No Coward Soul Is Mine(エミリー・ブロンテ「私の魂は臆病ではない」)の挿絵

No Coward Soul Is Mine

エミリー・ブロンテ「私の魂は臆病ではない」

  • 📖 159 words
  • ⏱ 約1分
  • YL 5.0+
  • 英検1級・ネイティブ目安
  • 📝 全訳つき

あらすじ『嵐が丘』の作者エミリー・ブロンテ(1818–1848)の詩で、姉シャーロットが「妹が書いた最後の詩」として紹介したことで知られています(実際には亡くなる2年ほど前の作)。どんな教義や疑いにもゆらがない、自分の胸の中の「神」への信頼を、嵐に負けない力強い言葉で歌い上げます。最後の「死の入りこむ余地はない」という連は、死を前にしても恐れない魂の宣言です。長い行と短い行が交互に来るので、短い行で力をため、長い行で大きく息をはくように読むと迫力が出ます。

エミリー・ブロンテ。1846年作、1850年に姉シャーロットが発表。本文は『オックスフォード英詩選』(1900年)の「最後の詩」による(Project Gutenberg eBook #66619)

キーワード(14語)本文の点線の語はタップで意味が出ます
  • coward臆病者、臆病な
  • tremblerふるえる者
  • sphere球、世界
  • Deity神
  • creeds教義、信条
  • unutterably言いようもなく
  • froth泡
  • main大海(詩語)
  • anchor'd錨をおろした、しっかり結びついた
  • steadfastゆるがない
  • pervades行きわたる
  • broodsおおうように見守る
  • rears育てる
  • render void無にする

🔊 音声は準備中です。もうしばらくお待ちください。

No coward soul is mine, No trembler in the world's storm-troubled sphere: I see Heaven's glories shine, And faith shines equal, arming me from fear.

私の魂は、臆病ではない。 嵐に荒れるこの世にあっても、ふるえたりはしない。 私には、天の栄光が輝いているのが見える。 そして信仰も同じように輝き、恐れから私を守ってくれる。

O God within my breast, Almighty, ever-present Deity! Life—that in me has rest, As I—undying Life—have power in Thee!

おお、私の胸に宿る神よ、 全能の、いつもここにおられる神よ! 私の中には、あなたという「命」が安らいでいる。 そして私も、不滅の命として、あなたのうちにあって力をもつ!

Vain are the thousand creeds That move men's hearts: unutterably vain; Worthless as wither'd weeds, Or idlest froth amid the boundless main,

人の心を動かす無数の教えは、 どれもむなしい。言いようもなくむなしい。 枯れた雑草のように値打ちがなく、 果てしない大海に浮かぶ、ちっぽけな泡のようなものだ。

To waken doubt in one Holding so fast by Thine infinity; So surely anchor'd on The steadfast rock of immortality.

そんなもので、疑いが生まれるはずがない。 あなたの無限に、これほどしっかりとすがり、 永遠の命という、ゆるがない岩に これほど確かに錨をおろしている者の心に。

With wide-embracing love Thy Spirit animates eternal years, Pervades and broods above, Changes, sustains, dissolves, creates, and rears.

すべてを包みこむ広い愛で、 あなたの霊は、永遠の時に命を吹きこむ。 すみずみまで満ちわたり、上から見守り、 変え、支え、溶かし、つくり、育てる。

Though earth and man were gone, And suns and universes cease to be, And Thou were left alone, Every existence would exist in Thee.

たとえ大地も人も消え去り、 太陽も宇宙もなくなって、 あなただけがひとり残されたとしても、 あらゆるものは、あなたの中に存在しつづけるだろう。

There is not room for Death, Nor atom that his might could render void: Thou—Thou art Being and Breath, And what Thou art may never be destroyed.

死の入りこむ余地はない。 死の力で消し去れるものは、原子ひとつない。 あなたこそが、あらゆる存在であり、命の息吹だ。 そして、あなたという存在は、決して滅びることがない。

📖 全訳をまとめて読む 読み終わってからの答え合わせに

私の魂は、臆病ではない。 嵐に荒れるこの世にあっても、ふるえたりはしない。 私には、天の栄光が輝いているのが見える。 そして信仰も同じように輝き、恐れから私を守ってくれる。

おお、私の胸に宿る神よ、 全能の、いつもここにおられる神よ! 私の中には、あなたという「命」が安らいでいる。 そして私も、不滅の命として、あなたのうちにあって力をもつ!

人の心を動かす無数の教えは、 どれもむなしい。言いようもなくむなしい。 枯れた雑草のように値打ちがなく、 果てしない大海に浮かぶ、ちっぽけな泡のようなものだ。

そんなもので、疑いが生まれるはずがない。 あなたの無限に、これほどしっかりとすがり、 永遠の命という、ゆるがない岩に これほど確かに錨をおろしている者の心に。

すべてを包みこむ広い愛で、 あなたの霊は、永遠の時に命を吹きこむ。 すみずみまで満ちわたり、上から見守り、 変え、支え、溶かし、つくり、育てる。

たとえ大地も人も消え去り、 太陽も宇宙もなくなって、 あなただけがひとり残されたとしても、 あらゆるものは、あなたの中に存在しつづけるだろう。

死の入りこむ余地はない。 死の力で消し去れるものは、原子ひとつない。 あなたこそが、あらゆる存在であり、命の息吹だ。 そして、あなたという存在は、決して滅びることがない。

日本語訳:多読ベスト

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このお話の教訓 Moral

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No coward soul is mine, / No trembler in the world's storm-troubled sphere.

私の魂は臆病ではない。この世の嵐にゆれる世界でふるえる者ではない。

理解度チェック Quick Quiz

読み終わったら、3問だけ。間違えても大丈夫。多読は「だいたいわかる」で十分です。

Q1. How does the speaker describe her own soul?

Q2. What does the speaker think of the thousand creeds that move men's hearts?

Q3. What does the last stanza say about Death?

🎥 本物を見る・聞く 公式の映像・音声

🗣 朗読・Prairie PublicMaria Kalb: 2020 ND Poetry Out Loud State Champion "No Coward Soul Is Mine"公共放送 Prairie Public の映像。「Poetry Out Loud」ノースダコタ州優勝者の暗唱、約3分半

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この読み物の使い方 3ステップ

  1. 聞きながら読む 音声に合わせて光る文を目で追う(聞き読み)。わからない語は飛ばしてOK。
  2. 音声なしで読む ⏱計測ボタンで読む速さ(WPM)を測ってみる。
  3. 耳だけで聞く 🎧聞くだけモードで、文字を見ずに内容がわかるか試す。🔁1文リピートで音読・シャドーイングも。

聞き読みの効果とやり方/多読三原則

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