舌打ちの「チッ」に近い音を、ふつうの子音として使う言語がある。南アフリカのコサ語など

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クリック音(舌打ちのような音)を、単語の中のふつうの子音として使う言語は、世界中に散らばっている
WALS(世界言語構造地図)の566言語のうち、クリック音を子音として持つのは10言語だけ。すべてアフリカの南部と東部の言語だった(オーストラリアの儀式用の言葉ダミンが例外に近い存在)。
- 対象
- 世界の言語の音の比較(学術データベース)と、南部アフリカ・東アフリカの言語の研究
- 規模
- WALS 566言語(クリックの使い方の地図は143言語)
- 研究の種類
- 文法書・論文の記述の比較、遺伝学との照合
- 確かさ
- ★★★★☆
日本語や英語では舌打ちなどにしか使わないクリック音が、南部アフリカのコサ語などでは単語の子音。Xhosa の Xh もその音。世界566言語の調査では10言語にしかない。
ひとことで言うと舌打ちのような音を、k や t と同じ子音として単語に使う言語がある!
もくじ
イライラしたときの舌打ち「チッ」。英語でも、あきれたときに tut-tut(tsk-tsk とも書く)と舌を鳴らします。どちらも気持ちを表す音で、単語の中には出てきません。
ところが、南アフリカのコサ語(Xhosa)では、これに近い音がふつうの子音です。caca(はっきりしている)という単語の c が、その音。舌を鳴らしてから「ア」と言い、もう一度鳴らして「ア」と言います。
しかも、言語の名前 Xhosa の「Xh」も、別の種類の舌を鳴らす音です。この音を、言語学ではクリック音(click)と呼びます。
01クリック音はどうやって出す?
クリック音は、口の中で空気を「吸いこむ」ようにして出す音です。音声学者イアン・マディソンは、世界の言語の特徴をまとめた地図データベース WALS(ウォルス。世界言語構造地図)で、出し方を次のように説明しています。
- 舌の奥を、上あごの奥にぴったりつける
- 同時に、くちびるか舌の先でも口をふさぐ。2か所のあいだに、少しの空気が閉じこめられる
- 舌のまん中を下げて、閉じこめた空間を広げる。中の空気がうすくなる
- 前のほうのふさぎを一気に開ける。外の空気が口の中に飛びこんで、「チッ」「ポン」という音が出る
肺から息を吐かなくても鳴らせるのが特徴です。マディソンは、クリック音はめずらしい音と思われがちだが、作り方は特別に変わったものではない、と書いています。
国際音声学会(IPA)の発音記号の表には、クリック音が5種類のっています。
- ʘ:くちびるで鳴らす
- ǀ:舌の先を歯の裏で鳴らす。英語の tut-tut はこの音(WALS より)
- ǃ:舌の先を歯ぐきの後ろあたりではじく
- ǂ:舌の先の少し後ろの面を、歯ぐきから上あごにかけてつけて鳴らす
- ǁ:舌の横から空気を入れて鳴らす。馬に「進め」と合図するときに英語話者が使うことがある音の一つ
02単語にクリックがある言語は、ほぼアフリカだけ
WALS でマディソンが調べた566の言語のうち、クリック音を子音として持っていたのは10言語、わずか1.8%でした。しかも、すべてアフリカの南部と東部の言語です。
では、南アフリカのコサ語やズールー語はどうでしょう。この2つは、バントゥー諸語と呼ばれる言語のグループに入ります。バントゥー諸語を話す人々は、北のほうから南へ移ってきました。マディソンによると、その移動の中で、すでにクリック音を持っていたコイサンの言語の話し手と深く関わったことで、クリック音を借りて取り入れたと考えられています。
借り入れは、東と西の2つの地域で別々に起きました。東の代表がズールー語、西の代表がナミビアとボツワナのイェイ語です。
コイサンの言語のクリック音については、WALS で子音の数がいちばん多い !Xóõ 語の話を、別の記事で紹介しています。
03コサ語のクリック:c・q・x の3つが基本
コサ語では、クリック音をアルファベットの c・q・x で書きます。南アフリカの言語学者サンディレ・グシリシェの論文(学術誌 Per Linguam の2004年の号に掲載)には、コサ語のクリック音の一覧と例語がのっています。
- c(歯の裏で鳴らす ǀ):caca(はっきりしている)
- q(歯ぐきの後ろあたりではじく ǃ):qaqamba(輝く、ずきずき痛む)
- x(舌の横から鳴らす ǁ):ixakuxaku(だらしない人)
この3つに、息を強く出す・声を出す・鼻にぬく、などの組み合わせがつきます。たとえば xh は「息を強く出す、舌の横からのクリック」。Xhosa の頭の音がこれです。ほかにも次のような単語があります。
- xhaxha(肉をたたき切る)
- nkqonkqoza(ノックする)
- gxagxamisa(急ぐ、急がせる)
グシリシェの表では、クリック音を含むつづりが18通り並んでいます。日本語の五十音にない音が、コサ語ではこれだけ単語を区別しているのです。

子どもはいつクリック音を言えるようになる?
