共テ英語 R&L 満点チートシート原田英語 / 本番 2027年1月16日(土)アプリを開く

LISTENING 第4問A

共通テスト英語リスニング 第4問Aの解き方とコツ

並べ替えは両端から。最初と最後が決まれば、迷うのは真ん中だけ。第4問Aは8点・8マーク。英語は1回読まれる。解く手順、例題、テクニック、ひっかけ、点数別の対策をまとめた。

書いた人:原田高志(高校の英語教師・原田英語)/ 更新:/ 2021〜2026年度の本試験・追試験(R・L 24回分)を数えて作成

第4問Aはどんな問題?(配点・時間・形式)

1人の話を1回聞き、イラストを起きた順に並べたり、表やグラフの空所を埋めたりする。2026年度は並べ替えが5つのイラストから1つ不要のダミー入り。

項目中身
形式モノローグ → 図表の完成・イラストの並べ替え
配点8点(8マーク)
読まれる回数1回
難しさ★★★
いちばん大事な一言:並べ替えは両端から。最初と最後が決まれば、迷うのは真ん中だけ

過去の出題(新形式)

年度テーマ語数
2025本朝食の好みの変化(グラフ)+週間天気予報(表)166語
2025追人気のアルバイト(グラフ)+配達の予定(表)155語
2026本学校への行き方(絵の並べ替え)+キャリアフェア(表)171語
2026追会議室への道順(絵の並べ替え)+行事の変更(表)164語

設問のパターン

設問の型回数例
表の空所を6択で埋める(同じ選択肢を2回以上使ってよい)4問22〜25:表の4つの空所
グラフを完成させる2問18〜21:グラフの4つに項目をあてはめる
絵を並べる(5枚から4枚・1枚は使わない)2問18〜21:道順を順番に並べる

毎回同じところ:8マーク・8点。前半(問18〜21)は4つ全部合って4点。後半(問22〜25)は1つ1点。

毎回変わるところ:前半が2025年はグラフ、2026年は絵の並べ替え(使わない絵が1枚ある)。

2027年の予想:グラフ完成と絵の並べ替えのどちらも出る可能性がある。両方練習しておくと安心。

第4問Aの解き方(手順)

先読みでやること:並べ替えは各イラストに一言ラベル(例:受付・着替え・準備運動)。表は行と列の見出しを読み、空所に入る情報が「数字か・分類か」を確認。選択肢の数字は大小を把握しておく。
  1. 放送前:イラストにラベル、表の見出しと選択肢を確認
  2. 並べ替え:聞いた順ではなく起きた順に番号を書く
  3. 表:空所の横に聞いた数字・キーワードを書き込む
  4. 放送後:指示文の注記(選択肢を2回以上使ってよいか等)を確認してマーク
  5. マーク:8マーク分を即マーク

第4問Aの解き方:放送の前に、表とイラストに仮の答えを書いておく

第4問Aは1回読みで8マーク。放送前に仮の答えを作り、放送では確かめて直すだけにする。

  1. 絵に手がかり
    絵の中の時計・空の明るさ・服装に丸。仮の順番を鉛筆で薄く書く。
  2. 待つ数字を決める
    表の見出しと選択肢を見る。印刷された数字に丸をつけ、待つ数字を決める。
  3. 両端を先に決める
    first・finally・in the end をまず拾い、1と4を書く。真ん中は before / after で決める。ダミーの絵は、どこにも当てはまらない1枚。
    例:W: "First, we put up the tent. We cooked dinner after we went fishing, and finally we watched the stars." → 1テント、4星。真ん中は after で釣り→夕食
  4. ルールで全行埋め
    表のルールが出たら、その場で全部の行に仮の答えを書く。あとは例外の行だけ直す。
    例:M: "Members pay five dollars and non-members pay eight, but children under ten are free." → 全行に5か8を書き、10歳未満の行だけ0に直す
  5. 残った選択肢で埋める
    聞き逃した空所は、注記を見る。1回ずつ使い、選択肢と空所の数が同じなら、残った選択肢を入れる。
  6. 8マークを塗る
    放送が終わったら、番号を指で押さえて8つ塗る。塗ったらすぐ第4問Bの条件を読む。

放送中の動き方

時間やること
大問の指示文絵の手がかりで仮の順番。表の見出しと印刷された数字に丸。
並べ替えの放送両端の絵を先に決め、before・after で真ん中を並べる。
表の放送ルールで全行を仮埋め→except・but の後の行だけ直す。
放送の後空所は残った選択肢で埋め、番号を指で押さえて8つ塗る。
第4問Bまで塗ったらすぐ第4問Bの条件を縮めて表を作る。
なぜこの解き方が効く? 時間の合図(before that など)は、話の流れを示す道しるべ。道しるべに反応して番号を振る練習をしておくと、1回読みでも時系列を正確に再構成できる。

第4問Aの例題(書き下ろし)で解き方を確認

1人の説明を1回聞き、表の空所を埋めたり、イラストを起きた順に並べたりする。

実演:マラソン大会のボランティア

あなたはマラソン大会のボランティア説明会で、担当の説明を聞いている。表の空所に入るものを選ぶ(選択肢は2回以上使ってもよい)。

問題冊子の表

Volunteer Tasks

NameYearHow they cameTask
Aya1st yearby train(1)
Ben3rd yearby bus(2)
Chika2nd yearby car(3)
Dan1st yearby car(4)

放送文(書き下ろし)

M: Thank you for volunteering at this year's city marathon. Let me explain your tasks. If this is your first year, you'll work at a water station along the course. If you've helped before, you'll be at the finish line, giving medals to the runners. But there's one exception. Anyone who drove here today should work in the parking area instead, even first-year volunteers. The registration desk will be run by our staff, so you don't need to worry about it.

