずっと流れているわけではない。日本語の指示文が読まれる間・音声が流れない解答時間・2回目の放送中。この「すき間」で次の設問と選択肢を読めた人が勝つ。
- 日本語の指示文は問題冊子に印刷されているのと同じ → 聞かずに先読みへ
- 第1問・第2問は1回目で確信したら、2回目の間に次を読む
- マークは設問ごとに即。迷っても5秒で塗って次へ
- 稼いだ時間は第3問以降(1回読み)の先読みにつぎ込む
大問別の配点と読まれる回数
| 大問 | 形式 | 配点 | マーク | 回数 |
|---|---|---|---|---|
| 第1問A | 短い発話 → 内容に合う英文を選ぶ | 16点 | 4 | 2回 |
| 第1問B | 短い発話 → 内容に合うイラストを選ぶ | 12点 | 4 | 2回 |
| 第2問 | 短い対話(場面設定つき)→ イラスト・地図等を選ぶ | 12点 | 3 | 2回 |
| 第3問 | 短い対話 → 質問の答えを選ぶ | 18点 | 6 | 1回 |
| 第4問A | モノローグ → 図表の完成・イラストの並べ替え | 8点 | 8 | 1回 |
| 第4問B | 4人の発話を比べて条件に最も合うものを選ぶ | 4点 | 1 | 1回 |
| 第5問 | 講義 → ワークシート完成・内容一致、続きの講義+図表 | 16点 | 7 | 1回 |
| 第6問A | 2人の対話 → 話者の主張・結論を選ぶ | 6点 | 2 | 1回 |
| 第6問B | 複数人(3人以上)の議論 → 立場の人数・根拠の図表 | 8点 | 2 | 1回 |
リスニングの解き方の作戦(先読み)
30分の中に、音声が流れていない「すき間」は何度もある。そこで次を読めるかどうかで点が決まる。先読みの時間は待っていても来ない。自分で作る。
先読みの時間はここで作る
日本語の指示文は聞かない
各大問の最初に読まれる日本語の指示文は、問題冊子に印刷されているものと同じ。読まれ始めたら目は設問と選択肢へ。
音声が流れない時間はチャンス
問題文を読む時間・解答する時間として、音声が止まる時間がある。マークを数秒で終わらせて、残りを全部次の先読みに使う。
2回目は「確認」か「先読み」か選ぶ
第1問・第2問は1回目で確信したら、2回目の放送中に次の問題の選択肢を読む。迷っていれば2回目は違いの部分だけ聞く。
1回目で確信の基準
「主語・時制・決め手の語」が全部聞けたら確信でOK。1つでも曖昧なら2回目も聞く。
作動中ランプが光っていれば大丈夫
音声が止まっていても、作動中ランプが光っていれば故障ではない。その時間は先読みに使う。
| 状況 | やること |
|---|---|
| 日本語の指示文の間 | その大問の設問・選択肢を先読み |
| 第1・2問、1回目で確信 | 2回目の間に次の問題(または次の大問)を先読み |
| 第1・2問、1回目で2択 | 2回目は2択の違いの部分だけ聞く |
| 第1・2問、1回目で全く分からない | 2回目に全集中。それでもダメなら直感で塗る |
| 第3問以降の解答時間 | 3秒でマーク → 次の問いの主語・疑問詞に丸 |
先読みの優先順位
稼いだ時間は1回読みの第3問以降につぎ込む。第1問・第2問は2回聞けるので先読みが浅くても取り返せる。1回読みは聞き直せない。
- 第2問を1回目で確信 → 2回目の間に第3問の最初の2問を先読み
- 第3問はマーク後すぐ次の問いを読む。6問を一定のリズムで
- 第4問Aは表・イラストの先読みを最優先(見出しと選択肢)
- 第4問Bは条件の要約と○×表を放送前に完成させる
