
ダイドーの嘆き
パーセル・by 1689
「わたしを覚えていて」。くり返す低音にのせた、胸をうつ別れの歌。
歌劇「ダイドーとエネアス」より「ダイドーの嘆き」のページへ
Piano · Op. 69 No. 1 · 1835
フレデリック・ショパン(1810–1849)
恋人との別れぎわにおくられた、と伝わる切ないワルツ。A bittersweet waltz, said to be a parting gift.
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Chopin Valse op 69 No 1 in A flat major. Valentina Lisitsa
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Chopin Waltz L'adieu Opus 69 No. 1 in A flat Major by Tzvi Erez, HQ
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Chopin - Waltz Op. 69 No. 1 "L'adieu"
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ホー!ショパンが生きているあいだは出版されなかった、ひみつのワルツなんだ。
「別れのワルツ」は、ショパンが1835年に書いたピアノのワルツです。ゆったりした三拍子にのって、ため息のようなメロディーが流れます。おどるためのワルツというより、思い出をそっと語るような、しっとりとした曲です。「別れ」という愛称は、この曲にまつわる若い恋の物語から生まれました。The Farewell Waltz is a piano waltz that Chopin wrote in 1835. A sighing melody flows over a slow three-beat rhythm. It is less a waltz for dancing than a quiet piece that seems to speak softly of a memory. The nickname 'Farewell' comes from a story of young love connected with it.
1835年の秋、ショパンはドイツのドレスデンで、ポーランド時代から知り合いだったヴォジンスキ家の娘マリアと再会し、恋に落ちます。ドレスデンを去るとき、ショパンはこのワルツの楽譜をマリアにおくったと伝えられています。翌年、二人はひそかに婚約しますが、ショパンの体を心配したマリアの家族が結婚に慎重になり、婚約は実りませんでした。In the autumn of 1835, in Dresden, Germany, Chopin met Maria Wodzińska again. He had known her family since his days in Poland, and he fell in love with her. When he left Dresden, he is said to have given her the music of this waltz. The next year they were secretly engaged, but Maria's family worried about Chopin's health, and the engagement came to nothing.
ショパンはこの曲を、生きているあいだに出版しませんでした。彼が亡くなったあと、1855年に友人ユリアン・フォンタナが、残された作品の一つとして「作品69-1」として出版しました。悲しい恋の物語とともに、今ではショパンのワルツの中でも特に人気のある一曲です。Chopin never published this piece while he was alive. After his death, his friend Julian Fontana published it in 1855 as Op. 69 No. 1, one of the works Chopin left behind. Together with its sad love story, it is now one of Chopin's most popular waltzes.
Chopin wrote this waltz in 1835. He was in love with a girl named Maria. He gave her this music when he left Dresden. Later, they could not marry. The music is sweet and a little sad.ショパンは1835年にこのワルツを書きました。彼はマリアという女の子に恋をしていました。ドレスデンの町を去るとき、彼女にこの楽譜をおくりました。のちに二人は結婚できませんでした。この音楽はあまくて、少し悲しいです。
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1835年、ドレスデンでマリア・ヴォジンスカと再会したショパンは、町を去る前にこのワルツの楽譜を彼女におくったと言われています。このエピソードから、この曲は「別れのワルツ」と呼ばれるようになりました。
In 1835, after meeting Maria Wodzińska again in Dresden, Chopin is said to have given her the music of this waltz before he left the town. Because of this story, the piece came to be called the Farewell Waltz.
婚約がなくなったあと、ショパンはマリアやその家族からの手紙をひとまとめにして、ポーランド語で「わが悲しみ(Moja bieda)」と書いて大切にしまっていました。その束は、彼の死後に見つかったと伝えられています。
After the engagement ended, Chopin tied together the letters from Maria and her family and wrote on them in Polish 'Moja bieda', meaning 'my sorrow'. The bundle is said to have been found after his death.
ショパンは、自分が出版しなかった楽譜は処分してほしいと願っていたと言われています。けれども家族と友人フォンタナは、それらを世に出すことを選びました。そのおかげで、「別れのワルツ」や「幻想即興曲」を私たちが聴けるのです。
Chopin is said to have wished that his unpublished music be destroyed. But his family and his friend Fontana chose to publish it. Thanks to them, we can hear the Farewell Waltz and the Fantaisie-Impromptu today.
この曲には、ショパンが書いた楽譜が複数知られていて、死後に出版された版とのあいだで、細かい音や飾りにちがいがあります。そのため、ピアニストが使う楽譜によって、演奏が少しずつちがって聞こえることがあります。
Several copies of this waltz in Chopin's hand are known, and they differ from the published edition in small notes and ornaments. So depending on which score a pianist uses, the performance can sound slightly different.
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