
テ・デウム
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March · Op. 214 · 1907(出版1908)
ユリウス・フチーク(1872–1916)
イタリアの花の都へ!ピッコロがさえずる、はなやかなマーチ。Off to Italy's city of flowers! A colorful march where the piccolo sings.
PUBLIC DOMAIN RECORDING
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FUCIK Florentiner March Op. 214 - "The President's Own" U.S. Marine Band (1986)
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Julius Fucik - The Florentiner March
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左の音源は権利が切れた録音なのでダウンロードできます。右の動画は YouTube の公式の埋め込みで見るもので、ダウンロードはできません(動画の権利は各チャンネルにあります)。
J.フチーク/M.L.レイク 編/F.フェネル 校訂/フローレンティナー・マーチ(Julius Fucik / Florentiner March)
東京佼成ウインドオーケストラ(YouTube) YouTube で開く ↗

ホー!最初の題名は「トスカーナのバラ」だったんだよ。
「フローレンティナー行進曲」は、チェコの作曲家ユリウス・フチークが1907年に作った行進曲です。題名は「フィレンツェの」「フィレンツェの人」という意味で、「グランデ・マルチャ・イタリアーナ(大イタリア行進曲)」という副題がついています。フチークは「剣闘士の入場」でも有名な、軍楽隊長の作曲家です。The Florentiner March was written in 1907 by the Czech composer Julius Fučík. The title means 'Florentine,' from the Italian city of Florence, and its subtitle is 'Grande marcia italiana' (Grand Italian March). Fučík was a military bandmaster, also famous for Entrance of the Gladiators.
フチークはこのころ、ハンガリーのブダペストで暮らしていました。日記をもとにした記録によると、1907年12月3日の時点では「トスカーナのバラ」という題名で、翌1908年1月6日までに今の題名に変えたそうです。フィレンツェでの特定のできごとから生まれたという証拠はなく、なぜ題名を変えたのかも、はっきりわかっていません。At that time, Fučík was living in Budapest, Hungary. According to an account based on his diary, on December 3, 1907, the piece was called 'La rosa di Toscana' (The Rose of Tuscany), and by January 6, 1908, he had renamed it. There is no evidence that a specific event in Florence inspired it, and why he changed the title is not clear.
曲は1908年に出版され、フチークのマーチの中でもいちばん有名な作品の1つになりました。歩くためというより、演奏会で聴いて楽しむための「演奏会用マーチ」です。軽やかな部分と堂々とした部分の対比がとてもはなやかで、今も世界中の吹奏楽団の定番曲として、演奏会やお祭りでよく演奏されています。It was published in 1908 and became one of Fučík's best-known works. It is a concert march, written more for listening than for marching. The contrast between light and grand sections makes it very colorful, and it is still a favorite of bands around the world at concerts and festive events.
This march has an Italian name. It means 'from Florence.' Florence is a beautiful city in Italy. But the composer was from the Czech lands! First, he called it 'The Rose of Tuscany.'この行進曲にはイタリアの名前がついています。「フィレンツェの」という意味です。フィレンツェはイタリアの美しい町です。でも作曲者はチェコの人でした!最初は「トスカーナのバラ」という題名でした。
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フチークは最初、この曲を「ラ・ローザ・ディ・トスカーナ(トスカーナのバラ)」と名づけていました。トスカーナは、フィレンツェがある地方の名前です。わずか1か月ほどで、今の「フローレンティナー」に題名を変えたことが、記録からわかっています。
Fučík first named this piece 'La rosa di Toscana' (The Rose of Tuscany). Tuscany is the region where Florence is. Records show that he changed the title to 'Florentiner' only about a month later.
題名からは、フチークがフィレンツェの思い出を曲にしたように思えます。でも、フィレンツェの特定のできごとがもとになったという証拠は見つかっていません。なぜ「フィレンツェ」という題名にしたのかは、今もはっきりしていないのです。
From the title, you might think Fučík wrote about his memories of Florence. But no evidence has been found that a specific event in Florence inspired it. Why he chose a title about Florence is still not clear.
中間部(トリオ)では、いちばん高い音の小さな笛ピッコロが、鳥がさえずるような細かいメロディーでかざりをつけます。吹奏楽のピッコロ奏者にとっては、腕の見せどころとして知られる曲です。
In the trio, the piccolo, the smallest and highest flute, decorates the music with quick notes, like a bird singing. For band piccolo players, it is known as a piece where they can really show their skill.
フチークはプラハ生まれのチェコ人で、オーストリア=ハンガリーの軍楽隊で働いていました。そんな人が、ドイツ語の題名「フローレンティナー」に、イタリア語の副題「大イタリア行進曲」をつけたのです。いくつもの国の言葉が集まった、国際色ゆたかなマーチですね。
Fučík was a Czech born in Prague who worked in the bands of Austria-Hungary. He gave the march a German title, 'Florentiner,' and an Italian subtitle, 'Grand Italian March.' It is a truly international march, with words from several languages.
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