どうして半分だけ光るの?
月はいつも半分が太陽に照らされています。上弦のころ、月は地球から見て太陽から90度(直角)はなれた方向にあります。そのため、照らされた半分のうち、さらに半分だけが地球から見えて、半月になります。国立天文台は、太陽と月の黄経の差が90度になった瞬間を「上弦」と決めています。
クレーター観察のチャンス
半月のころは、光と影の境目(明暗境界線)の近くで太陽の光がななめから当たるので、クレーターや山の影が長くのびて、でこぼこがくっきり見えます。双眼鏡や小さな望遠鏡で、境目のあたりをじっくり見てみましょう。満月のときより、ずっと立体的に見えます。
南半球では左が光る
オーストラリアなど南半球では、空を見上げる向きが反対になるので、上弦の月は左半分が光って見えます。同じ月でも、見る場所で形がちがって見えるのはおもしろいですね。
名前の由来と歴史
半月は、弓に弦(つる)を張った形に似ているので「弦月(げんげつ)」「弓張月(ゆみはりづき)」とよばれます。「上弦」「下弦」の名前の由来には諸説あります。月がしずむときに弦(まっすぐな部分)が上を向いているからという説や、旧暦の月の前半(上旬)の弦月だからという説などがあります。どれが正しいか、はっきりしたことはわかっていません。
英語では?
- first quarter moon上弦の月
- half moon半月
- waxing満ちていく
The first quarter moon is lit on the right side.上弦の月は右側が光っています。
It is called a quarter moon because the Moon has gone a quarter of the way around Earth.月が地球のまわりを4分の1回ったので、quarter(4分の1)とよばれます。
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次の上弦の月はいつ?
これからの上弦(日本時間)
| 日付 | 時刻 |
|---|---|
| 2026年11月17日(火) | 20:47 |
| 2026年12月17日(木) | 14:42 |
| 2027年1月16日(土) | 5:34 |
| 2027年2月14日(日) | 16:58 |
| 2027年3月16日(火) | 1:25 |
| 2027年4月14日(水) | 7:56 |
| 2027年5月13日(木) | 13:43 |
| 2027年6月11日(金) | 19:56 |
| 2027年7月11日(日) | 3:38 |
| 2027年8月9日(月) | 13:54 |
| 2027年9月8日(水) | 3:31 |
| 2027年10月7日(木) | 20:47 |
| 2027年11月6日(土) | 17:00 |
2026〜2035年の上弦の日
時刻は日本時間で、このサイトが天文計算の式(Meeus『Astronomical Algorithms』)で求めた値です。数分ずれることがあります。正式な日時は国立天文台 暦計算室で確認できます。日付をおすと、その月の月カレンダーが開きます。
観察のコツ
- 夕方、南の空を見上げてみよう。まだ明るいうちから白っぽい半月が見えます。
- 双眼鏡で、光と影の境目のクレーターを見てみよう。
よくある質問
次の上弦の月はいつですか?
2026年11月17日(火) 20時47分ごろです(日本時間)。
上弦の月はどちらが光っていますか?
日本など北半球では右半分が光っています。
上弦の月は何時に見えますか?
昼ごろ東からのぼり、夕方に南の空、真夜中ごろ西にしずみます。夕方から夜のはじめが見やすいです。
なぜ半月なのに quarter(4分の1)というの?
月が地球のまわりを4分の1回ったところだからです。
関連する用語
参考にしたページ
名前の由来に諸説あるものは「〜といわれています」と書いています。写真は NASA のパブリックドメインの画像です。

