単語を区別する音が11個の言語と、161個と記録された言語。日本語は約20個、英語は約40個

読む前に予想してみよう!
子音の数が多い言語ほど、母音の数は少なくなる傾向がある
WALS(世界言語構造地図)で559の言語を調べた音声学者マディソンは、子音の数と母音の数のあいだに関係をまったく見つけられなかった。
- 対象
- 世界の言語の音の記録(学術データベース)
- 規模
- WALS 約560言語・PHOIBLE 2.0 は2186言語・3020件
- 研究の種類
- 文法書・論文の記述を集めた比較(類型論)
- 確かさ
- ★★★★☆
言葉を区別する音の数は、パプアニューギニアのロトカス語で11個、南部アフリカの!Xóõ語の記録では161個。日本語は約20個、英語は約40個だが、数え方でも変わる。
ひとことで言うと単語を区別する音が11個しかない言語もあれば、160個以上と記録された言語もある!
もくじ
「かき(柿)」と「かぎ(鍵)」は、「か」と「が」の違いだけで別の言葉になります。英語の pin(ピン)と tin(ブリキ)も、最初の音だけが違う別の単語です。
では、ある言語が言葉を区別するのに使っている音は、全部でいくつあるのでしょう。
世界には、全部で11個しかない言語があります。反対に、記録によっては 161個 になる言語もあります。日本語は約20個、英語は約40個。どちらも、11と161のあいだでは、ずっと11に近い側にいます。
01「音の数」はこう数える
言語学では、言葉の意味を区別する音の単位を音素(おんそ。英語で phoneme)と呼びます。音素を数えるいちばん基本の方法は、1か所だけ音が違う単語の組を探すことです。
音声学者イアン・マディソンは、世界の言語の特徴をまとめた地図データベース WALS(ウォルス。世界言語構造地図)の章で、英語の例をあげています。
- pin, tin, kin, fin, thin, sin, shin:最初の子音だけが違う
- seat, sit, sate, set, sat, sot, soot, suit:母音だけが違う。英語には母音が少なくとも8つある、と分かる
ただし、数え方は簡単には決まりません。英語の chip の最初の音は、t と sh をつなげた音に似ています。quick の最初も k と w をつなげた音に似ています。マディソンによると、ch は「1つの子音」、qu は「k と w の2つの子音」と数えるのがよいそうです。
理由はこうです。音節(sit や swim のような、音のひとまとまり)の最初で、sh の前に置ける子音は t だけです。一方、w の前には t, s, d などいろいろな子音が置けます(twin, swim, dwell)。さらに ch は rich のように単語の最後にも来ますが、kw で終わる英語の音節はありません。音の並び方まで見て、1つか2つかを決めるのです。
同じ言語でも、こうした判断が分かれると、音の数は1つ2つ変わります。 この記事の数字は、どれも「ある数え方での数」だと思って読んでください。
02いちばん少ないのは11個:パプアニューギニアのロトカス語
いちばん少ない側の代表が、パプアニューギニアのブーゲンビル島で話されるロトカス語(Rotokas)です。マディソンらがまとめた音のデータベース UPSID(ユーシッド)では、子音が6つ、母音が a, e, i, o, u の5つ。合わせて 11個 です。子音は、WALS の簡単な書き方では p, t, k, b, d, g です。
WALS の約560言語の中でも、子音6つはいちばん少ない数です。しかも音の一覧に、m や n のような鼻にぬける子音が入っていません。
ただし、6つの子音は、単語の中の位置によって発音の幅がかなり広いとマディソンは書いています。一覧の音が少なくても、実際に聞こえる音の種類まで少ないとは限りません。
ロトカス語には方言による違いもあります。2006年、言語学者スチュアート・ロビンソンは、同じロトカス語のアイタ方言を現地で調べ直しました。その結果、アイタ方言には b・d・g のような音と m・n のような鼻の音の両方があると報告しました。音素は子音9つ、母音5つの14個です。
ロビンソンは、中央方言はもとは区別していた「b と m」のような組を、あとで1つにまとめてしまったのだろう、と考えています。「世界最少」は、ロトカス語の中でも中央の方言の話なのです。
ほかにも UPSID の記録では、アマゾンのピダハン語が11個、ハワイ語が13個(子音8つ・母音5つ)です。ピダハン語は、数の言葉がないことで有名な言語です(「1」という言葉すらない言語)。
