「見るだけ」で終わると、ほとんど残らない
英語のニュース番組を見て「なんとなく分かった」で終わると、1週間後にはほとんど何も残っていません。理由は単純で、語を覚える時間と自分の口で言う時間がないからです。
そこでこの特集では、1本を「見る前」「見る」「見たあと」に分けて使います。番組は8分前後なので、全部で30分。部活や仕事のある日でも回せる量です。
基本の30分メニュー
| 段階 | やること | 時間 |
|---|---|---|
| 見る前 | 各回のページで「番組で解説された語句」を音声つきで声に出し、「この回のニュース」を読む | 5分 |
| 1回目 | 字幕なしで最後まで。分かる語だけ拾う | 8分 |
| 2回目 | 英語字幕をオン。聞き取れなかった所で止めて確かめる | 10分 |
| 見たあと | 意味チェックを解き、間違えた語を単語帳へ。ニュースを日本語で1文にまとめる | 7分 |
いちばん効くのは「見る前の5分」
話の筋と語を先に知っていると、同じ英語でも聞き取れる量がまったく違います。各回のページの「この回のニュース」と「見る前に押さえる時事英語」は、この5分のために作っています。
大学受験生の使い方
入試の長文は、環境・テクノロジー・医療・国際関係など、ニュースと同じ話題から出ることが多いです。番組で扱う話題の背景を知っておくと、長文を読むスピードが上がり、自由英作文のネタにもなります。
- 1「入試」の印の語から覚える
各回の「あわせて覚えたい時事英語」で「入試」の印がついた語は、大学入試の英文でも役立つ語です。語ページの例文を音読して、使い方ごと覚えます。
- 2背景を1文で言えるようにする
「この回のニュース」を読んだら、そのニュースを日本語で1文にまとめます。慣れてきたら英語で1文。これが英作文の材料になります。
- 3同じ分野の入試トピックへ
各回のページの「受験生と社会人の方へ」から、同じ分野の入試に出る時事トピックに進めます。長文によく出る論点と語がまとまっています。
- 4リスニング対策は英語字幕で
ふだんの教材より速く感じるかもしれません。2回目は英語字幕をオンにして、音と文字を結びつけることを優先します。
受験の時事英語全体の進め方は大学入試の時事英語にまとめています。
社会人・一般の人の使い方
社会人のいちばんの目標は「英語のニュースを英語のまま追えるようになること」ではないでしょうか。そのための近道は、見出しに慣れることです。見出しが読めれば、どの記事を読むかを英語で選べるようになります。
- 1通勤中に1回目
音声だけでも大丈夫です。話題が分かっていれば、耳だけでもかなりついていけます。
- 2帰ってから2回目と見出し
英語字幕で見直したら、各回のページの「タイトルの英語を読む」で見出しの文法を1つ覚えます。
- 3毎朝は見出しだけ
番組のない日は、今日のニュース英語で英字ニュースの見出しと語を5分だけ。水曜の番組がどんどん楽になります。
もう一歩:シャドーイングと1文要約
聞き取りに慣れてきたら、英語字幕で意味が分かった部分を、音声のすぐあとを追いかけて声に出すシャドーイングをしてみましょう。全部でなくてかまいません。気に入った30秒だけで十分です。
最後に、そのニュースを英語1文で言ってみます。たとえば首脳会談の回なら The leaders of the US and China will hold a summit. のように、予習した語を1つ入れるのがコツです。
どの回にもよく出る時事英語8語
1週間の回し方
| 曜日 | やること |
|---|---|
| 水曜 | 新しい回が出る日。見る前5分+1回目 |
| 木曜 | 2回目(英語字幕)と意味チェック |
| 金〜火 | 毎朝5分、今日のニュース英語で見出しと語。週末に同じ回をもう一度 |
| 余裕があれば | 全回の一覧から、興味のある分野の古い回を1本 |
続けるコツは「毎日たくさん」より「毎週必ず1本」です。見出しの読み方をもっと知りたい人は番組タイトルで身につく見出し英語へ。
よくある質問
何回くらい見れば効果がありますか?
1本を2回(字幕なし・英語字幕)見るのがおすすめです。同じ回を1週間後にもう一度見ると、1回目より聞き取れることに気づくはずです。
単語はどうやって覚えればいいですか?
各回のページの語を押すと、意味・例文・音声・豆知識が見られます。例文を声に出して読み、単語帳に保存して、翌日にもう一度見るのが効果的です。
英検の対策になりますか?
英検準1級・1級の長文や英作文は社会的な話題が中心なので、ニュースの背景と時事英語を知っておくことは役に立ちます。ただし番組は試験対策の教材ではないので、過去問と組み合わせて使ってください。
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