クリック音は難しそうに見えます。実際、以前の研究では、ズールー語の子どもにとって最後に覚える子音の一つとされ、コサ語でも3歳ごろから覚えはじめ、4歳ごろに完成すると報告されていました。
グシリシェは、コサ語だけを話す家庭の1〜3歳の子ども10人を、2週間ごとに1年間録音しました。すると、1歳から1歳半のあいだに、すでに3種類の基本のクリック音を言いはじめていた子どもが2人いました(正しく言えた割合は最大70%)。いちばん伸びたのは1歳7か月〜2歳のころです。
グシリシェはこの結果から、クリック音は3歳ごろに覚えるという以前の説に反論しています。ただし、1年間追えたのは10人だけで、覚える順番も研究によって少しずつ違います。
04「チッ」の意味は、国によって違う
クリック音を単語に使わない言語でも、舌を鳴らす音そのものは世界中で使われています。WALS で、この使い方を143の言語について地図にしたのが、言語学者デイヴィッド・ギルです。
- 英語:tut-tut はいらだち・がっかりを表す。人によっては感心や驚きも表す
- 日本語:英語と同じく、気持ちを表すグループに入る
- ヘブライ語:舌打ち1回は、気持ちではなく「いいえ」という返事
- イエメンのサナア方言のアラビア語:同じ音が逆に「はい」
- ソマリ語:舌の横から鳴らすクリックが「はい」
ギルによると、英語を話す旅行者がイスラエルのホテルで「空いている部屋はありますか」と聞き、受付の人に舌打ち1回で答えられてとまどう、ということが起こりえます。受付の人は、ただ「いいえ(ありません)」と言っただけなのです。
舌打ちで「いいえ」と答える言語は、北アフリカのモロッコから地中海沿岸、中東をへて南アジアまで、帯のように続いています。 ギルの地図では、143言語のうち47言語が、舌打ちに「はい」か「いいえ」の意味を持たせていました。
英語の会話でも、舌打ちは気持ちを表すだけではありません。音声学者リチャード・オグデンは2013年、英国と米国の会話の録音を分析しました。そして、クリック音が話しはじめる合図や、言葉を探しているあいだのつなぎにも使われていることを示しました。ギルも、テレビのニュースでキャスターが話しはじめる直前に、小さなクリック音を出していることが多いと書いています。
05クリック音は、人類の言葉の始まりからある音?