03いちばん多いのは、記録では160個以上:南部アフリカの !Xóõ 語
反対の端にいるのが、ボツワナとナミビアで話される !Xóõ 語です。ター語(Taa)と呼ばれる方言のまとまりの一つで、WALS などでは1つの言語として扱われています。名前の最初の「!」は、舌打ちのようなクリック音を表す記号です(クリック音についてはこちらの記事でくわしく)。
WALS では、この言語の子音は 122個。マディソンによると、数が多いのは、単語の最初に置けるクリック音の種類がとても多いからです。
PHOIBLE の記録(言語学者アンソニー・トレイルの辞書にもとづく)では、子音130、母音28、声の高さの区別3で、合わせて 161個 になります。母音の数え方も細かく、同じ「ア」だけでも次のような区別が一覧に並んでいます。
- ふつうの「ア」
- 鼻に息をぬく「ア」
- のどの奥をせまくした「ア」
- 息がもれるような声の「ア」
- きしむような声の「ア」
日本語ではどれも「ア」に聞こえそうな音が、この言語では別の単語を作る別の音として数えられているのです。
同じ言語なのに、WALS では子音122、PHOIBLE では130。もとにした記述と数え方が違うと、このくらいの差は出ます。

04日本語は約20個、英語は約40個
では、日本語と英語はどのあたりにいるのでしょう。PHOIBLE には、どちらにも複数の記録があります。
- 日本語(UPSID の記録):子音15+母音5=20個
- 日本語(Okada 1991年。東京などの発音):子音16+母音5=21個
- 英語(米国の西部・中西部):子音24+母音15=39個
- 英語(英国の標準的な発音 RP):子音24+母音20=44個
- 英語(ニュージーランド):子音24+母音21=45個
英語の子音は、どの記録でもほぼ24個です。マディソンも、英語の子音は24個とする見方が一般的だと書いています。英語どうしで合計が変わるのは、主に母音です。PHOIBLE の英語の記録は、「アイ」「オウ」のような二重母音も1つの音として数えています。地域によって母音の種類が違うので、合計も変わります。
日本語にも数え方の違いがあります。上の2つは「ん」を1つの子音として数えています。一方、PHOIBLE にある別の記録(スタンフォード大学の音韻データ)では、「かあ」のような長い母音や「っ」で長くなった子音も別の音として数え、合計が 40個 になっています。この記録には、[ŋ] という音も1つの音として入っています。[ŋ] は「りんご」の「ん」や、「かがみ」の「が」を鼻にかけて言うとき(鼻濁音)の子音に出る音です(鼻濁音の記事)。
WALS の区分では、日本語の子音は「やや少ない」(15〜18個)、英語は「平均的」(19〜25個)。母音は日本語が「平均的」(5〜6個)、英語は「多い」(7個以上)に入ります。
子音が多いと母音が少ない? 調べたら関係なし
「音の数が多い言語は、どこかで帳尻を合わせているはず」と考えたくなります。子音の多い言語は母音が少なく、子音の少ない言語は母音が多い、という具合です。
マディソンは WALS で、子音と母音の両方が分かる559の言語を使って、これを確かめました。結果は、関係がまったくないというものでした。
子音の多い言語ほど母音が少ない、という「つり合い」は、559の言語を調べても見つからなかったのです。
たとえば、子音が「やや多い」「多い」167の言語のうち、母音が少ない言語は33(19.8%)、母音が多い言語は50(29.9%)。どちらも、全体での割合とほとんど同じでした。日本語のように子音も母音も多くない言語もあれば、英語のように母音がとても多い言語もあります。マディソンは、どのつり合いでも、人が使う道具としてちゃんと働くと書いています。
05話す人が多い言語ほど音が多い? 今も続く論争
音の数を決めるものは何か。ここには、20年近く続く論争があります。
2007年、ニュージーランドの言語学者ジェニファー・ヘイとローリー・バウアーは、話す人が多い言語ほど、音の数が多い傾向があると報告しました。母音でも子音でも成り立ち、同じ語族どうしが似ているせいでもない、という主張でした。
2011年には、心理学者クエンティン・アトキンソンが、504の言語のデータから、アフリカから遠い言語ほど音の数が少ないと発表しました。人類がアフリカから少人数ずつ移り住むたびに、遺伝子の多様さが減ったのと同じことが言葉にも起きた、という説です。
これには反論が相次ぎました。
- 2012年、PHOIBLE を作ったスティーヴン・モランらは、より多くの言語を使い、親戚どうしの言語が似ている影響を統計で取りのぞきました。すると、話す人の数で音の数を説明できる根拠はほとんど残らなかったと報告しています
