
ダイドーの嘆き
パーセル・by 1689
「わたしを覚えていて」。くり返す低音にのせた、胸をうつ別れの歌。
歌劇「ダイドーとエネアス」より「ダイドーの嘆き」のページへ
Choral · Op. 48 · 1887–1888(7曲の版は1893年、大編成版は1900年)
ガブリエル・フォーレ(1845–1924)
やさしい歌声が天にのぼる。こわくない、やすらぎのレクイエム。A gentle voice rising to heaven, from a Requiem without fear.
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VOCES8: Pie Jesu by Gabriel Fauré
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Requiem, Pie Jesu (Fauré) Philippe Jaroussky & Paavo Järvi
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Pie Jesu (Fauré Requiem) - John Rutter, The Cambridge Singers, City of London Sinfonia
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ホー!フォーレは「このレクイエムは何かのためではなく、楽しみのために書いた」と言ったよ。
「ピエ・イエズ」は、フォーレの「レクイエム」の第4曲です。レクイエムとは、亡くなった人のためのミサの音楽のこと。「ピエ・イエズ・ドミネ」は「あわれみ深い主イエスよ」という意味のラテン語で、「彼らに安らぎをあたえてください」と祈る短い歌です。ソプラノ独唱が、オルガンとオーケストラにささえられて、すきとおった声で歌います。Pie Jesu is the fourth movement of Fauré's Requiem. A requiem is music for a Mass for the dead. 'Pie Jesu Domine' means 'Merciful Lord Jesus' in Latin, and this short song prays, 'Give them rest.' A solo soprano sings it in a pure, clear voice, supported by the organ and orchestra.
フォーレは、パリのマドレーヌ教会で合唱長をつとめていました。1888年1月、この教会で行われた建築家のお葬式で、「レクイエム」の最初の版が初演されます。この作品には、最後の審判のおそろしさを歌う「怒りの日」の全体は入っていません。その最後と同じ祈りの言葉だけが、「ピエ・イエズ」として静かな独唱曲になっているのです。Fauré was choirmaster at the Madeleine church in Paris. In January 1888, the first version of the Requiem was performed there at the funeral of an architect. The work does not include the whole 'Dies irae' ('Day of Wrath'), the frightening text about the Last Judgment. Only the prayer that closes it appears, as the quiet solo Pie Jesu.
フォーレは、死を「つらい体験」ではなく、「幸せな解放であり、天の幸福へのあこがれ」と感じていたと語っています。そのためこの曲には、こわさよりもやすらぎがあふれています。レクイエムは何度も手直しされ、1900年に大きなオーケストラ版が初演されました。1924年、フォーレ自身のお葬式でも、この曲が演奏されています。Fauré said he felt death not as a painful experience, but as 'a happy deliverance, a reaching for happiness above'. That is why this music is full of peace rather than fear. He revised the Requiem several times, and a version for full orchestra was first performed in 1900. In 1924, it was also played at Fauré's own funeral.
This is a short song from a Requiem. A Requiem is music for people who have died. A soprano sings a quiet prayer. Fauré did not think death was scary. So the music is soft and peaceful.これはレクイエムの中の短い歌です。レクイエムは、亡くなった人のための音楽です。ソプラノの歌手が静かな祈りを歌います。フォーレは、死がこわいものだとは考えていませんでした。だから、この音楽はやわらかく、おだやかなのです。
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1888年の初演で高い声のソロを歌ったのは、ルイ・オベールという少年でした。彼はのちに作曲家になり、ラヴェルの「高雅で感傷的なワルツ」をピアノで初演しています。今では女性のソプラノのほか、少年が歌う演奏も人気があります。
At the 1888 premiere, the high solo part was sung by a boy named Louis Aubert. He later became a composer and gave the premiere of Ravel's Valses nobles et sentimentales on the piano. Today the Pie Jesu is sung by women sopranos, but versions sung by boys are also popular.
フォーレの先生だったサン=サーンスは、「モーツァルトのアヴェ・ヴェルム・コルプスがただ1つのアヴェ・ヴェルムであるように、きみのピエ・イエズはただ1つのピエ・イエズだ」と書いたと伝えられています。先生からの最高のほめ言葉です。
Saint-Saëns, Fauré's former teacher, is said to have written: 'Just as Mozart's Ave verum corpus is the only Ave verum, your Pie Jesu is the only Pie Jesu.' It was the highest praise a teacher could give.
レクイエムは、だれかの死をきっかけに作られることが多い音楽です。でもフォーレは、この曲は「何かのために書いたのではない。あえて言えば、楽しみのために」と語っています。少し前に両親を亡くしていましたが、それが理由だとは言っていません。
A requiem is often written after someone's death. But Fauré said this one 'wasn't written for anything… for pleasure, if I may call it that!' He had lost both his parents not long before, but he never said that was the reason.
「ピエ・イエズ」という曲は、ほかの作曲家のレクイエムにもあります。とくにミュージカル作曲家アンドルー・ロイド=ウェバーの「レクイエム」(1985年)の「ピエ・イエズ」も有名です。同じ祈りの言葉を使っていますが、フォーレの曲とはまったくちがう音楽なのです。
Other composers' requiems have a Pie Jesu too. The one in Andrew Lloyd Webber's Requiem (1985) is also famous. It uses the same words of prayer, but its music is completely different from Fauré's.
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