Who Works Behind the Counter? Foreign Workers in Japan(レジの向こうにいるのはだれ? 日本で働く外国の人たち)の挿絵

Who Works Behind the Counter? Foreign Workers in Japan

レジの向こうにいるのはだれ? 日本で働く外国の人たち

  • 708 words
  • 約6分
  • 4:08
  • YL 1.5–2.4
  • 英検準2級目安
  • 全訳つき

あらすじコンビニ、工場、畑、介護の現場。日本で働く外国の人は、毎年のように過去最多を更新しています。なぜ増えているのか、どんな制度で来ているのか、そしてどんな課題があるのかを見ていきます。

多読ベストのオリジナル読み物(英検・入試頻出テーマ)

キーワード(10語)本文の点線の語はタップで意味が出ます
  • name tag名札
  • manufacturing製造業
  • Technical Intern Training Program技能実習制度
  • criticized批判された
  • Employment for Skill Development育成就労(制度)
  • Specified Skilled Worker特定技能
  • nursing care介護
  • language barriers言葉の壁
  • customs習慣
  • labor shortage人手不足
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日本語訳の一部には生成AIを使っており、AIによる3重のチェックと人の目で確かめています。まだ人の目を通っていない訳もあるため、ニュアンスがずれている所があるかもしれません。日本語訳について

The next time you go to a convenience store, look at the name tag of the person at the counter. You may see a name from Vietnam, Nepal, or China. Many people from other countries are now working in Japan, and they have become an important part of our daily lives.

今度コンビニに行ったら、レジにいる店員さんの名札を見てみてください。ベトナムやネパール、中国の名前が書いてあるかもしれません。今では外国から来た多くの人が日本で働いていて、わたしたちの毎日の暮らしに欠かせない存在になっています。

Their number is growing quickly. In October 2025, there were about 2.57 million foreign workers in Japan, the highest number ever recorded. The number has risen for thirteen years in a row. The largest group, about one in four, came from Vietnam.

その数は急速に増えています。2025年10月には、日本で働く外国人は約257万人で、記録が残るなかで最も多くなりました。13年続けて増え続けています。国籍別でいちばん多いのはベトナムで、全体の約4分の1を占めています。

Why does Japan need these workers? The main reason is that Japan's population is getting older and smaller. Many companies cannot find enough young workers. Factories, farms, building sites, and nursing homes are especially short of people. About a quarter of foreign workers work in manufacturing, more than in any other industry. They make things such as car parts and food products.

なぜ日本には、こうした働き手が必要なのでしょうか。いちばんの理由は、日本の人口が高齢化し、減っていることです。多くの会社が、若い働き手を十分に見つけられずにいます。特に人手が足りないのは、工場、農場、建設現場、介護施設です。外国人労働者が最も多く働いているのは製造業で、全体の約4分の1にあたります。車の部品や食品などを作っているのです。

Foreign workers come to Japan in several different ways. For many years, one of the main ways was the Technical Intern Training Program, which started in 1993. Its goal was to teach skills to people from developing countries, so that they could use those skills back home. However, the program was strongly criticized. Some interns were paid too little, and in most cases they were not allowed to change companies, even when they were treated badly.

外国の人が日本で働くための道は、いくつかあります。長い間、その主な道の一つが、1993年に始まった技能実習制度でした。この制度の目的は、発展途上国の人に技術を教え、国に帰ってからその技術を役立ててもらうことでした。しかし、この制度は強く批判されてきました。給料がとても低い実習生がいたうえ、たとえひどい扱いを受けても、ほとんどの場合、勤め先を変えることが認められなかったからです。

Because of these problems, the government decided to end the program. From April 2027, it will be replaced step by step by a new system called "Employment for Skill Development." The new system's goal is to train workers and keep them in Japan, not just to teach them skills. Workers will also be able to change companies more easily under certain conditions.

こうした問題を受けて、政府はこの制度を終わらせることを決めました。2027年4月からは、「育成就労」という新しい制度に順次置きかわっていきます。新しい制度のねらいは、ただ技術を教えることではなく、働き手を育てて日本に残ってもらうことです。また、一定の条件のもとで、これまでより勤め先を変えやすくなります。

Another way is a status called "Specified Skilled Worker," which began in April 2019. It is for people who have a certain level of skill and Japanese ability. It covers fields such as nursing care, agriculture, food service, and building cleaning. At the end of 2025, about 390,000 people were living in Japan with this status, about 37 percent more than a year before.

もう一つの道が、2019年4月に始まった「特定技能」という在留資格です。一定の技能と日本語の力がある人のための資格で、介護、農業、外食、ビルの清掃などの分野で働けます。2025年の終わりには、この資格で日本に住んでいる人は約39万人で、1年前より約37パーセント増えました。

What about convenience stores? Many of the foreign staff there are international students. They come to Japan to study at language schools, colleges, or universities, and they are allowed to work part-time, usually up to 28 hours a week. Their work helps stores stay open twenty-four hours a day, and it helps the students pay for their living costs.