クリック音を子音に使う言語は、アフリカの南と東にしかありません。しかも、それを話す集団の中には、遺伝的に大きく離れたものどうしがあります。そこから、「クリック音は、人類の言葉の始まりのころからある古い音では?」という説が出てきました。
2003年、米国スタンフォード大学のアレック・ナイトらは、タンザニアのハッザの人々と、南部アフリカのジュホアンの人々の遺伝子を比べました。どちらもクリック音のある言語を話しますが、遺伝的にはアフリカのどの2つの集団にも負けないくらい離れていたのです。ナイトらは、クリック音は現生人類(今の私たちと同じ種の人類)の歴史のかなり早い時期にさかのぼるのではないか、と考えました。
これに対し、2008年、言語学者トム・ギュルデマンと遺伝学者マーク・ストーンキングは、言葉と遺伝子の証拠を見直しました。アフリカの言語にクリック音が広がったのには、親の言語から受けついだ場合と、となりの言語から借りた場合の両方が同じくらい関わっている、というのが2人の見方です。コサ語やズールー語の例のとおり、借りて広がることは実際に起きています。2人は、クリック音は言葉の始まりまでさかのぼるのではなく、ずっと後の時代に広がったのかもしれないと結論しています。
ギルも WALS の章で、クリック音がいつ生まれたのかは、今のところ分からないと書いています。
06まとめ
日本語の「チッ」、英語の tut-tut は、気持ちを表すための音です。でも、コサ語では同じ仲間の音が c・q・x の文字で書かれ、caca、qaqamba、Xhosa のように単語の中で使われています。
よく似た舌打ちが、日本ではいらだち、イスラエルでは「いいえ」、イエメンのサナアでは「はい」。音は似ていても、言語ごとにまったく違う役目を持っているのです。
07もっと知りたい人へ
- クリック音・吸着音(click consonant)/軟口蓋気流機構(velaric airstream mechanism)
- 借用(borrowing)・言語接触(language contact)
- Ladefoged, Peter & Ian Maddieson (1996) The Sounds of the World's Languages. Blackwell
- Ladefoged, Peter & Anthony Traill (1994) "Clicks and their accompaniments". Journal of Phonetics 22(1)
- Güldemann, Tom & Mark Stoneking (2008) "A Historical Appraisal of Clicks". Annual Review of Anthropology 37
- Hale, Kenneth & David Nash (1997) "Damin and Lardil phonotactics". In Tryon & Walsh (eds.) Boundary Rider. Pacific Linguistics
よくある質問
クリック音とは何ですか?
口の中で空気を「吸いこむ」ようにして出す、舌打ちの「チッ」の仲間の音です。舌の奥と、くちびるか舌の先の2か所で口をふさぎ、間の空間を広げてから前を開けると、外の空気が飛びこんで音が出ます。肺から息を吐かなくても鳴らせます。
クリック音を使う言語はどこにありますか?
ほぼアフリカの南部と東部だけです。WALS でマディソンが調べた566の言語のうち、クリック音を子音として持つのは10言語(1.8%)で、すべてアフリカの南部と東部の言語でした。南アフリカのコサ語やズールー語もその仲間です。
コサ語のクリック音はどう書きますか?
アルファベットの c・q・x で書きます。c は歯の裏で鳴らす音(caca=はっきりしている)、q は歯ぐきの後ろあたりではじく音、x は舌の横から鳴らす音です。xh のように文字を組み合わせた書き方もあります。
Xhosa(コサ)の Xh はどう発音しますか?
「息を強く出す、舌の横から鳴らすクリック音」です(グシリシェの論文)。言語の名前の頭の音そのものがクリック音で、コサ語では xhaxha(肉をたたき切る)などの単語にも、この音が使われています。
コサ語やズールー語はなぜクリック音を使うのですか?
借りて取り入れたと考えられています。マディソンによると、北から南へ移ってきたバントゥー諸語の話し手が、すでにクリック音を持っていたコイサンの言語の話し手と深く関わる中で、クリック音を取り入れたとされています。
舌打ちの意味は国によって違いますか?
違います。日本語や英語では、いらだちなどの気持ちを表します。ヘブライ語では舌打ち1回が「いいえ」、イエメンのサナア方言のアラビア語では逆に「はい」です(WALS、ギル)。
舌打ちは英語で何と言いますか?
「チッチッ(やれやれ)」は tut-tut または tsk-tsk と書きます。「舌打ちする」は click one's tongue で、He clicked his tongue in disapproval.(彼は不満そうに舌打ちした)のように使います。
クリック音は人類の言葉の始まりからある音ですか?
分かっていません。2003年のナイトらの遺伝子研究は、とても古い音ではないかと考えました。一方、2008年のギュルデマンとストーンキングは、ずっと後の時代に広がったのかもしれないと結論しています。
この研究を英語で読もう原田英語の English CornerTo make a click, you close your mouth in two places, at the back of your tongue and at the front, so a…
音声
4択クイズ9問A2・B1・B2タップして開く
原田英語の English Corner
この研究を英語で読もう
When people in Japan are angry, they sometimes make a quick sound with the tongue. English speakers do this too, and they write it as tut-tut. In these languages, the sound is only for showing feelings.