- 同じ年、学術誌サイエンスには、アトキンソンの結論に反対するコメント論文がいくつも載りました。データの選び方や統計の方法に問題がある、という指摘です
決着はまだついていません。2026年には別の研究チームが改めて調べ、話す人の数と音の数の関係は、親戚や近くの言語どうしが似ていることでほぼ説明できると報告しました。ただし同じ論文は、島だけで話される言語や、となりあう言語が少ない言語は、親戚の言語より音が少ない傾向があるとも書いています。11個のロトカス語も、13個のハワイ語も、島の言葉です。とはいえ、この2つの例だけで「島だから少ない」と決めることはできません。
06まとめ
言葉を区別する音の数は、少ない言語で11個、多い言語では記録によって160個を超えます。日本語の約20個は世界の中では少ないほう、英語の約40個は中くらいよりやや多いほうです。
ただし、その数字は「どう数えるか」でも動きます。ロトカス語の「世界最少」は中央の方言の話で、英語の母音は地域によって増えたり減ったりします。次に英語の seat と sit を聞き分けるとき、日本語の「イ」1つが英語では2つに分かれていることを思い出してみてください。
07もっと知りたい人へ
- 音素(phoneme)/音素目録(phoneme inventory)/最小対(minimal pair)
- クリック音(click consonant)/声調(tone)
- Maddieson, Ian (1984) Patterns of Sounds. Cambridge University Press(UPSID・317言語の分析)
- Maddieson, Ian (2013) "Consonant Inventories" / "Vowel Quality Inventories". In Dryer & Haspelmath (eds.) WALS Online
- Moran, Steven & Daniel McCloy (eds.) (2019) PHOIBLE 2.0
- Firchow, Irwin & Jacqueline Firchow (1969) "An abbreviated phoneme inventory". Anthropological Linguistics 11(9): 271–276
よくある質問
音素とは何ですか?
言葉の意味を区別する音の単位です。英語で phoneme と言います。「かき(柿)」と「かぎ(鍵)」、英語の pin と tin のように、1か所だけ音が違う単語の組を探して数えるのが基本の方法です。
日本語の音素はいくつありますか?
約20個です。PHOIBLE の記録では、子音15+母音5=20個、または子音16+母音5=21個です。ただし長い母音や「っ」も別の音として数える記録では40個になり、数え方で変わります。
英語の音素はいくつありますか?
約40個です。子音はどの記録でもほぼ24個ですが、母音の数が地域で違います。米国の西部・中西部の記録で39個、英国の標準的な発音 RP で44個、ニュージーランドで45個です。
音素がいちばん少ない言語は何ですか?
パプアニューギニアのロトカス語です。子音6つ(p, t, k, b, d, g)と母音5つの11個です。ただしこれは中央の方言の話で、アイタ方言を調べた2006年の研究では14個と報告されています。アマゾンのピダハン語も11個の記録があります。
音素がいちばん多い言語は何ですか?
記録の上では、ボツワナとナミビアで話される !Xóõ 語です。PHOIBLE の記録では子音130、母音28、声の高さの区別3で、合わせて161個です。マディソンによると、子音が多いのは、単語の最初に置ける舌打ちのようなクリック音の種類がとても多いからです。
子音が多い言語は母音が少ないのですか?
いいえ。音声学者マディソンが559の言語で確かめたところ、子音の数と母音の数のあいだに関係はまったくありませんでした。どのつり合いでも、人が使う道具としてちゃんと働く、とマディソンは書いています。
話す人が多い言語ほど音素が多いのですか?
決着はついていません。2007年にそうした傾向が報告されましたが、2012年の研究は、親戚どうしの言語が似ている影響を取りのぞくと根拠はほとんど残らないとしました。2026年の研究も、関係の大半は親戚や近くの言語の類似で説明できると報告しています。
この研究を英語で読もう原田英語の English CornerLinguists count the sounds that a language uses to tell words apart.
