Murasaki Shikibu: The Girl Who Listened(紫式部――そばで聞いていた女の子)の挿絵
Level 0 Starter偉人伝

Murasaki Shikibu: The Girl Who Listened

紫式部――そばで聞いていた女の子

  • 📖 153 words
  • ⏱ 約2分
  • 🔊 1:09
  • YL 0.0–0.4
  • 英検5級の前から目安
  • 📝 全訳つき

あらすじ千年前の京の都。お父さんが男の子に中国の書物を教えているそばで、一人の女の子がじっと聞いていました。のちに『源氏物語』を書く、紫式部の子どものころの話です。

多読ベストのオリジナル伝記(史実をもとに)

キーワード(8語)本文の点線の語はタップで意味が出ます
  • Chinese中国の
  • smart頭のいい
  • remember覚えている
  • lesson授業・勉強
  • luck運
  • The Tale of Genji源氏物語
  • diary日記
  • languages言語・ことば
音声に合わせて文が光ります0:00 / 1:09

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About one thousand years ago, a girl lives in Kyoto. We do not know her real name. Today, we call her Murasaki Shikibu.

今からおよそ千年前、京の都に一人の女の子が住んでいました。本当の名前は、わかっていません。今、わたしたちはこの人を紫式部と呼んでいます。

Her father reads old Chinese books. He is very smart.

お父さんは、中国の古い書物を読む人でした。とても頭のいい人です。

One day, her father teaches her brother. The Chinese book is hard. Her brother reads it again and again. But he cannot remember it.

ある日、お父さんは、息子に勉強を教えていました。中国の書物はむずかしく、男の子は何度も何度も読みました。それでも、なかなか覚えられません。

The girl sits near them. Her father teaches only her brother. She only listens. But she learns the hard parts faster than her brother!

女の子は、そばに座っていました。お父さんが教えていたのは、きょうだいだけです。女の子は、ただ聞いていただけでした。それなのに、むずかしいところを、きょうだいより早く覚えてしまったのです!

Her father says, "What bad luck! Why is this child not a boy?"

お父さんは、こう嘆きました。「ああ、運が悪い! どうしてこの子は男の子ではないのだろう。」

At that time, Chinese books are for boys. People think girls do not need them.

そのころ、中国の書物は男の子が学ぶものでした。女の子には必要ない、とみんな思っていたのです。

The girl grows up. She writes a long, long story. It is The Tale of Genji.

女の子は大人になり、長い長い物語を書きました。それが『源氏物語』です。

Later, she writes about her father's words in her diary. And her story? People still read it after one thousand years. They read it in many languages, too.

のちに紫式部は、このときのお父さんの言葉を、日記に書き残しました。では、物語のほうはどうなったでしょう? 千年たった今も、人々に読まれています。たくさんの国の言葉に訳されて、読まれているのです。

📖 全訳をまとめて読む 読み終わってからの答え合わせに

今からおよそ千年前、京の都に一人の女の子が住んでいました。本当の名前は、わかっていません。今、わたしたちはこの人を紫式部と呼んでいます。

お父さんは、中国の古い書物を読む人でした。とても頭のいい人です。

ある日、お父さんは、息子に勉強を教えていました。中国の書物はむずかしく、男の子は何度も何度も読みました。それでも、なかなか覚えられません。

女の子は、そばに座っていました。お父さんが教えていたのは、きょうだいだけです。女の子は、ただ聞いていただけでした。それなのに、むずかしいところを、きょうだいより早く覚えてしまったのです!

お父さんは、こう嘆きました。「ああ、運が悪い! どうしてこの子は男の子ではないのだろう。」

そのころ、中国の書物は男の子が学ぶものでした。女の子には必要ない、とみんな思っていたのです。

女の子は大人になり、長い長い物語を書きました。それが『源氏物語』です。

のちに紫式部は、このときのお父さんの言葉を、日記に書き残しました。では、物語のほうはどうなったでしょう? 千年たった今も、人々に読まれています。たくさんの国の言葉に訳されて、読まれているのです。

日本語訳:多読ベスト

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理解度チェック Quick Quiz

読み終わったら、3問だけ。間違えても大丈夫。多読は「だいたいわかる」で十分です。

Q1. Who does the father teach?

Q2. What does the girl do?

Q3. What does she write when she grows up?

この読み物の使い方 3ステップ

  1. 聞きながら読む 音声に合わせて光る文を目で追う(聞き読み)。わからない語は飛ばしてOK。
  2. 音声なしで読む ⏱計測ボタンで読む速さ(WPM)を測ってみる。
  3. 耳だけで聞く 🎧聞くだけモードで、文字を見ずに内容がわかるか試す。🔁1文リピートで音読・シャドーイングも。

聞き読みの効果とやり方/多読三原則

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