Which task goes in box (4)?

  1. ① Finish line
  2. ② Parking area
  3. ③ Registration desk
  4. ④ Water station
答えと解き方を見る

正解:②

  1. ① 放送の前:表の見出しを見る
    列は「何年目」と「どう来たか」。この2つで担当が分かれると予想。
  2. ② 聞きながら:ルールをメモ
    1年目→給水所、経験者→ゴール。表の横に書く。
  3. ③ But の後の例外
    「車で来た人は、1年目でも駐車場」。ルールが上書きされる。
  4. ④ 言い換えをつなぐ
    表の by car=放送の drove here today。Dan は車 → 駐車場。
  5. ⑤ ひっかけを消す
    1年目のルールだけで止まると Water station を選んでしまう。

今年の市民マラソンのボランティアに来てくれてありがとう。担当を説明します。今年が初めての人は、コース沿いの給水所。前にも手伝ったことがある人は、ゴールでランナーにメダルを渡します。でも、例外が1つ。今日車で来た人は、1年目の人も含めて、代わりに駐車場を担当してください。受付は私たちスタッフがやるので、気にしなくて大丈夫です。/問い:(4)に入る担当は?(答え:駐車場)

第4問Aのコツ・テクニック

イラストに1語ラベル

絵の特徴を日本語1語で書いておくと、聞いた瞬間に番号を振れる。ダミーが1枚ある年は、最後まで番号が付かない絵が不要。

時間の合図で順序を入れ替える

before that / after that / first / finally / by the time。before that を聞いたら、その内容は直前の出来事より前。

語られた順≠起きた順

話し手は思い出した順に話すことがある。番号は聞いた順ではなく「起きた順」で振る。完答なので1つのズレで0点。

表は条件の境目を先に読む

「10人以上」「2時間未満」のような条件の表は、境目の数字に丸。放送の数字が境目のどちらかだけ判断すればいい。

例外の一言を聞き逃さない

except for / apart from / the only exception is。表の1行だけ別扱いになるパターン。聞こえたらその行に★。

指示文の注記を必ず読む

選択肢を2回以上使ってよい、と書かれていることがある。同じ記号が2回出ても不安にならない。先読みで注記を確認。

分からない空所は後回し

表の1つを聞き逃しても、残りを聞き続ける。1点×4の表は取れる所を取る方が得。

超絶テク(目から鱗)

両端から決める

並べ替えは first・finally・in the end の絵に先に1と4を書く。残り2枚は before / after の1語で決める。

👀 4枚なら24通りが2通りに。ダミー入りの5枚でも、両端が決まれば候補はぐっと減る。

絵の中の時計

先読みで、絵の中の時計・空の明るさ・服装・天気に丸。朝→夜、晴れ→雨など、仮の順番を薄く書いて放送で直す。

👀 絵そのものに、順番のヒントが描かれていることがある。

順位の言葉で棒を決める

グラフの完成は most・second・least・fewer than に反応。聞いた瞬間に、棒の上へ「1位」「2位」「最下」と書く。

👀 数字が言われなくても、順位の言葉だけで棒が決まる。

印刷された数字だけ

表の選択肢に並ぶ数字に先に丸。放送ではその数字だけを待ち、関係ない数字は流す。計算が要る時だけ全部書く。

👀 聞き取る数字を減らすほど、次の行の話を聞き逃さない。

ルールで全行仮埋め

表のルールが聞こえたら、その場で全部の行に仮の答えを書く。あとは except・but の後の行だけ書き直す。

👀 例外は1〜2行だけ。先に全部埋めれば、聞くのは例外だけになる。

残った選択肢で埋める

空所を聞き逃したら注記を見る。選択肢を1回ずつ使い、選択肢と空所の数が同じなら、使っていない選択肢が答え。

👀 数が同じなら、最後の1つは聞かなくても消去法で決まる。

例で確認

After lunch, we cleaned up the park. Before that, though, we had a short meeting to decide who would do what.