But in Xhosa, a language of South Africa, sounds like this are part of normal words. The word caca means "be clear," and the c is a click. Even the Xh in the name Xhosa is a click.
74 words ・ CEFR A2
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日本の人は、怒ったときに舌ですばやく音を鳴らすことがあります。英語を話す人もこれをして、tut-tut と書きます。これらの言語では、その音は気持ちを表すためだけのものです。
でも、南アフリカの言語であるコサ語では、こうした音がふつうの単語の一部です。caca という単語は「はっきりしている」という意味で、その c はクリック音です。Xhosa という名前の Xh でさえクリック音です。
4択リーディングクイズ
Q1. What is the passage mainly about?
in Xhosa ... sounds like this are part of normal words とあり、舌で鳴らす音を単語に使う言語の話なので B。
Q2. What does the word caca mean in Xhosa?
The word caca means "be clear" とあるので B。
Q3. In the passage, what does "showing feelings" mean?
show は「見せる・表す」、feelings は「気持ち」。気持ちを相手に伝えることなので A。
To make a click, you close your mouth in two places, at the back of your tongue and at the front, so a little air is trapped. Then you open the front quickly. Many languages use clicks only to show feelings, like the English tut-tut. In a survey of 566 languages, only 10 used clicks as ordinary consonants, and all of them were in southern or eastern Africa.
Xhosa and Zulu, spoken in South Africa, did not always have clicks. Their speakers moved south and lived in close contact with people whose languages already used them. Over time, they borrowed the sounds. Today Xhosa writes its three basic clicks with the letters c, q and x, as in caca, qaqamba and ixakuxaku.
122 words ・ CEFR B1
和訳を見る
クリック音を出すには、舌の奥と口の前のほうの2か所で口をふさぎ、少し空気を閉じこめます。それから前のほうをすばやく開けます。多くの言語は、英語の tut-tut のように、クリック音を気持ちを表すためだけに使います。566の言語を調べた調査では、クリック音をふつうの子音として使っていたのは10言語だけで、そのすべてがアフリカの南部か東部にありました。南アフリカで話されるコサ語とズールー語には、もとからクリック音があったわけではありません。
その話し手たちは南へ移り、すでにクリック音を使う言語を話す人々と深く接して暮らしました。やがて、彼らはその音を借りて取り入れたのです。今日、コサ語は3つの基本のクリック音を c・q・x の文字で書きます。caca、qaqamba、ixakuxaku のようにです。
4択リーディングクイズ
Q1. What is the main idea of the passage?
only 10 used clicks as ordinary consonants, and all of them were in southern or eastern Africa とあるので A。
Q2. How did Xhosa and Zulu get their clicks?
lived in close contact with people whose languages already used them ... they borrowed the sounds とあるので B。
Q3. Which of these words probably begins with a click?
コサ語は基本のクリック音を c・q・x で書く(writes its three basic clicks with the letters c, q and x)ので、q で始まる qaqamba と推測できる。C。
A single click of the tongue can mean very different things. For many English speakers, tut-tut shows annoyance. In Hebrew, one click is simply a way of saying "no," while in the Arabic spoken in Sanaa, Yemen, the same sound means "yes." In a few languages of southern and eastern Africa, clicks go further and work as ordinary consonants.
Xhosa has words such as qaqamba, "to shine," and even its own name begins with a click. Some scientists have suggested that clicks are very old. In 2003, a genetic study found that two click-speaking groups, the Hadza of Tanzania and the Ju|'hoansi of southern Africa, were as distant from each other as any two African populations.
The authors thought clicks might go back to an early stage of modern human history. A 2008 review questioned this idea. Its authors pointed out that languages can also borrow clicks from their neighbors, as Xhosa and Zulu did, so clicks may have spread much later. Nobody knows yet when clicks first appeared.