では、コンビニはどうでしょうか。コンビニで働く外国人の多くは留学生です。日本語学校や専門学校、大学で学ぶために日本に来ていて、ふつうは週28時間までアルバイトをすることが認められています。留学生が働いてくれるおかげで、お店は24時間開いていられますし、留学生にとっては生活費の助けになります。

Farms are another example. In some farming areas, young workers from Southeast Asia help to grow and pick vegetables and fruit. Many farmers say that without them, they could not continue their business. In nursing care, workers from countries such as Indonesia and the Philippines take care of elderly people, and many of the people they care for enjoy talking with them.

農場も、その一つの例です。農業のさかんな地域のなかには、東南アジアから来た若い働き手が野菜や果物を育てたり、収穫したりするのを手伝っているところがあります。この人たちがいなければ農業を続けられない、と話す農家の人はたくさんいます。介護の現場では、インドネシアやフィリピンなどから来た人たちがお年寄りの世話をしていて、その人たちとのおしゃべりを楽しみにしているお年寄りも多くいます。

Language is another key to working in Japan. Many companies and towns now offer Japanese lessons for foreign workers. Some workers study hard after work to pass Japanese tests, because a higher level of Japanese can help them get better jobs or stay in Japan longer.

日本で働くうえでは、言葉も大切なかぎです。今では多くの会社や町が、外国人労働者のために日本語の授業を開いています。仕事のあとに一生けんめい勉強して、日本語の試験に合格しようとする人もいます。日本語の力が上がれば、よりよい仕事につけたり、日本に長くいられたりするからです。

Many people welcome these changes. Foreign workers fill jobs that would otherwise stay empty. They pay taxes and spend money in Japan, which helps the economy. They also bring new ideas and cultures to local communities. In some small towns, foreign workers and their families have even helped to keep local schools and festivals going. Some people even say that many Japanese businesses could not continue without them.

こうした変化を歓迎する人は大勢います。外国人労働者は、ほうっておけばだれも働き手がいないままになる仕事をうめてくれます。日本で税金を払い、お金を使うので、経済の助けにもなります。また、地域に新しい考え方や文化をもたらします。小さな町では、外国人労働者とその家族のおかげで、地元の学校やお祭りが続けられているところさえあります。日本の会社の多くは外国人労働者なしではやっていけない、と言う人もいるほどです。

However, others have concerns. Some worry that wages will stay low if companies can easily hire workers from abroad. Others point out that some foreign workers face language barriers, unfair treatment, or difficulty finding a place to live. Some local people are also worried about differences in rules and customs, such as how to sort garbage. Communities need time and support to live together smoothly.

しかし、心配する声もあります。会社が外国から簡単に働き手を雇えるようになると、賃金が低いままになるのではないか、と心配する人がいます。言葉の壁や不公平な扱いに苦しんだり、住む場所を見つけるのに苦労したりしている外国人労働者がいる、と指摘する人もいます。また、ごみの分け方など、ルールや習慣の違いを心配する地元の人もいます。地域の人々がうまく一緒に暮らしていくには、時間と支えが必要です。

What do you think? Some people say that Japan should accept more foreign workers, because the country needs them to solve its labor shortage. Others say that Japan should be careful, because it must first make sure that foreign workers are treated fairly and that local communities are ready.

あなたはどう思いますか。日本はもっと多くの外国人労働者を受け入れるべきだ、と言う人もいます。人手不足を解決するために、日本には外国人労働者が必要だからです。一方、日本は慎重になるべきだ、と言う人もいます。まず、外国人労働者が公正に扱われるようにし、地域の受け入れの準備ができているかを確かめなければならないからです。

全訳をまとめて読む 読み終わってからの答え合わせに

今度コンビニに行ったら、レジにいる店員さんの名札を見てみてください。ベトナムやネパール、中国の名前が書いてあるかもしれません。今では外国から来た多くの人が日本で働いていて、わたしたちの毎日の暮らしに欠かせない存在になっています。

その数は急速に増えています。2025年10月には、日本で働く外国人は約257万人で、記録が残るなかで最も多くなりました。13年続けて増え続けています。国籍別でいちばん多いのはベトナムで、全体の約4分の1を占めています。

なぜ日本には、こうした働き手が必要なのでしょうか。いちばんの理由は、日本の人口が高齢化し、減っていることです。多くの会社が、若い働き手を十分に見つけられずにいます。特に人手が足りないのは、工場、農場、建設現場、介護施設です。外国人労働者が最も多く働いているのは製造業で、全体の約4分の1にあたります。車の部品や食品などを作っているのです。

