
ダイドーの嘆き
パーセル・by 1689
「わたしを覚えていて」。くり返す低音にのせた、胸をうつ別れの歌。
歌劇「ダイドーとエネアス」より「ダイドーの嘆き」のページへ
Piano · K. 457 · 1784
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756–1791)
ベートーヴェンの「悲愴」のお手本?モーツァルト渾身のハ短調。The stormy sonata that seems to point toward Beethoven.
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Grigory Sokolov – Mozart: Piano Sonata No. 14 in C Minor, K. 457, III. Allegro assai
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YUNDI plays Mozart: Piano Sonata No. 14 in C Minor, K. 457: I. Molto allegro
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Grigory Sokolov - Mozart sonata C major K545; Fantasia K475; sonata C minor 457
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ホー!この曲は「幻想曲K.475」とセットで出版されたんだよ。続けて弾くこともあるよ。
「ピアノ・ソナタ第14番 ハ短調 K.457」は、モーツァルトが28歳のとき、1784年にウィーンで書いたピアノ・ソナタです。自分の作品目録に、10月14日の日付で書きこんでいます。いきなり力強く上へかけ上がる音型で始まり、強い音と弱い音が急に入れかわる、とてもドラマチックな曲です。Piano Sonata No. 14 in C minor, K. 457, was written by Mozart in Vienna in 1784, when he was twenty-eight. He entered it in his own catalogue of works with the date October 14. It opens with a powerful rising figure, and loud and soft sounds suddenly change places. It is a very dramatic piece.
このころのモーツァルトは、ウィーンで演奏会やレッスンに大いそがしの、人気ピアニストでした。翌1785年、このソナタは「幻想曲 ハ短調 K.475」とセットで出版され、ピアノの弟子だったテレーゼ・フォン・トラットナーにささげられました。ハ短調という調は、のちにベートーヴェンが「運命」や「悲愴」で使った、はげしい気持ちを表す調として知られています。At this time, Mozart was a popular pianist in Vienna, busy with concerts and lessons. In 1785, this sonata was published together with the Fantasia in C minor, K. 475, and dedicated to his piano pupil Therese von Trattner. C minor later became famous as a key for strong emotions, used by Beethoven in his Fifth Symphony and the 'Pathétique' Sonata.
この曲のはげしさや、ゆっくりした楽章の歌い方は、ベートーヴェンのピアノ・ソナタ「悲愴」とよく似ている、とよく言われます。ベートーヴェンはモーツァルトを深く尊敬していましたが、この曲を知っていたのか、「悲愴」のお手本にしたのかは、はっきりわかっていません。モーツァルトの作品の中でも、未来を先取りしたような1曲です。The power of this piece and the way its slow movement sings are often said to be similar to Beethoven's 'Pathétique' Sonata. Beethoven greatly admired Mozart, but we do not know whether he knew this work or used it as a model for the 'Pathétique'. Among Mozart's pieces, it is one that seems to look ahead to the future.
This piano sonata is strong and serious. Mozart wrote it in Vienna in 1784. It starts with a loud, rising sound. Some parts sound like Beethoven's later music. But we do not know if Beethoven knew this piece.このピアノ・ソナタは、力強くて真剣な曲です。モーツァルトは1784年にウィーンでこの曲を書きました。大きく上へ上がる音で始まります。のちのベートーヴェンの音楽のように聞こえる部分もあります。でも、ベートーヴェンがこの曲を知っていたかは、わかっていません。
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1785年、このソナタは「幻想曲 ハ短調 K.475」といっしょに1冊で出版されました。幻想曲が書かれたのはソナタのあとですが、同じハ短調で気分もよく合うため、今でも幻想曲を弾いてから続けてソナタを弾く演奏がよくあります。
In 1785, this sonata was published in one volume with the Fantasia in C minor, K. 475. The fantasia was written after the sonata, but they share the same key and mood, so pianists today often play the fantasia first and then the sonata.
この曲がささげられたテレーゼ・フォン・トラットナーは、モーツァルトのピアノの弟子でした。モーツァルト夫妻は、トラットナー家の持っていた建物に住んでいたこともあります。お世話になった家族への感謝もこめられていたのかもしれません。
Therese von Trattner, to whom the piece was dedicated, was Mozart's piano pupil. Mozart and his wife also lived for a time in a building owned by the Trattner family. Perhaps the dedication was also a way of saying thank you.
ハ短調であること、はげしい始まり、そしてゆっくりした楽章のメロディーの雰囲気が、ベートーヴェンの「悲愴」ソナタとよく似ていると言われます。ベートーヴェンが直接お手本にしたという証拠はありませんが、聴きくらべると思わず「あっ」と言いたくなります。
The key of C minor, the fierce opening, and the mood of the slow movement's melody are often said to resemble Beethoven's 'Pathétique' Sonata. There is no proof that Beethoven used it as a model, but if you compare them, you may be surprised.
最後の楽章では、音楽がときどきふっと止まり、ため息のような短いメロディーが顔を出します。そしてまた、はげしい音の波がおしよせてきます。不安な気持ちとあきらめが入りまじるような、モーツァルトにはめずらしいほど感情がむき出しの楽章です。
In the last movement, the music sometimes suddenly stops, and short melodies like sighs appear. Then waves of fierce sound rush back. It is a movement full of worry and sorrow, and its feelings are unusually open for Mozart.
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