A Day on the Space Station(宇宙ステーションのくらし)の挿絵

A Day on the Space Station

宇宙ステーションのくらし

  • 545 words
  • 約7分
  • 3:15
  • YL 1.0–1.4
  • 英検3級目安
  • 全訳つき

あらすじ地上400キロの国際宇宙ステーション(ISS)では、どうやって眠り、食べ、体を洗っているのでしょう。1日に16回も日が昇る、ふしぎな宇宙のくらしをのぞいてみます。

多読ベストのオリジナル読み物(英検・入試頻出テーマ)

キーワード(9語)本文の点線の語はタップで意味が出ます
  • astronauts宇宙飛行士
  • gravity重力
  • floats浮かぶ、ただよう
  • sleeping bag寝袋
  • sweat汗
  • urine尿、おしっこ
  • exercise運動する
  • experiments実験
  • private companies民間企業
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日本語訳の一部には生成AIを使っており、AIによる3重のチェックと人の目で確かめています。まだ人の目を通っていない訳もあるため、ニュアンスがずれている所があるかもしれません。日本語訳について

Look up at the night sky. Sometimes you can see a bright light moving quickly across the sky. It may be the International Space Station, or ISS. People live and work there, about 400 kilometers above the Earth.

夜空を見上げてみましょう。明るい光が、すーっと空を横切っていくのが見えることがあります。それは、国際宇宙ステーション(ISS)かもしれません。地球から約400キロメートル上空にあるISSでは、人が暮らし、働いているのです。

The ISS is very big. It is about 109 meters long, about the length of a soccer field. Astronauts from the United States, Russia, Japan, Canada, and countries in Europe work there together. People have lived on it all the time since November 2000.

ISSはとても大きく、長さは約109メートルあります。サッカー場と同じくらいの長さです。アメリカ、ロシア、日本、カナダ、ヨーロッパの国々の宇宙飛行士が、そこで一緒に働いています。2000年11月から今まで、ISSにはずっと人が暮らし続けています。

The station moves very fast. It goes around the Earth about 16 times a day. So the astronauts see the sun come up and go down 16 times every day!

ISSはものすごい速さで動いています。1日に約16回も地球を回るのです。ですから宇宙飛行士は、日の出と日の入りを、毎日16回も見ることになります。

Life on the ISS is very different from life on Earth. Everything floats, because the astronauts feel almost no gravity. If you drop a pencil, it does not fall. It just floats in the air. Water does not pour out of a cup. Instead, it makes a round ball and floats away.

ISSでの暮らしは、地球での暮らしとはまったくちがいます。宇宙飛行士は重力をほとんど感じないので、何もかもがふわふわと浮かびます。えんぴつを手から放しても、下に落ちません。空中にただよったままです。コップから水を注ごうとしても、水は流れ出ません。そのかわりに丸い玉になって、ふわふわと飛んでいってしまいます。

How do astronauts sleep? Each person has a very small room, about the size of a phone booth. They sleep in a sleeping bag that is tied to the wall, so they do not float around.

宇宙飛行士は、どうやって眠るのでしょうか。一人ひとりに、電話ボックスくらいの、とても小さな部屋があります。そこで、かべに固定した寝袋に入って眠ります。こうすれば、寝ている間にふわふわと動き回らずにすむのです。

Eating is fun but a little difficult. Most space food comes in packages. Astronauts add water to some of it, and they eat carefully so that small pieces do not fly around. Japanese astronauts take special Japanese space food, such as curry and ramen.

食事は楽しいのですが、ちょっと大変です。宇宙食のほとんどは、袋などに入っています。食べ物によっては水を加え、小さなかけらが飛び散らないように気をつけて食べます。日本の宇宙飛行士は、カレーやラーメンなど、宇宙用に特別に作られた日本食を持っていきます。

Water is very important on the station. It is hard to bring water from Earth, so the ISS cleans its water and uses it again and again. It even collects water from the astronauts' sweat, their breath, and their urine! In 2023, NASA said that the station can now use about 98 percent of its water again.

