One Girl, One Pen(マララ・ユスフザイの国連スピーチの物語)の挿絵

One Girl, One Pen

マララ・ユスフザイの国連スピーチの物語

  • 📖 257 words
  • ⏱ 約3分
  • YL 0.5–0.9
  • 英検5〜4級目安
  • 📝 全訳つき

あらすじ「女の子は学校に行ってはいけない」と言われた谷で、学ぶことをあきらめなかった少女マララ。命をねらわれた彼女が、16歳の誕生日に国連で語ったこととは。

マララ・ユスフザイの国連でのスピーチ(2013年)をもとにした多読ベストのオリジナル読み物(演説の原文は引用していません。短い一句のみ引用)

キーワード(9語)本文の点線の語はタップで意味が出ます
  • valley谷
  • Talibanタリバン(武装勢力)
  • destroyed破壊された
  • brave勇敢な
  • right権利
  • shot撃った
  • prayed祈った
  • United Nations国際連合(国連)
  • Nobel Peace Prizeノーベル平和賞

🔊 音声は準備中です。もうしばらくお待ちください。

Malala Yousafzai was born in Pakistan in 1997. She lived in the Swat Valley, a beautiful place with mountains and rivers. Her father had a school. Malala loved going to school.

マララ・ユスフザイは1997年にパキスタンで生まれました。山と川のある美しい土地、スワート渓谷に住んでいました。お父さんは学校を開いていました。マララは学校に行くのが大好きでした。

Then a group called the Taliban came to her valley. They said girls must not go to school. Many schools were closed. Some schools were destroyed.

ところが、タリバンという集団がマララの住む谷にやって来ました。タリバンは、女の子は学校に行ってはいけないと言いました。多くの学校が閉鎖され、壊された学校もありました。

Malala was only eleven, but she was brave. She wrote about her life for the BBC, a big news company. She used a different name. Later, she spoke on TV. She said that girls have a right to learn.

マララはまだ11歳でしたが、勇気がありました。大きな報道機関であるBBCに、自分の暮らしをつづった文章を寄せたのです。本名ではなく、別の名前を使いました。のちにはテレビにも出て、女の子にも学ぶ権利があると訴えました。

On October 9, 2012, Malala was on her school bus. Two men stopped the bus. One of them got on and asked for her. Then he shot her. Two other girls were hurt too.

2012年10月9日、マララはスクールバスに乗っていました。そこへ二人の男が来て、バスを止めました。一人がバスに乗りこんできて、マララはどこだと尋ねました。そして、マララを撃ったのです。ほかに二人の女の子もけがをしました。

Malala was badly hurt. She was taken to a hospital in England. People all over the world prayed for her. Slowly, she got better.

マララはひどいけがを負い、イギリスの病院に運ばれました。世界中の人が回復を祈りました。マララは少しずつよくなっていきました。

On July 12, 2013, it was her sixteenth birthday. That day, Malala spoke at the United Nations in New York. Hundreds of young people from many countries listened.

2013年7月12日は、マララの16歳の誕生日でした。その日、マララはニューヨークの国連で演説しました。たくさんの国から来た何百人もの若者が、その話に耳を傾けました。

She did not speak with anger. She said she did not hate the man who shot her. She wanted every child to go to school, even the children of the Taliban.

マララの話しぶりに、怒りはありませんでした。自分を撃った男も憎んではいない、と言いました。マララの願いは、すべての子どもが学校に行けることでした。タリバンの子どもたちも、です。

She said, "One child, one teacher, one book, and one pen can change the world." Everyone stood up and clapped.

「一人の子ども、一人の教師、一冊の本、そして一本のペンが、世界を変えられるのです」。マララがそう語ると、会場の全員が立ち上がって拍手を送りました。

In 2014, Malala won the Nobel Peace Prize. She was only seventeen. Today, she still works so that all girls can go to school.

2014年、マララはノーベル平和賞を受賞しました。まだ17歳でした。今もマララは、すべての女の子が学校に行けるように活動を続けています。

📖 全訳をまとめて読む 読み終わってからの答え合わせに

マララ・ユスフザイは1997年にパキスタンで生まれました。山と川のある美しい土地、スワート渓谷に住んでいました。お父さんは学校を開いていました。マララは学校に行くのが大好きでした。

ところが、タリバンという集団がマララの住む谷にやって来ました。タリバンは、女の子は学校に行ってはいけないと言いました。多くの学校が閉鎖され、壊された学校もありました。

マララはまだ11歳でしたが、勇気がありました。大きな報道機関であるBBCに、自分の暮らしをつづった文章を寄せたのです。本名ではなく、別の名前を使いました。のちにはテレビにも出て、女の子にも学ぶ権利があると訴えました。

2012年10月9日、マララはスクールバスに乗っていました。そこへ二人の男が来て、バスを止めました。一人がバスに乗りこんできて、マララはどこだと尋ねました。そして、マララを撃ったのです。ほかに二人の女の子もけがをしました。

マララはひどいけがを負い、イギリスの病院に運ばれました。世界中の人が回復を祈りました。マララは少しずつよくなっていきました。

2013年7月12日は、マララの16歳の誕生日でした。その日、マララはニューヨークの国連で演説しました。たくさんの国から来た何百人もの若者が、その話に耳を傾けました。

マララの話しぶりに、怒りはありませんでした。自分を撃った男も憎んではいない、と言いました。マララの願いは、すべての子どもが学校に行けることでした。タリバンの子どもたちも、です。

「一人の子ども、一人の教師、一冊の本、そして一本のペンが、世界を変えられるのです」。マララがそう語ると、会場の全員が立ち上がって拍手を送りました。

2014年、マララはノーベル平和賞を受賞しました。まだ17歳でした。今もマララは、すべての女の子が学校に行けるように活動を続けています。

日本語訳:多読ベスト

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このお話の教訓 Moral

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Learning is powerful, and one brave voice can make a difference.

学ぶことには力がある。そして一人の勇気ある声が、世界を変えることもある。

理解度チェック Quick Quiz

読み終わったら、3問だけ。間違えても大丈夫。多読は「だいたいわかる」で十分です。

Q1. What did Malala love?

Q2. Where did Malala give her famous speech?

Q3. How old was Malala when she won the Nobel Peace Prize?

🎥 本物を見る・聞く 実際のスピーチ

🎥 映像・United NationsMalala Yousafzai addresses United Nations Youth Assembly国連公式チャンネル。2013年7月12日、国連ユース総会でのマララのスピーチ全体(約18分)

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この読み物の使い方 3ステップ

  1. 聞きながら読む 音声に合わせて光る文を目で追う(聞き読み)。わからない語は飛ばしてOK。
  2. 音声なしで読む ⏱計測ボタンで読む速さ(WPM)を測ってみる。
  3. 耳だけで聞く 🎧聞くだけモードで、文字を見ずに内容がわかるか試す。🔁1文リピートで音読・シャドーイングも。

聞き読みの効果とやり方/多読三原則

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