音声
4択クイズ9問A2・B1・B2タップして開く
原田英語の English Corner
この研究を英語で読もう
Every language uses a set of sounds to tell words apart. In English, pin and tin are different words because of just one sound.
So how many of these sounds does a language have? Rotokas, a language in Papua New Guinea, has only 11. Its list has no m or n. One record of !Xóõ, a language in southern Africa, has 161. Japanese has about 20, and English has about 40.
71 words ・ CEFR A2
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どの言語も、単語を区別するための音のセットを使っています。英語では、pin と tin はたった1つの音のせいで別の単語になります。
では、言語はこうした音をいくつ持っているのでしょう?パプアニューギニアの言語ロトカス語は、たった11個です。その一覧には m も n もありません。南部アフリカの言語 !Xóõ 語のある記録では、161個あります。日本語は約20個、英語は約40個です。
4択リーディングクイズ
Q1. What is the passage mainly about?
how many of these sounds does a language have? と問いかけ、ロトカス語・!Xóõ 語・日本語・英語の音の数を並べているので B。
Q2. How many sounds does Rotokas have?
Rotokas ... has only 11 とあるので B。
Q3. In the passage, what does "tell words apart" mean?
tell A apart は「A を見分ける・区別する」。pin と tin が1つの音で別の単語になる例が続くので C。
Linguists count the sounds that a language uses to tell words apart. For example, the English words seat, sit, set and sat show that English has several different vowels. In a large database of the world's languages, the smallest count is 11, for Rotokas in Papua New Guinea and Pirahã in the Amazon.
The largest is 161, for one record of !Xóõ. This language is spoken in Botswana and Namibia and has many click sounds. Japanese has about 20 sounds and English about 40, but these numbers depend on how you count. One record of Japanese reaches 40 because it counts long vowels and long consonants as separate sounds. For English, the total changes from region to region, mostly because the vowels are different.
124 words ・ CEFR B1
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言語学者は、言語が単語を区別するために使う音を数えます。たとえば、英語の seat, sit, set, sat という単語から、英語にはいくつもの違う母音があることが分かります。世界の言語の大きなデータベースでは、いちばん少ないのは、パプアニューギニアのロトカス語とアマゾンのピダハン語の11個です。
いちばん多いのは、!Xóõ 語のある記録の161個です。この言語はボツワナとナミビアで話されていて、クリック音がたくさんあります。日本語は約20個、英語は約40個ですが、この数は数え方によって変わります。日本語のある記録では、長い母音や長い子音を別の音として数えるので40個になります。英語の場合は、主に母音が違うために、地域ごとに合計が変わります。
4択リーディングクイズ
Q1. What is the main point of the passage?
11個から161個までの差を示し、but these numbers depend on how you count と述べているので B。
Q2. Why does one record of Japanese reach 40 sounds?
it counts long vowels and long consonants as separate sounds とあるので C。
Q3. What can we guess about the English total in different regions?
the total changes from region to region, mostly because the vowels are different とあるので、地域で母音の数が違うと推測できる。B。
How many sounds does a language need? Linguists answer this by finding pairs of words that differ in only one sound, like pin and tin, and listing every sound that does this job. The results vary enormously. Central Rotokas, spoken on the island of Bougainville in Papua New Guinea, gets by with six consonants and five vowels. One record of !Xóõ, a language of Botswana and Namibia, lists 130 consonants, many of them clicks, and 161 sounds in all.
Japanese sits near the low end with about 20, and English has about 40. Using 559 languages, the phonetician Ian Maddieson checked whether languages with many consonants make up for it with fewer vowels. He found no link at all. Whether the number of speakers matters is a harder question. A 2007 study reported that languages with more speakers tend to have more sounds.
Later work argued that this pattern comes mostly from related languages being alike. A 2026 study agreed, but it also found that languages spoken only on islands, or with few neighbors, tend to have fewer sounds than their relatives.
182 words ・ CEFR B2
和訳を見る
言語にはいくつの音が必要なのでしょうか?言語学者は、pin と tin のように1つの音だけが違う単語の組を探し、その役目を果たす音をすべて書き出すことで、この問いに答えます。結果は大きく違います。パプアニューギニアのブーゲンビル島で話されるロトカス語の中央方言は、子音6つと母音5つで間に合わせています。ボツワナとナミビアの言語 !