- 第4問Bをマークしたらすぐ第5問のワークシートへ
- 第5問が終わったら、第6問A・Bの状況説明と問いを一気に読む
聞き逃した時の即切り替え
聞き逃した問題を考え続ける
1回読みで考え続けると、次の問題の先読みも放送も失う。連鎖失点が一番怖い。直感で塗って、すぐ次の問いに目を移す。
空欄のまま次へ進む
空欄は0点確定、塗れば当たる可能性がある。迷った問題も必ずどれかを塗る。後で直す時間はない。
前の問題を引きずる
「今のは落とした」と思った瞬間に、深呼吸1回。次の問いの主語に丸をつける動作で頭を切り替える。
マークは設問ごと
冊子に○→すぐマーク
選んだ選択肢に問題冊子で○をつけ、そのまま解答用紙に塗る。冊子の○は自己採点にも使える。
塗る位置は指で押さえる
解答番号と問題番号を指で押さえて塗る。1つズレると以降が全部ズレる。第4問Aの8マークは特に注意。
マークは黒鉛筆で
シャープペンシルでマークすると読み取れないことがある。H・F・HBの黒鉛筆で。
メモの取り方(記号で書く)
| 記号 | 意味 | 使う場面 |
|---|---|---|
| ↑ ↓ | 増えた・上がった/減った・下がった | 第4問A・第5問の数値やグラフ |
| → | 変更・その後 | 予定の変更、最終決定 |
| ○ × | 条件OK/NG、賛成/反対 | 第4問B・第6問B |
| △ | 条件つき・保留 | 第6問Bの条件つき賛成 |
| > < | 比較の向き | 第1問Bの比較、第5問の対比 |
| M W | 男性・女性 | 第2問・第3問・第6問A |
| 頭文字 | 人名 | 第6問Bの話者 |
| ? | 聞き逃し | 後で他の情報から推測 |
書くのは数字と記号だけ
英文を書き取ろうとすると、書いている間に次を聞き逃す。数字・記号・1語だけにする。
メモは問題冊子の選択肢の横に
別の場所に書くと、後で照合する手間が増える。選択肢や表の横に直接書き込むのが一番速い。
第5問・第6問の事前準備
- 第5問:状況説明を読み、講義のテーマをつかむ
- 第5問:ワークシートの見出しを上から読み、講義の流れを予測
- 第5問:空所の前後の語に丸、選択肢の違いを確認
- 第5問:最後の問題の図表の軸・単位・目立つ値を確認
- 第6問A:問いの話者に丸、テーマを確認
- 第6問B:話者の名前を全員書き出し、○×欄を作る。図表の選択肢の違いを1語メモ
ICプレーヤーの操作手順
- 監督者の指示で音声メモリーを差し込み、保護カバーを閉じる(以後カバーは開けない)
- 「電源」ボタンをランプが光るまで長く押し続ける(ひと押しでは動かない)
- イヤホンを両耳に着け、「確認」ボタンもランプが光るまで長押し → 確認用の音声で聞こえ方をチェックし、監督者の指示に従って音量を調節
- 「再生」ボタンもランプが光るまで長押し → 問題音声スタート
- 音声が止まっている時間があっても、作動中ランプが光っていれば故障ではない
音量はどのくらいにする?
確認用の音声で、少し大きめにしておくのがおすすめ。周りの咳や空調の音に負けない音量に。
イヤホンの左右を間違えたら?
音声は左右同じ音声のモノラル。左右は気にしなくていい。
イヤホンは片耳だけでもいい?
不可。イヤホンは両耳に装着する(令和9年度の受験案内に明記)。奥までしっかり入れよう。
隣の人の音漏れがうるさい
周囲の音漏れなどの生活騒音があっても救済措置はない。自分の音量を確認時に調節しておこう。
トイレに行ったら音声は止まる?
止まらない。一時退室しても音声はそのまま進む。休憩中に必ず済ませておく。
事前に操作を練習できる?
