
カノン
パッヘルベル・c. 1680–1706
同じ8つの音が28回!なのに聴くたび胸がいっぱいになる曲。
カノンとジーグ ニ長調 より「カノン」のページへ
Piano · BWV 816 · c. 1722
ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(1685–1750)
ガヴォットが大人気!明るくおしゃれな、鍵盤の舞踏会。A bright little ball for the keyboard, with a famous Gavotte.
PUBLIC DOMAIN RECORDING
PD / CC0 無料でダウンロードOKANOTHER RECORDING 1
PD / CC0WATCH ON YOUTUBE
Bach - French Suite no. 5 in G major BWV 816 - Corti | Netherlands Bach Society
Netherlands Bach Society(YouTube) YouTube で開く ↗
Bach French Suite No.5 (complete) P. Barton, FEURICH 218 piano
Paul Barton(YouTube) YouTube で開く ↗
左の音源は権利が切れた録音なのでダウンロードできます。右の動画は YouTube の公式の埋め込みで見るもので、ダウンロードはできません(動画の権利は各チャンネルにあります)。
András Schiff - Bach. French Suite No.5 in G Major BWV816
o_o(YouTube) YouTube で開く ↗

ホー!「フランス組曲」という名前は、バッハがつけたものじゃないんだよ。
『フランス組曲』は、バッハが鍵盤楽器のために書いた6つの組曲です。どれも、アルマンド、クーラント、サラバンド、ジーグといった踊りの曲を組み合わせています。第5番ト長調は、6曲の中でもとくに明るく親しみやすい曲で、アルマンド、クーラント、サラバンド、ガヴォット、ブーレ、ルール、ジーグの7曲でできています。The French Suites are six suites for keyboard by Bach. Each is a set of dance pieces such as the allemande, courante, sarabande and gigue. No. 5 in G major is one of the brightest and friendliest of the six. It has seven movements: Allemande, Courante, Sarabande, Gavotte, Bourrée, Loure and Gigue.
最初の5曲は、1722年に始められた『アンナ・マクダレーナ・バッハのための音楽帳』に書きこまれています。アンナ・マクダレーナは、前の年の1721年にバッハと結婚した2番目の妻で、すぐれた歌手でした。これらの組曲は、家庭で楽しんだり、弟子や子どもたちが練習したりするための曲だったと考えられています。The first five suites were written into the music notebook Bach began in 1722 for Anna Magdalena Bach. Anna Magdalena, a fine singer, had become Bach's second wife the year before, in 1721. These suites were probably meant for music at home and for practice by students and the children.
「フランス組曲」という名前はバッハ自身がつけたものではなく、なぜそう呼ばれるようになったのかははっきりしていません。第5番のガヴォットはとくに有名で、ピアノを習う人がよく弾く人気曲です。最後のジーグは、主題がフーガのように追いかけっこをし、後半ではその主題がさかさまの形で出てくる、バッハらしい工夫がつまった曲です。The name 'French Suites' was not given by Bach, and nobody knows exactly why they came to be called that. The Gavotte from No. 5 is especially famous and a favorite of piano students. The final Gigue is full of Bach's cleverness. Its theme chases itself like a fugue, and in the second half the theme appears upside down.
This is a set of dance music for the keyboard. It is bright and happy. Bach wrote it in a notebook for his wife. The Gavotte is very famous. Many piano students play it.これは鍵盤楽器のための、踊りの音楽を集めたものです。明るく楽しい曲です。バッハは、妻のための音楽帳にこの曲を書きました。ガヴォットはとても有名です。たくさんのピアノの生徒がこの曲を弾きます。
タップすると答えが開きます
バッハ自身は、これらを単に「クラヴィーアのための組曲」と呼んでいました。「フランス組曲」という名前は18世紀のうちに使われ始めましたが、理由はわかっていません。フランス風の軽やかなスタイルだからとも言われますが、中にはイタリア風のクーラントが入っている曲もあります。
Bach simply called these 'suites for the clavier'. The name 'French Suites' came into use during the 18th century, but nobody knows why. Some say it is because of their light French style, yet some of them contain an Italian-style courante.
『アンナ・マクダレーナ・バッハのための音楽帳』には、1722年と1725年の2冊があります。1722年の音楽帳には、フランス組曲の初期の形が書きこまれましたが、いくつかの曲は途中までしか残っていません。ページの一部が失われてしまったためと考えられています。
There are two music notebooks for Anna Magdalena Bach, from 1722 and 1725. The 1722 notebook contains early versions of the French Suites, but some pieces survive only in part. This is probably because some of its pages were lost.
ルールは、ゆったりとした6拍子で、少しはねるようなリズムを持つフランスの踊りです。「ルール」という言葉は、もともとフランスのノルマンディー地方のバグパイプの一種の名前だったとも言われています。組曲の中で、のんびりした田舎の風景を思わせる曲です。
The loure is a French dance in a slow six-beat meter, with a slightly skipping rhythm. The word 'loure' is also said to have been the name of a kind of bagpipe from Normandy in France. In this suite, it feels like a peaceful country scene.
ガヴォットは2拍子の踊りで、小節の真ん中から始まるのが特徴です。第5番のガヴォットも、はずむような始まり方で、すぐに覚えられるメロディーです。もとはフランスの地方の踊りで、ルイ14世の宮廷でも好まれました。
The gavotte is a dance in two beats, and it is known for starting in the middle of a bar. The Gavotte in No. 5 also begins with a bounce, and its melody is easy to remember. It came from French country dancing and was popular at the court of Louis XIV.
ENGLISH × MASTERPIECE
MORE MASTERPIECES

パッヘルベル・c. 1680–1706
同じ8つの音が28回!なのに聴くたび胸がいっぱいになる曲。
カノンとジーグ ニ長調 より「カノン」のページへ
パッヘルベル・c. 1680–1706
あの「カノン」には、はずむ相棒がいた!知られざる後半戦。
カノンとジーグ ニ長調 より「ジーグ」のページへ
シャルパンティエ・c. 1688–1698
パンパカパーン!ヨーロッパのテレビの幕開けを飾ってきた、ごうかな前奏曲。
テ・デウム ニ長調のページへ
パーセル・1695
ブリテンが「オーケストラ入門」のテーマに選んだ、かっこいいメロディー。
劇音楽「アブデラザール」より ロンドのページへ
クラーク・c. 1700
結婚式の大定番。でも作曲者は長いあいだ取りちがえられていた!
トランペット・ヴォランタリー(デンマーク王子の行進)のページへ
バッハ・c. 1704 (?)
タラリ〜!一度聴いたら忘れない、オルガンの大迫力の幕開け。
トッカータとフーガ ニ短調のページへ
バッハ・c. 1703–1707 (?)
音楽の授業でおなじみ!4つの声が同じテーマで追いかけっこ。
小フーガ ト短調のページへ
バッハ・c. 1706–1713
足が弾く低いテーマが21回!重くて壮大な、オルガンの大建築。
パッサカリアとフーガ ハ短調のページへ