
ダイドーの嘆き
パーセル・by 1689
「わたしを覚えていて」。くり返す低音にのせた、胸をうつ別れの歌。
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Concerto · K. 622 · 1791
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756–1791)
亡くなる約2か月前に完成した、澄みきった最後の協奏曲。Mozart's last concerto, as clear and warm as autumn sunlight.
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Stage@Seven: Mozart: Clarinet Concerto – Jochen Tschabrun / Alondra de la Parra
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Wolfgang Amadeus Mozart: Clarinet Concerto in A major, K.622
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ホー!もとは、ふつうより低い音まで出る特別なクラリネットのための曲なんだ。
クラリネット協奏曲は、モーツァルトが1791年の秋に完成させた、彼の最後の協奏曲です。親しい友人で、ウィーンの名クラリネット奏者アントン・シュタードラーのために書かれました。おだやかで温かく、澄みきった響きが特徴で、クラリネットのために書かれた曲の中でも最も愛される名曲の一つです。The Clarinet Concerto, completed in the autumn of 1791, was Mozart's last concerto. He wrote it for his close friend Anton Stadler, a brilliant clarinettist in Vienna. Its sound is gentle, warm and wonderfully clear, and it is one of the best-loved pieces ever written for the clarinet.
シュタードラーは、ふつうのクラリネットより低い音まで出せる特別なクラリネット(今はバセット・クラリネットと呼ばれます)を使っていました。この協奏曲も、もとはその楽器のために書かれたものです。クラリネットは当時まだ比較的新しい楽器でしたが、モーツァルトはそのやわらかく、人の声のような音色を気に入っていたと言われます。Stadler played a special clarinet, now called the basset clarinet, which could play lower notes than the normal instrument. This concerto was originally written for it. The clarinet was still a fairly new instrument then, and Mozart is said to have loved its soft, voice-like tone.
1791年10月、シュタードラーがプラハでこの曲を初演したと考えられています。モーツァルトはその約2か月後の12月に亡くなりました。自筆楽譜は失われ、1801年に、ふつうのクラリネット用に書きかえた形で出版されました。第2楽章は1985年の映画『愛と哀しみの果て』で使われ、さらに広く知られるようになりました。Stadler is thought to have given the first performance in Prague in October 1791. Mozart died about two months later, in December. The original manuscript is lost, and the concerto was published in 1801 in a version adapted for the normal clarinet. Its slow second movement became even more famous after it was used in the 1985 film Out of Africa.
Mozart wrote this music for his friend. His friend played the clarinet very well. The clarinet sounds soft and warm, like a voice. It was Mozart's last concerto. He died about two months later.モーツァルトはこの曲を友だちのために書きました。その友だちはクラリネットがとても上手でした。クラリネットは声のように、やわらかくて温かい音です。これはモーツァルトの最後の協奏曲でした。彼はその約2か月後に亡くなりました。
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シュタードラーのクラリネットは、ふつうより低い音まで出せる特別な楽器で、モーツァルトはその深い低音を生かしてこの曲を書きました。けれどもその楽器はやがて使われなくなります。そこで20世紀後半からは、復元したバセット・クラリネットで、もとの形を再現する演奏も増えています。
Stadler's clarinet could play lower notes than a normal one, and Mozart used those deep notes in this concerto. But the instrument later went out of use, so since the late 20th century more and more players have used reconstructed basset clarinets to bring back the original version.
この協奏曲のモーツァルト自筆の楽譜は残っていません。シュタードラーが持っていたとも言われますが、その後どうなったのかはわかっていません。私たちが知っている楽譜は、モーツァルトの死後、ふつうのクラリネットで吹けるように手直しされて出版されたものなのです。
Mozart's handwritten score of this concerto does not survive. Some say Stadler had it, but nobody knows what happened to it. The score we know was published after Mozart's death, adjusted so it could be played on a normal clarinet.
アカデミー賞の作品賞を受けた1985年の映画『愛と哀しみの果て』では、アフリカの大地を舞台に、この協奏曲の第2楽章が印象的に流れます。映画をきっかけにこの曲を知った人も多く、第2楽章はいっそう広く親しまれるようになりました。
In the 1985 film Out of Africa, which won the Academy Award for Best Picture, the second movement plays memorably against the African landscape. Many people discovered the piece through the film, which helped make the second movement even more widely loved.
モーツァルトは1789年にも、シュタードラーのために「クラリネット五重奏曲」を書いています。クラリネットと弦楽四重奏のための曲で、こちらも名曲として知られています。友人の音色が、モーツァルトにクラリネットの傑作を2つも書かせたのです。
In 1789 Mozart also wrote his Clarinet Quintet for Stadler, a piece for clarinet and string quartet that is another famous masterpiece. His friend's playing inspired not one but two great works for the clarinet.
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