大学入試センターの「英語リスニングで使用するICプレーヤー操作ガイド」(dnc.ac.jp/kyotsu/listening.html)で体験できる。
休憩40分(16:40〜17:20)の使い方
- 16:40 リーディング「解答やめ。」→ 回収が終わるまで座って待つ
- 回収後すぐ:トイレ(混むので最優先)
- 水分・糖分を少し補給。リーディングの答え合わせは絶対にしない
- 耳慣らし:このアプリの「耳慣らし」や聞き慣れた過去問音声で英語の音に耳を戻す
- 10分前:このアプリの各大問の「10分前の一言」を見る
- 入室終了時刻の17:15(令和9年度の受験案内で公表)までに着席。スマホ・ワイヤレスイヤホンは電源を切って必ずかばんへ(ポケットや机の中は電源オフでも不正行為)
- 17:20 試験開始 → 監督者の指示どおりICプレーヤーを操作
リーディングの出来は忘れる
リーディングの手応えを考えると、リスニングの集中力が落ちる。問題冊子はかばんへしまって、頭を「聞くモード」に切り替える。
口の中で音読して耳を起こす
短い英文を小声でシャドーイングすると、英語の音への反応が速くなる。周りの迷惑にならない声量で。
どの大問にも効くリスニングのコツ
どの大問でも使える、聞き取りと選び方の技をまとめた。音の変化を知っているだけで、聞こえない単語が聞こえるようになる。
音の変化を知る
連結:子音+母音はくっつく
check it out は「チェキラウ」、turn it off は「ターニロフ」。単語の切れ目で音が切れないと知っておく。
脱落:t・d・k は消えやすい
next bus は「ネクスバス」、just got back は「ジャスガッバック」。子音が続くと前の音が消える。
同化:t・d+you は「チュ・ジュ」
meet you は「ミーチュ」、did you は「ディジュ」、would you は「ウッジュ」。you の前の音と混ざる。
弱形:機能語は弱く短い
to は「タ」、for は「フ」、and は「ン」、him は「イム」、them は「エム」。弱い音は文の意味から補う。
t の弾音化(アメリカ英語)
water は「ワラ」、get it は「ゲリッ」、a lot of は「アララヴ」。母音にはさまれた t はラ行に近くなる。
can と can't は強さで区別
I can go. の can は弱く「クン」、I can't go. の can't は強く長く「キャーン(ト)」。t が聞こえなくても判断できる。
数字・時刻・金額
13と30は強さの位置で聞く
thirteen は後ろが強く長い「サーティーン」、thirty は前が強く「サーティ/サーディ」。14/40、15/50 も同じ。
時刻の言い方を覚える
a quarter past three は3:15、a quarter to three は2:45、half past two は2:30。to は「〜分前」。
金額は計算まで想定
20 percent off / buy one, get one free / half price / an extra 3 dollars。選択肢の金額は計算後の値が多い。
倍数・割合の表現
twice as many(2倍)、a third(3分の1)、a quarter(4分の1)、double(倍になる)。選択肢は数字でも言葉でも書かれる。
数字は聞いた瞬間に数字で書く
英語で覚えておこうとせず、聞こえたらすぐアラビア数字でメモ。変更されたら → で書き足す。
言い換えの型(放送→選択肢)
具体→抽象
dogs and cats → pets、trains and buses → public transportation。選択肢はまとめた言い方になりやすい。
否定の裏返し
not expensive → reasonable、didn't make it → missed、not allowed → prohibited。否定の表現が肯定で言い換えられる。
品詞を変える
decide → make a decision、difficult → a challenge、successfully → with success。意味は同じで形が変わる。
原因と結果の言い換え
because of the rain → the weather caused a delay。原因と結果の向きが同じかを確認する。
単語が同じ選択肢は疑う
放送の単語がそのまま入った選択肢は、意味がずれたダミーのことが多い。正解は言い換えられていることが多い。
答えの合図を聞く
But / However の後が本音
前半は前置きや相手への同意。答えは but の後に来る。この1語が聞こえたら集中を最大に。
Actually は訂正の合図
Actually, it's on Friday. のように、それまでの情報をひっくり返す。前にメモした情報を → で上書き。
Well / Hmm は断りや迷いの前ぶれ
Well, I'd love to, but... の流れが多い。Well が聞こえたら、次の文は否定・断りを予想。
話者の最終決定が答え
OK, I'll go with... / Let's do that. / That settles it. の後が最終決定。途中の案はダミーになる。
Instead は入れ替えの合図
Let's take a taxi instead. なら、元の案(バス等)はやめた。instead の前の案を選ばない。
否定・条件の表現
unless は「〜しない限り」
We'll play outside unless it rains. は、雨なら外で遊ばない。if ... not と同じ意味と覚える。
only if は条件が厳しい
You can enter only if you have a ticket. はチケットがなければ入れない。only の一語で条件が絶対になる。