宇宙ステーションでは、水がとても大切です。地球から水を運ぶのは大変なので、ISSでは水をきれいにして、何度も何度も使っています。宇宙飛行士の汗や息、さらにはおしっこからも水を集めているのです! 2023年、NASAは、ISSで水の約98パーセントを再利用できるようになったと発表しました。

There is no shower on the ISS. Astronauts wash their bodies with wet towels, and they use a special shampoo that does not need to be washed out with water. The toilet uses moving air, like a vacuum cleaner, to pull waste away.

ISSにシャワーはありません。宇宙飛行士は、ぬれたタオルで体をふき、水で洗い流さなくてよい特別なシャンプーを使います。トイレは、そうじ機のように空気の流れを使って、排せつ物を吸いこみます。

Every day, astronauts must exercise for at least two hours. Without gravity, their muscles and bones become weak very quickly. They run on a special machine and lift weights while straps hold them down.

宇宙飛行士は、毎日少なくとも2時間、運動しなければなりません。重力がないと、筋肉や骨はすぐに弱くなってしまうからです。特別な機械の上を走ったり、体をベルトで固定してウエイトを持ち上げたりします。

Most of their time is spent on work. They do science experiments and take care of the station. Japan has its own science room on the station, called Kibo. Kibo means "hope" in Japanese. In Kibo, scientists study how plants, animals, and materials for medicine change in space.

宇宙飛行士は、ほとんどの時間を仕事に使います。科学の実験をしたり、ステーションの手入れをしたりするのです。ISSには、日本の実験室「きぼう」があります。「きぼう」は、日本語で「希望」という意味です。きぼうでは、植物や動物、薬のもとになる物質が、宇宙でどのように変わるかを研究しています。

In their free time, many astronauts like to look out of the windows. Some say that seeing the Earth from space changed the way they think. The Earth looks beautiful, but also small and easy to hurt.

自由な時間には、窓の外をながめるのが好きな宇宙飛行士がたくさんいます。宇宙から地球を見て、考え方が変わったと言う人もいます。地球は美しいけれど、小さくて、傷つきやすいものにも見えるのです。

The ISS is getting old, and it is planned to stop working around 2030. After that, private companies hope to build new space stations. Maybe one day, you will be able to visit one, too.

ISSは古くなってきていて、2030年ごろに役目を終える予定です。そのあとは、民間企業が新しい宇宙ステーションを作ろうとしています。いつか、あなたも宇宙ステーションに行けるようになるかもしれませんね。

What do you think? Some people say that it is good to spend money on space stations, because we can learn new things for life on Earth. Others say that the money should be used for problems on Earth, such as helping poor people and protecting nature.

あなたはどう思いますか。宇宙ステーションにお金を使うのはよいことだ、と言う人もいます。地球での暮らしに役立つ新しいことを学べるからです。一方で、そのお金は、貧しい人を助けたり自然を守ったりといった、地球の問題に使うべきだ、と言う人もいます。

全訳をまとめて読む 読み終わってからの答え合わせに

夜空を見上げてみましょう。明るい光が、すーっと空を横切っていくのが見えることがあります。それは、国際宇宙ステーション(ISS)かもしれません。地球から約400キロメートル上空にあるISSでは、人が暮らし、働いているのです。

ISSはとても大きく、長さは約109メートルあります。サッカー場と同じくらいの長さです。アメリカ、ロシア、日本、カナダ、ヨーロッパの国々の宇宙飛行士が、そこで一緒に働いています。2000年11月から今まで、ISSにはずっと人が暮らし続けています。

ISSはものすごい速さで動いています。1日に約16回も地球を回るのです。ですから宇宙飛行士は、日の出と日の入りを、毎日16回も見ることになります。

ISSでの暮らしは、地球での暮らしとはまったくちがいます。宇宙飛行士は重力をほとんど感じないので、何もかもがふわふわと浮かびます。えんぴつを手から放しても、下に落ちません。空中にただよったままです。コップから水を注ごうとしても、水は流れ出ません。そのかわりに丸い玉になって、ふわふわと飛んでいってしまいます。