外国の人が日本で働くための道は、いくつかあります。長い間、その主な道の一つが、1993年に始まった技能実習制度でした。この制度の目的は、発展途上国の人に技術を教え、国に帰ってからその技術を役立ててもらうことでした。しかし、この制度は強く批判されてきました。給料がとても低い実習生がいたうえ、たとえひどい扱いを受けても、ほとんどの場合、勤め先を変えることが認められなかったからです。

こうした問題を受けて、政府はこの制度を終わらせることを決めました。2027年4月からは、「育成就労」という新しい制度に順次置きかわっていきます。新しい制度のねらいは、ただ技術を教えることではなく、働き手を育てて日本に残ってもらうことです。また、一定の条件のもとで、これまでより勤め先を変えやすくなります。

もう一つの道が、2019年4月に始まった「特定技能」という在留資格です。一定の技能と日本語の力がある人のための資格で、介護、農業、外食、ビルの清掃などの分野で働けます。2025年の終わりには、この資格で日本に住んでいる人は約39万人で、1年前より約37パーセント増えました。

では、コンビニはどうでしょうか。コンビニで働く外国人の多くは留学生です。日本語学校や専門学校、大学で学ぶために日本に来ていて、ふつうは週28時間までアルバイトをすることが認められています。留学生が働いてくれるおかげで、お店は24時間開いていられますし、留学生にとっては生活費の助けになります。

農場も、その一つの例です。農業のさかんな地域のなかには、東南アジアから来た若い働き手が野菜や果物を育てたり、収穫したりするのを手伝っているところがあります。この人たちがいなければ農業を続けられない、と話す農家の人はたくさんいます。介護の現場では、インドネシアやフィリピンなどから来た人たちがお年寄りの世話をしていて、その人たちとのおしゃべりを楽しみにしているお年寄りも多くいます。

日本で働くうえでは、言葉も大切なかぎです。今では多くの会社や町が、外国人労働者のために日本語の授業を開いています。仕事のあとに一生けんめい勉強して、日本語の試験に合格しようとする人もいます。日本語の力が上がれば、よりよい仕事につけたり、日本に長くいられたりするからです。

こうした変化を歓迎する人は大勢います。外国人労働者は、ほうっておけばだれも働き手がいないままになる仕事をうめてくれます。日本で税金を払い、お金を使うので、経済の助けにもなります。また、地域に新しい考え方や文化をもたらします。小さな町では、外国人労働者とその家族のおかげで、地元の学校やお祭りが続けられているところさえあります。日本の会社の多くは外国人労働者なしではやっていけない、と言う人もいるほどです。

しかし、心配する声もあります。会社が外国から簡単に働き手を雇えるようになると、賃金が低いままになるのではないか、と心配する人がいます。言葉の壁や不公平な扱いに苦しんだり、住む場所を見つけるのに苦労したりしている外国人労働者がいる、と指摘する人もいます。また、ごみの分け方など、ルールや習慣の違いを心配する地元の人もいます。地域の人々がうまく一緒に暮らしていくには、時間と支えが必要です。

あなたはどう思いますか。日本はもっと多くの外国人労働者を受け入れるべきだ、と言う人もいます。人手不足を解決するために、日本には外国人労働者が必要だからです。一方、日本は慎重になるべきだ、と言う人もいます。まず、外国人労働者が公正に扱われるようにし、地域の受け入れの準備ができているかを確かめなければならないからです。

日本語訳の一部には生成AIを使っており、AIによる3重のチェックと人の目で確かめています。まだ人の目を通っていない訳もあるため、ニュアンスがずれている所があるかもしれません。日本語訳について

日本語訳:多読ベスト

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理解度チェック Quick Quiz

読み終わったら、3問だけ。間違えても大丈夫。多読は「だいたいわかる」で十分です。

Q1. About how many foreign workers were there in Japan in October 2025?

Q2. Why was the Technical Intern Training Program criticized?

Q3. Up to how many hours a week can international students usually work?

この話の単語 CEFR-JB1・B2の語 27語/タップで意味・単語帳へ
  • A1中学基礎 83.2%
  • A2高校入門 11.8%
  • B1受験コア 3.6%
  • B2難関大 1.2%
  • リストにない語 0.2%

本文の語の割合(人名などは数えていません)。「リストにない語」は固有名詞・古い言い方・やさしい複合語などです。

B2難関大の語 6語

B1受験コアの語 21語

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この読み物の使い方 3ステップ

  1. 聞きながら読む 音声に合わせて光る文を目で追う(聞き読み)。わからない語は飛ばしてOK。
  2. 音声なしで読む 計測ボタンで読む速さ(WPM)を測ってみる。
  3. 耳だけで聞く 聞くだけモードで、文字を見ずに内容がわかるか試す。1文リピートで音読・シャドーイングも。

聞き読みの効果とやり方/多読三原則

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