except は1つだけ除外
The shop is open every day except Monday. は月曜日だけ休み。表の問題で1マスだけ例外になる。
not until は「〜まではしない」
The store doesn't open until ten. は10時に開く。否定文だが、答えは「10時に開店」になる。
no longer / hardly は否定
I no longer work there.(もう働いていない)、I hardly slept.(ほとんど寝ていない)。not がなくても否定。
第4問B・第6問Bの整理術
第4問Bは縦4人×横条件の表
条件を「5万↓」「駅10分」のように短く書き、候補ごとに○×を埋める。全部○が1つだけ残るはず。
第6問Bは名前の横に○×
話者名を頭文字で並べ、発言ごとに○×。意見が変わったら矢印で上書きし、最終の記号で人数を数える。
条件つき賛成は△
If..., I'd agree. は△で保留。その後の発言で決まらなければ、問いの言い方(支持しているか)で判断。
| 費用5万↓ | 駅10分 | ペット可 | |
|---|---|---|---|
| 候補1 | ○ | × | |
| 候補2 | ○ | ○ | ○ |
| 候補3 | × | ||
| 候補4 | ○ | ○ | × |
多様な英語と当日の耳慣らし
イギリス英語の特徴
can't は「カーント」、water は t をはっきり「ウォータ」、r は語尾で発音しない(car は「カー」)。
イギリス英語の単語
lift(エレベーター)、flat(アパート)、queue(列)、car park(駐車場)、timetable(時刻表)。
ネイティブ以外の英語
アクセントが違っても使う単語は基本語。音より内容の流れに集中すると聞きやすくなる。
当日の耳慣らしは短く
休憩中は、このアプリの「耳慣らし」や聞き慣れた音声を少し聞くだけでいい。新しい教材には手を出さない。
聞き取れない原因「音の変化」20
| 変化 | 英語 | こう聞こえる | 意味 | ポイント |
|---|---|---|---|---|
| 連結 | Let's check it out after lunch. | レッツチェキラウタフタランチ | お昼の後に見てみよう。 | check it out が1語のようにつながる。子音+母音は切れ目なくくっつく。 |
| 連結 | Could you turn it off, please? | クジュターニロフ プリーズ | それを消してもらえますか。 | turn it off は「ターニロフ」。it の t は弾んでラ行に近くなる。 |
| 脱落 | I just got back last night. | アイジャスガッバックラスナイ | 昨日の夜に戻ってきたばかりなんだ。 | just・got・last・night の t がほぼ聞こえない。子音が続くと前の音が消える。 |
| 脱落 | We need to leave at eight. | ウィニートゥリーヴァテイ | 8時に出発しないといけない。 | need to の d が消えて「ニートゥ」。at eight もつながって「アテイ」。 |
| 同化 | Did you get my message? | ディジュゲッマイメッセジ | 私のメッセージ届いた? | did you は「ディジュ」。d+you は「ジュ」になる。 |
| 同化 | I'll let you know when I get there. | アイルレッチュノウウェナイゲッゼア | 着いたら知らせるね。 | let you は「レッチュ」。t+you は「チュ」になる。when I もつながる。 |
| 同化 | Would you like some more tea? | ウッジュライクサムモアティー | 紅茶をもう少しいかがですか。 | would you は「ウッジュ」。お誘い・申し出の定番表現。 |
| 弱形 | I can come on Tuesday, but I can't on Wednesday. | アイクンカムオンチューズデイ バライキャーンオンウェンズデイ | 火曜は行けるけど、水曜は行けない。 | can は弱く短い「クン」、can't は強く長い「キャーン」。t が消えても長さで区別できる。 |
| 弱形 | Tell him to call me back. | テリムタコーミバック | 折り返し電話するよう彼に伝えて。 | him の h が消えて「イム」、to は弱く「タ」。機能語は弱く短い。 |
| 弾音化 | Put it on the table. | プリロンザテイボー | それをテーブルの上に置いて。 | put it の t がラ行に近い音に。アメリカ英語の特徴。 |
| 弾音化 | There were a lot of people at the station. | ゼアワアララヴピーポーアッザステイシュン | 駅にはたくさんの人がいた。 | a lot of は「アララヴ」。数量の表現なのでイラスト問題で重要。 |
| 短縮(going to) | I'm going to take the early train. | アイムガナテイクジアーリートゥレイン | 早い電車に乗るつもり。 | going to は「ガナ」。予定を表すので、この後が変更されないか注意。 |
| 短縮(want to) | Do you want to join us for dinner? | ジュワナジョイナスフディナー | 夕食に一緒に来ない? | do you は「ジュ」、want to は「ワナ」。join us もつながる。 |
