
パッヘルベルのジーグ
パッヘルベル・c. 1680–1706
あの「カノン」には、はずむ相棒がいた!知られざる後半戦。
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Piano · K. 485 · 1786
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756–1791)
1つのメロディーが、くるくる姿を変えて何度ももどってくる!One cheerful tune that keeps coming back in new colors!
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Mozart Rondo in D K.485 - P. Barton FEURICH HP piano
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Kun-Woo Paik – Mozart: Rondo in D Major, K. 485
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Mozart: Rondo in D Major, K. 485
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ホー!「ロンド」という名前なのに、作りはソナタ形式に近いんだよ。
「ロンド ニ長調 K.485」は、モーツァルトが30歳になる直前、1786年1月にウィーンで書いたピアノ曲です。明るくはずむメロディーで始まり、そのメロディーがいろいろな調に姿を変えて何度も出てきます。ピアノを習う人の発表会でもよく弾かれる、楽しく親しみやすい曲です。The Rondo in D major, K. 485, is a piano piece Mozart wrote in Vienna in January 1786, just before he turned thirty. It begins with a bright, bouncing tune, which comes back again and again in different keys. It is a fun, friendly piece that piano students often play at recitals.
「ロンド」とは、同じメロディーが、ちがうメロディーをはさみながらぐるぐるともどってくる曲の形のことです。ところがこの曲は、名前はロンドなのに、実際には1つのメロディーを中心にした「ソナタ形式」(メロディーを示し、発展させ、またもどってくる形)に近い作りです。主なメロディーは、J.C.バッハ(大バッハの末っ子)の作品の旋律とよく似ていると言われています。A rondo is a form in which the same tune keeps returning, with other tunes in between. But although this piece is called a rondo, it is really closer to sonata form, a pattern in which a theme is presented, developed, and brought back, here built mainly on one theme. Its main tune is often said to be very similar to a melody by Johann Christian Bach, the youngest son of the great J. S. Bach.
1786年の初めといえば、モーツァルトがオペラ『フィガロの結婚』の作曲に取り組んでいた時期です。自筆の楽譜には、「シャルロッテ」という名の女性にあてたフランス語の書きこみがありますが、その人がだれなのかは、はっきりわかっていません。小さな曲ですが、モーツァルトのアイデアがぎっしりつまった宝石箱のような作品です。Early 1786 was the time when Mozart was working on his opera The Marriage of Figaro. The autograph has a note in French dedicating it to a young lady named Charlotte, but we do not know for sure who she was. It is a small piece, but like a jewel box, it is packed with Mozart's ideas.
This is a happy piano piece. It has one main tune. The tune comes back many times. Each time, it sounds a little different. Many piano students play it.これは楽しいピアノ曲です。メインのメロディーが1つあります。そのメロディーは何度ももどってきます。そのたびに、少しずつちがって聞こえます。多くのピアノの生徒がこの曲を弾きます。
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ふつうのロンドでは、もどってくるメロディーの間に、ちがうメロディーがはさまります。ところがこの曲は、ほとんど1つのメロディーだけで作られ、全体の形はソナタ形式に近いのです。メインのメロディーは、曲の中でいくつもの調に移されて登場します。
In a normal rondo, different tunes appear between the returns of the main tune. But this piece is built almost entirely from one tune, and its overall shape is close to sonata form. The main tune appears in several different keys.
この曲のメインのメロディーは、モーツァルトが子どものころロンドンで会って仲よくなったJ.C.バッハの作品の旋律に、とてもよく似ていると言われます。モーツァルトの別の曲、ピアノ四重奏曲K.478の終楽章にも、似たメロディーが出てきます。
The main tune is said to be very similar to a melody by Johann Christian Bach, whom Mozart met and became friends with in London as a child. A similar tune also appears in the finale of Mozart's own Piano Quartet, K. 478.
自筆の楽譜には「シャルロッテ嬢へ」という意味のフランス語が書かれていますが、名字は途中までしか書かれていません。どの家のお嬢さんなのか、研究者の間でもはっきりした答えは出ていません。ピアノを習っていた貴族の娘だったのかもしれません。
The autograph has a French note meaning 'for Miss Charlotte', but her family name is only partly written. Even scholars are not sure which family she belonged to. Perhaps she was a young noblewoman who was learning the piano.
日付は1786年1月10日。このころモーツァルトは『フィガロの結婚』に取り組んでいて、初演は同じ年の5月でした。大作オペラを書きながら、こんなに軽やかなピアノ曲もさらりと書いてしまうところに、モーツァルトのすごさが表れています。
The date is January 10, 1786. At that time, Mozart was working on The Marriage of Figaro, which premiered in May that year. It shows his genius that he could write such a light piano piece while working on a huge opera.
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