Xóõ 語のある記録では、子音が130(その多くがクリック音)、全部で161の音が並んでいます。日本語は約20で少ない側に位置し、英語は約40です。音声学者イアン・マディソンは559の言語を使って、子音の多い言語が母音を少なくして埋め合わせているかを調べました。関係はまったく見つかりませんでした。話す人の数が関係するかどうかは、もっと難しい問題です。2007年の研究は、話す人の多い言語ほど音が多い傾向があると報告しました。
その後の研究は、この傾向は主に親戚の言語どうしが似ていることから生まれると主張しました。2026年の研究もそれに同意しましたが、島だけで話される言語や近くの言語が少ない言語は、親戚の言語より音が少ない傾向があることも見つけました。
4択リーディングクイズ
Q1. What is the passage mainly about?
音の数の大きな差(11〜161)と、子音と母音の関係・話す人の数との関係を論じているので B。
Q2. What did Ian Maddieson find in 559 languages?
He found no link at all とあるので C。
Q3. According to the later work, why do languages with more speakers seem to have more sounds?
Later work argued that this pattern comes mostly from related languages being alike とあるので A。
重要単語
- consonantB1名詞子音The word "dog" begins and ends with a consonant.
con-(いっしょに)+sonant(鳴る)。母音といっしょに鳴る音、という意味から。 - vowelB1名詞母音Japanese has five vowels, but English has many more.
an apple のように、母音の音で始まる語の前では a ではなく an を使う。 - distinguishB2動詞区別するSome learners can't distinguish "light" from "right."
distinguish A from B「A と B を区別する」。tell A from B とほぼ同じ意味。 - inventoryB2名詞一覧、在庫(目録)The shop keeps an inventory of everything it sells.
言語学では phoneme inventory で「その言語が使う音素の一覧」。 - dialectB2名詞方言My grandmother speaks a dialect I can barely understand.
accent は「なまり(発音の違い)」、dialect は単語や文法まで含めた違い。 - populationB1名詞人口、(ある集団の)人数The population of the island is about 2,000.
「人口が多い」は a large population(many ではなく large)。
公式・一次情報をチェック
- Consonant Inventories(WALS Online・Ian Maddieson)wals.info
- PHOIBLE 2.0(世界の言語の音のデータベース)phoible.org
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言葉を区別する「音の数」は、パプアニューギニアのロトカス語で子音6つ+母音5つの11個。南部アフリカの!Xóõ語は、記録によっては161個。日本語は約20個、英語は約40個。しかも「子音が多い言語は母音が少ない」という関係は、559言語を調べても見つからなかった。
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出典・参考文献(9件)タップで表示
- Maddieson I. (2013) Consonant Inventories, WALS Online (Dryer & Haspelmath eds.)wals.info
- Maddieson I. (2013) Vowel Quality Inventories, WALS Online (Dryer & Haspelmath eds.)wals.info
- Moran S., McCloy D. eds. (2019) PHOIBLE 2.0, Max Planck Institute for the Science of Human Historyphoible.org
- Robinson S. (2006) The Phoneme Inventory of the Aita Dialect of Rotokas, Oceanic Linguistics 45(1)doi.org
- Hay J., Bauer L. (2007) Phoneme inventory size and population size, Language 83(2)doi.org
- Moran S., McCloy D., Wright R. (2012) Revisiting population size vs. phoneme inventory size, Language 88(4)doi.org
- Atkinson Q.D. (2011) Phonemic Diversity Supports a Serial Founder Effect Model of Language Expansion from Africa, Science 332doi.org
- Cysouw M., Dediu D., Moran S. (2012) Comment on "Phonemic Diversity Supports a Serial Founder Effect Model of Language Expansion from Africa", Science 335doi.org
- Ingloff-Richards S., Hua X., Bromham L. (2026) Is phoneme inventory size influenced by speaker population size and isolation?, Journal of Language Evolution 11doi.org
※本記事は上記の研究・公開資料をもとに、原田英語が独自の言葉で解説したものです。引用は著作権法第32条の範囲で行い、出典を明記しています。画像はすべてオリジナルのイメージです。研究結果には限界や個人差があります。誤りのご指摘は原田英語のお問い合わせフォームから。
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