お昼の後に公園を掃除した。でもその前に、誰が何をするか決める短いミーティングをした。

起きた順はミーティング→掃除。聞いた順(掃除→ミーティング)で番号を振ると完答を落とす。昼食とミーティングの前後はこの文だけでは決まらないので、前後の情報で確定させる。

第4問Aのひっかけ(✕選択肢の作られ方)

聞いた順に並べてしまう

We cleaned the park. Before that, we had a meeting. なら順番は会議→掃除。before that の一言で順番が逆になる。

ダミーのイラスト

話に出てきた物が描いてあっても、実際にはしなかったこと(was going to / instead of)ならダミー。

条件の境目のズレ

more than 10 は「11以上」、10 or more は「10以上」。表の見出しの条件と放送の数字を正確に照合。

割引・合計の計算ミス

half price / 20 percent off / an extra 5 dollars。表に書くのは計算後の値かどうかを見出しで確認。

✕選択肢の正体3型

2番目の取り違え

本文:Walking was the most popular way to get to school, and cycling was the second most popular.

✕選択肢:[図] 一番高い棒がサイクリング

サイクリングは2番目。一番高い棒は徒歩。

半分と倍の逆

本文:Soccer got half as many votes as tennis.

✕選択肢:[図] サッカーの棒がテニスの2倍の高さ

half as many=半分。サッカーの棒の方が低い。

1人分と合計

本文:The workshop costs ten dollars per person, so a group of four pays forty dollars in total.

✕選択肢:$40

表の見出しが1人あたりなら10ドル。40ドルは4人の合計。

第4問Aの出題パターン別の解き方

パターン出た年見る所解き方ひっかけ
5つの絵から4つ選んで並べる(1つはダミー)2026本・2026追5つの絵の違いと、道順を表す語聞いた順に絵へ1〜4の番号を書く。最後まで番号がない絵がダミー。Don't の後の行動もダミー。「しないで」と言われた行動の絵
グラフの完成(空欄に項目を入れる)2021第2日程・2023本・2023追・2025本・2025追グラフの項目と、大小の順番一番多い・少ないを先に決め、残りは比べる言い方(more than / half)で埋める。2番目と3番目を入れかえた並び
表の空欄(6つの選択肢・何度使ってもよい)2025本・2025追・2026本・2026追表の行の見出しと、6つの選択肢の違い表の行の名前が聞こえたら、その行に選択肢の番号を書く。同じ番号を2回使うこともある。例外の条件(ただし〜は)を聞き落とした番号
4つのイラストを出来事の順に並べる2022本・2022追・2024本・2024追4つのイラストの違いと、before / after聞こえた順ではなく、起きた順。before の文を聞いたら、矢印で順番を直す。話した順番のままの並び
料金・賞品・時刻表の表(条件で分ける)2021第2日程・2023本・2023追表の条件の列(年齢・順位・日にち)条件ごとに答えが分かれる。条件の語(if / only / except)が出たら、その行に印を付ける。割引や例外を入れずに決めた番号

得点帯別:第4問Aで点が伸びない原因と対策

今の得点つまずきやること
〜5割絵を見て考え込み、表の見出しを読む前に放送が始まってしまう。先読みの順を決める。絵は手がかりに丸だけ、表は見出しと数字に丸だけ。考えるのは放送を聞きながら。
6〜7割並べ替えを最初から順に決めようとして、1つ迷うと残りも決められなくなる。両端から決める。first・finally の絵に1と4を書けば、真ん中は2択。迷ったら before・after の1語で決める。
8割表の例外を聞いても、どの行が例外か分からなくなり書き直せない。ルールが出たら全行を仮埋め。例外は「誰・何」の語だけ待って、その行を直す。書き直すのは1〜2行で済む。
9割→満点second・half・per person など、数字の周りの小さな語で1つずれる。数字の前後の語(second・half・per・total)に反応し、数字の横に「2位」「半」「1人」と書き足す。

第4問Aの練習メニュー

両端さがし(1日10分)

過去問の第4問Aの並べ替えの音声を聞き、まず1と4だけ書く。2回目に真ん中を決める。スクリプトで順番の語に線を引き、決め手を確かめる。

表のルール仮埋め(1日10分)

表の問題の音声で、ルールを聞いたら一時停止して全行を仮埋め。再生して例外で直す。慣れたら止めずに1回で。直した行が正しいかスクリプトで確認。

順位と倍数を聞いてグラフを描く(1日5分)

second most・half as many・twice as many を使った文を作り、読み上げ機能で聞いて棒グラフを手で描く。高さの順が合えば合格。

試験10分前に読む3行

  1. 並べ替えは両端から。真ん中は2択
  2. ルールで全行埋めて、例外だけ直す
  3. 8マークは指で押さえて塗る

よくある質問

表の問題では、放送で聞こえた数字を全部メモするべきだ?

✕(まちがい)。メモするのは、選択肢に印刷された数字と計算に使う数字だけ。全部書こうとすると、次の行の話を聞き逃す。

the second most は、グラフで2番目に高い棒のことだ?

○(正しい)。the second most=2番目に多い。most だけ聞いて一番高い棒を選びがち。second・least を聞いたら、棒の上に順位を書こう。

イラストの並べ替えは、放送を聞くまで順番の手がかりはない?

✕(まちがい)。絵の中の時計・空の明るさ・服装・天気に、順番のヒントがあることがある。先読みで仮の順番を決め、放送で直そう。