| 短縮(have to) | You have to show your ticket at the gate. | ユーハフタショウユアティケットアッザゲイ | ゲートでチケットを見せないといけない。 | have to は「ハフタ」。ルール・条件を表すので第4問Bで重要。 |
| 後悔(should have) | I should have left home earlier. | アイシュダヴレフトホウムアーリア | もっと早く家を出るべきだった。 | should have は「シュダヴ」。実際には早く出なかった、という意味になる。 |
| 数字(13と30) | It's thirteen dollars, not thirty. | イッツサーティーンダラーズ ナッサーディ | 13ドルだよ、30ドルじゃなくて。 | thirteen は後ろが強く長い。thirty は前が強く、t がダ行に近くなる。 |
| 数字(15と50) | We expected fifteen people, but fifty came. | ウィエクスペクティッフィフティーンピーポー バッフィフティケイム | 15人来ると思っていたら、50人来た。 | fifteen は「ティーン」が強く長い。fifty は「フィフ」が強い。 |
| イギリス英語 | I can't find the car park. | アイカーントファインザカーパーク | 駐車場が見つからない。 | イギリス英語の can't は「カーント」。car park は駐車場。r は語尾で発音しない。 |
| イギリス英語 | The lift is out of order, so please take the stairs. | ザリフティザウトヴオーダ ソウプリーズテイクザステアズ | エレベーターが故障中なので、階段を使ってください。 | lift はエレベーター。out of order は「故障中」。t をはっきり発音するのがイギリス英語。 |
| 否定の脱落 | I didn't think it would rain today. | アイディドゥンスィンキッウッレイントゥデイ | 今日雨が降るとは思わなかった。 | didn't の t がほぼ消える。否定は弱く聞こえるので、文の流れで補う。 |
データで分かったこと
<span class="big">144回</span>中学の基本語をのぞくと、リスニングで一番多い単語は speaker(話し手)
第1問Aの選択肢は The speaker 〜 で始まることが多い。細かい単語より、話し手がどうする・どう思うかを聞く。
だから今日から:聞きながら「この人は賛成?反対?」と考える
<span class="big">60点</span>リスニングの60点分は、1回しか流れない
2回読むのは第1問・第2問だけ(40点)。第3問から先は、聞き直せない一発勝負の生放送。
だから今日から:練習でも1回だけ聞いて答える
<span class="big">逆転</span>2年で、リスニングの平均点がリーディングより低くなった
2024年はR 51.54点・L 67.24点。2026年はR 62.81点・L 54.65点。上と下が入れかわった。
だから今日から:リスニングを後回しにしない。毎日10分聞く
<span class="big">約60回</span>リスニングの会話で「But」は約60回
But のあとに本音や結論が来る。前の話をひっくり返す合図。
だから今日から:But が聞こえたら、次の一言に全集中
<span class="big">52回</span>「Well,」は52回。すぐには言えないことの前ぶれ
Well, のあとは、断り・言い直し・迷いが来やすい。Yes だと決めつけない。
だから今日から:Well, を聞いたら、結論まで待つ
<span class="big">63回</span>「Let's」37回+「How about」26回。会話は提案だらけ
会話は「どうする?」を決める場面が多い。提案がOKされたか、断られたかが答えになりやすい。
だから今日から:提案が出たら、○か×かをメモ
<span class="big">約49秒</span>リスニングは30分で37マーク
平均すると1マーク約49秒。考えこむ時間はない。聞き終わった瞬間に決める試験。
だから今日から:聞き終わったら3秒で選ぶ練習をする
<span class="big">58点</span>リスニングは第1〜3問だけで58点
短い発話・短い会話の問題だけで6割近い。長い講義より先に、ここを取りこぼさない。
だから今日から:第1〜3問を満点にする練習から
<span class="big">4点</span>リスニング第4問Bは、1マークで4点
4人の話から、条件に合う1つを選ぶ。聞く前に条件の表を作れば取りやすい。
だから今日から:条件を書いた○×表を作ってから聞く
ICプレーヤーやイヤホンの使い方は リスニングのICプレーヤー・イヤホン へ。
よくある質問
共通テストのリスニングは何分?配点は?
試験時間は60分(17:20〜18:20)で、解答は約30分。残りはICプレーヤーの準備・作動確認・音量調節。配点は100点、マークは37個。
リスニングは何回読まれる?
大問によって違う。第1問Aは2回、第1問Bは2回、第2問は2回、第3問は1回、第4問Aは1回、第4問Bは1回、第5問は1回、第6問Aは1回、第6問Bは1回。
先読みはしてもいい?いつする?
問題冊子の設問・選択肢を読むのは問題ない。大問はじめの日本語の指示は冊子に書いてあるのと同じなので、その間に次の設問と選択肢を読む。
リスニングの対策は毎日何分?
毎日15〜20分でいいので切らさないこと。解いた音声はスクリプトを見てオーバーラッピングとシャドーイングで復習する。