宇宙飛行士は、どうやって眠るのでしょうか。一人ひとりに、電話ボックスくらいの、とても小さな部屋があります。そこで、かべに固定した寝袋に入って眠ります。こうすれば、寝ている間にふわふわと動き回らずにすむのです。

食事は楽しいのですが、ちょっと大変です。宇宙食のほとんどは、袋などに入っています。食べ物によっては水を加え、小さなかけらが飛び散らないように気をつけて食べます。日本の宇宙飛行士は、カレーやラーメンなど、宇宙用に特別に作られた日本食を持っていきます。

宇宙ステーションでは、水がとても大切です。地球から水を運ぶのは大変なので、ISSでは水をきれいにして、何度も何度も使っています。宇宙飛行士の汗や息、さらにはおしっこからも水を集めているのです! 2023年、NASAは、ISSで水の約98パーセントを再利用できるようになったと発表しました。

ISSにシャワーはありません。宇宙飛行士は、ぬれたタオルで体をふき、水で洗い流さなくてよい特別なシャンプーを使います。トイレは、そうじ機のように空気の流れを使って、排せつ物を吸いこみます。

宇宙飛行士は、毎日少なくとも2時間、運動しなければなりません。重力がないと、筋肉や骨はすぐに弱くなってしまうからです。特別な機械の上を走ったり、体をベルトで固定してウエイトを持ち上げたりします。

宇宙飛行士は、ほとんどの時間を仕事に使います。科学の実験をしたり、ステーションの手入れをしたりするのです。ISSには、日本の実験室「きぼう」があります。「きぼう」は、日本語で「希望」という意味です。きぼうでは、植物や動物、薬のもとになる物質が、宇宙でどのように変わるかを研究しています。

自由な時間には、窓の外をながめるのが好きな宇宙飛行士がたくさんいます。宇宙から地球を見て、考え方が変わったと言う人もいます。地球は美しいけれど、小さくて、傷つきやすいものにも見えるのです。

ISSは古くなってきていて、2030年ごろに役目を終える予定です。そのあとは、民間企業が新しい宇宙ステーションを作ろうとしています。いつか、あなたも宇宙ステーションに行けるようになるかもしれませんね。

あなたはどう思いますか。宇宙ステーションにお金を使うのはよいことだ、と言う人もいます。地球での暮らしに役立つ新しいことを学べるからです。一方で、そのお金は、貧しい人を助けたり自然を守ったりといった、地球の問題に使うべきだ、と言う人もいます。

日本語訳の一部には生成AIを使っており、AIによる3重のチェックと人の目で確かめています。まだ人の目を通っていない訳もあるため、ニュアンスがずれている所があるかもしれません。日本語訳について

日本語訳:多読ベスト

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理解度チェック Quick Quiz

読み終わったら、3問だけ。間違えても大丈夫。多読は「だいたいわかる」で十分です。

Q1. How many times does the ISS go around the Earth in a day?

Q2. Why do astronauts sleep in sleeping bags tied to the wall?

Q3. Why must astronauts exercise every day?

この話の単語 CEFR-JA2・B1・B2の語 46語/タップで意味・単語帳へ
  • A1中学基礎 85.2%
  • A2高校入門 10%
  • B1受験コア 2.2%
  • B2難関大 0.8%
  • リストにない語 1.8%

本文の語の割合(人名などは数えていません)。「リストにない語」は固有名詞・古い言い方・やさしい複合語などです。

B2難関大の語 3語

B1受験コアの語 11語

A2高校入門の語 32語

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この読み物の使い方 3ステップ

  1. 聞きながら読む 音声に合わせて光る文を目で追う(聞き読み)。わからない語は飛ばしてOK。
  2. 音声なしで読む 計測ボタンで読む速さ(WPM)を測ってみる。
  3. 耳だけで聞く 聞くだけモードで、文字を見ずに内容がわかるか試す。1文リピートで音読・シャドーイングも。

聞き読みの効果とやり方/多読三原則

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