169 words ・ CEFR B2
和訳を見る
1回の舌打ちが、まったく違う意味を持つことがあります。多くの英語話者にとって、tut-tut はいらだちを表します。ヘブライ語では、舌打ち1回はただ「いいえ」と言う方法ですが、イエメンのサナアで話されるアラビア語では、同じ音が「はい」を意味します。アフリカの南部と東部のいくつかの言語では、クリック音はさらに進んで、ふつうの子音として働きます。
コサ語には qaqamba(輝く)のような単語があり、言語の名前そのものもクリック音で始まります。クリック音はとても古い音だと考えた科学者もいます。2003年、ある遺伝学の研究は、クリック音を使う2つの集団、タンザニアのハッザの人々と南部アフリカのジュホアンの人々が、アフリカのどの2つの集団にも負けないほど互いに離れていることを見つけました。
著者たちは、クリック音は現生人類の歴史の早い段階までさかのぼるのかもしれないと考えました。2008年の総説は、この考えに疑問を示しました。その著者たちは、コサ語やズールー語がそうしたように、言語は近くの言語からクリック音を借りることもあるので、クリック音はずっと後に広がったのかもしれないと指摘しました。クリック音が最初にいつ現れたのかは、まだだれにも分かっていません。
4択リーディングクイズ
Q1. What is the passage mainly about?
舌打ちの意味が言語で違うことと、クリック音の起源をめぐる議論を扱っているので B。
Q2. According to the passage, what does one click mean in Hebrew?
In Hebrew, one click is simply a way of saying "no" とあるので C。
Q3. Why did the 2008 review doubt that clicks are extremely old?
languages can also borrow clicks from their neighbors ... so clicks may have spread much later とあるので D。
重要単語
- clickA2名詞カチッという短い音、(言語学で)吸着音I heard a click when the door closed.
動詞では click one's tongue「舌打ちする」。パソコンの「クリック」と同じ語。 - consonantB1名詞子音The word "dog" begins and ends with a consonant.
反対は vowel(母音)。con-(いっしょに)+sonant(鳴る)から。 - borrowA2動詞借りる、(言葉を)取り入れるEnglish borrowed the word "tsunami" from Japanese.
borrow A from B「B から A を借りる」。外来語は loanword(借りた言葉)。 - contactB1名詞接触、ふれあいThe two groups were in close contact for centuries.
keep in contact with ~「~と連絡を取り合う」。言語学では language contact(言語接触)。 - disapprovalB2名詞不賛成、よくないと思う気持ちShe shook her head in disapproval.
approve(よいと認める)の反対 disapprove の名詞形。in disapproval「不満そうに」。 - tongueA2名詞舌Try to touch your nose with your tongue.
mother tongue は「母語」。つづりの ue は発音しない(タング)。
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舌打ちの「チッ」に近い音が、南アフリカのコサ語ではふつうの子音。caca(はっきりしている)の c がその音で、言語名 Xhosa の Xh も別のクリック音。一方ヘブライ語では、舌打ち1回が「いいえ」の返事になる。
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出典・参考文献(7件)タップで表示
- Maddieson I. (2013) Presence of Uncommon Consonants, WALS Online (Dryer & Haspelmath eds.)wals.info
- Gil D. (2013) Para-Linguistic Usages of Clicks, WALS Online (Dryer & Haspelmath eds.)wals.info
- Gxilishe S. (2011; 掲載号は2004年) The acquisition of clicks by Xhosa-speaking children, Per Linguam 20(2): 1–12(2004年の号に掲載、2011年にオンライン公開)doi.org
- Knight A. et al. (2003) African Y Chromosome and mtDNA Divergence Provides Insight into the History of Click Languages, Current Biology 13(6)doi.org
- Güldemann T., Stoneking M. (2008) A Historical Appraisal of Clicks: A Linguistic and Genetic Population Perspective, Annual Review of Anthropology 37doi.org
- Ogden R. (2013) Clicks and percussives in English conversation, Journal of the International Phonetic Association 43(3)doi.org
- International Phonetic Association (2020) The International Phonetic Alphabet and the IPA Chartinternationalphoneticassociation.org
※本記事は上記の研究・公開資料をもとに、原田英語が独自の言葉で解説したものです。引用は著作権法第32条の範囲で行い、出典を明記しています。画像はすべてオリジナルのイメージです。研究結果には限界や個人差があります。誤りのご指摘は原田英語のお問い合わせフォームから。
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