Jabberwocky(キャロル「ジャバウォックの詩」)の挿絵

Jabberwocky

キャロル「ジャバウォックの詩」

  • 📖 166 words
  • ⏱ 約2分
  • YL 5.0+
  • 英検1級・ネイティブ目安
  • 📝 全訳つき

あらすじ『不思議の国のアリス』の作者ルイス・キャロル(1832–1898)が『鏡の国のアリス』の中に登場させた、英語で最も有名なナンセンス詩です。brillig, slithy, borogoves など、意味のわからない造語だらけなのに、なぜか怪物ジャバウォックを退治しに行く若者の冒険物語が目に浮かぶのがこの詩のふしぎな魅力です。物語の中で、ハンプティ・ダンプティが「slithy は lithe(しなやか)と slimy(ぬるぬる)を合わせたかばん語だ」などと説明しています。chortle(くすくす笑う)や galumph のように、ここから実際の英語になった言葉もあります。意味がわからなくても、音とリズムを楽しんで、冒険物語のように堂々と読みましょう。

ルイス・キャロル『鏡の国のアリス』(1871年)第1章。本文: Project Gutenberg eBook #12

キーワード(13語)本文の点線の語はタップで意味が出ます
  • brillig(造語)夕食の肉をあぶりはじめる午後4時ごろ
  • slithy(造語)しなやかでぬるぬるした
  • gyreジャイロのようにぐるぐる回る
  • gimble(造語)錐のように穴をあける
  • wabe(造語)日時計のまわりの芝生
  • mimsy(造語)よわよわしくてみじめな
  • frumious(造語)ぷんぷん怒り狂った
  • vorpal(造語)切れ味鋭い(意味は作者も不明とした)
  • uffish(造語)むっつりとした
  • galumphing(造語)意気揚々とドタドタ進む
  • beamish晴れやかな、輝く
  • frabjous(造語)すばらしい、うれしい
  • chortled(造語)くすくす鼻を鳴らして笑った

🔊 音声は準備中です。もうしばらくお待ちください。

'Twas brillig, and the slithy toves Did gyre and gimble in the wabe; All mimsy were the borogoves, And the mome raths outgrabe.

あぶりどき、ぬらやかなトーヴたちが 日時計の芝生で、くるくるきりきり穴をうがつ。 ボロゴーヴたちは、みんなよわじめで、 迷子のラースたちは、うなりさけぶ。

"Beware the Jabberwock, my son! The jaws that bite, the claws that catch! Beware the Jubjub bird, and shun The frumious Bandersnatch!"

「ジャバウォックに気をつけよ、息子よ! かみつくあご、つかみかかる爪! ジャブジャブ鳥にも気をつけよ。そして ぷんかりバンダースナッチには近づくな!」

He took his vorpal sword in hand: Long time the manxome foe he sought— So rested he by the Tumtum tree, And stood awhile in thought.

息子はヴォーパルの剣を手にとって、 マンクサムな敵を長いことさがし求めた。 そしてタムタムの木のそばで休み、 しばらく立ったまま考えこんだ。

And as in uffish thought he stood, The Jabberwock, with eyes of flame, Came whiffling through the tulgey wood, And burbled as it came!

むっつりと考えこんで立っていると、 ジャバウォックが、炎のような目をして、 タルジーの森をひゅるひゅると抜け、 ごぼごぼとうなりながらやってきた!

One, two! One, two! And through and through The vorpal blade went snicker-snack! He left it dead, and with its head He went galumphing back.

いち、に! いち、に! ぐさり、ぐさりと ヴォーパルの刃が、チョキン、ザクッ! 息子は怪物をしとめ、その首をさげて、 意気揚々とドタバタ帰っていった。

"And hast thou slain the Jabberwock? Come to my arms, my beamish boy! O frabjous day! Callooh! Callay!" He chortled in his joy.

「ジャバウォックをしとめたのか? わが腕の中へおいで、晴れやかな息子よ! おお、すばらしき日! キャルー! キャレイ!」 父親はうれしさのあまり、くつくつと笑った。

'Twas brillig, and the slithy toves Did gyre and gimble in the wabe; All mimsy were the borogoves, And the mome raths outgrabe.

あぶりどき、ぬらやかなトーヴたちが 日時計の芝生で、くるくるきりきり穴をうがつ。 ボロゴーヴたちは、みんなよわじめで、 迷子のラースたちは、うなりさけぶ。

📖 全訳をまとめて読む 読み終わってからの答え合わせに

あぶりどき、ぬらやかなトーヴたちが 日時計の芝生で、くるくるきりきり穴をうがつ。 ボロゴーヴたちは、みんなよわじめで、 迷子のラースたちは、うなりさけぶ。

「ジャバウォックに気をつけよ、息子よ! かみつくあご、つかみかかる爪! ジャブジャブ鳥にも気をつけよ。そして ぷんかりバンダースナッチには近づくな!」

息子はヴォーパルの剣を手にとって、 マンクサムな敵を長いことさがし求めた。 そしてタムタムの木のそばで休み、 しばらく立ったまま考えこんだ。

むっつりと考えこんで立っていると、 ジャバウォックが、炎のような目をして、 タルジーの森をひゅるひゅると抜け、 ごぼごぼとうなりながらやってきた!

いち、に! いち、に! ぐさり、ぐさりと ヴォーパルの刃が、チョキン、ザクッ! 息子は怪物をしとめ、その首をさげて、 意気揚々とドタバタ帰っていった。

「ジャバウォックをしとめたのか? わが腕の中へおいで、晴れやかな息子よ! おお、すばらしき日! キャルー! キャレイ!」 父親はうれしさのあまり、くつくつと笑った。

あぶりどき、ぬらやかなトーヴたちが 日時計の芝生で、くるくるきりきり穴をうがつ。 ボロゴーヴたちは、みんなよわじめで、 迷子のラースたちは、うなりさけぶ。

日本語訳:多読ベスト

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このお話の教訓 Moral

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O frabjous day! Callooh! Callay!

おお、すばらしき日! キャルー! キャレイ!

理解度チェック Quick Quiz

読み終わったら、3問だけ。間違えても大丈夫。多読は「だいたいわかる」で十分です。

Q1. What is the son warned to beware of?

Q2. What does the son use to fight the Jabberwock?

Q3. How does the father feel at the end?

🎥 本物を見る・聞く 公式の映像・音声

🎥 映像・TED-Ed"Jabberwocky": One of literature's best bits of nonsenseTED-Ed(教育団体)の公式アニメ。詩の朗読とナンセンス語の解説、約2分

外部サイト(YouTube など)が新しいタブで開きます。読み終わってから見るのがおすすめ。

この読み物の使い方 3ステップ

  1. 聞きながら読む 音声に合わせて光る文を目で追う(聞き読み)。わからない語は飛ばしてOK。
  2. 音声なしで読む ⏱計測ボタンで読む速さ(WPM)を測ってみる。
  3. 耳だけで聞く 🎧聞くだけモードで、文字を見ずに内容がわかるか試す。🔁1文リピートで音読・シャドーイングも。

聞き読みの効果とやり方/多読三原則

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