ブルームーンの「新月版」
新月から次の新月までは約29.5日。ひと月は30日か31日なので、月のはじめに新月があると、月の終わりにもう1回新月が来ることがあります。満月でこれが起きるのが「ブルームーン」、新月で起きるのが「ブラックムーン」です。どちらもおよそ2〜3年に1回の割合です。
見えない月を楽しむには
新月は、月が太陽と同じ方向にあるため、地球から光っている面が見えません。だからブラックムーンを「見る」ことはできません。でも、そのかわり夜空に月明かりがなく、星を見るには最高の夜になります。天の川や流れ星、星雲・星団をさがすチャンスです。
2月の「満月がない月」
2月は28日(または29日)しかないので、1月の終わりと3月のはじめに満月があると、2月には満月が1回もありません。これをブラックムーンとよぶ人もいます。このとき、前後の1月と3月には満月が2回ずつある(ブルームーンが2回ある)ことが多くなります。
特別な力はあるの?
占いの世界などでは、ブラックムーンに特別な意味をもたせることがあります。そうした楽しみ方をする人がいるのも、月が昔から人の心をひきつけてきたしるしでしょう。天文学的には、新月がカレンダーの上でたまたまひと月に2回来ただけで、月の動きや明るさがいつもとちがうわけではありません。
名前の由来と歴史
ブラックムーンは、ブルームーンが有名になったあとに、インターネットやニュースで使われるようになった呼び名です。はっきりした起源はわかっておらず、使う人によって意味がちがいます。そのため国立天文台など天文学の機関では、ふつう使われない言葉です。
英語では?
- black moonブラックムーン
- new moon新月
- moonless night月のない夜
There is no moonlight tonight, so it is a good night for stargazing.今夜は月明かりがないので、星を見るのにいい夜です。
A black moon is the second new moon in a month.ブラックムーンは、ひと月で2回目の新月です。
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次のブラックムーンはいつ?(2026〜2035年・日本時間)
ひと月に2回目の新月
| 年 | ブラックムーン | 説明 |
|---|---|---|
| 2027年 | 9月30日(木) 11:36 | 9月の2回目の新月 |
| 2030年 | 7月30日(火) 20:10 | 7月の2回目の新月 |
| 2033年 | 1月31日(月) 6:59 | 1月の2回目の新月 |
| 2033年 | 3月31日(木) 2:51 | 3月の2回目の新月 |
| 2035年 | 10月31日(水) 11:58 | 10月の2回目の新月 |
満月が1回もない月
時刻は日本時間で、このサイトが天文計算の式(Meeus『Astronomical Algorithms』)で求めた値です。数分ずれることがあります。正式な日時は国立天文台 暦計算室で確認できます。日付をおすと、その月の月カレンダーが開きます。
観察のコツ
- 新月の前後2〜3日は、夜じゅう月がありません。街明かりの少ない場所で、目を暗さに15分ほどならしてから空を見上げよう。
- 流星群のピークが新月に近いと、暗い流れ星までたくさん見えます。
よくある質問
次のブラックムーンはいつですか?
2027年9月30日(木) 11時36分ごろです(日本時間、ひと月に2回目の新月)。
ブラックムーンは見えますか?
新月なので見えません。そのかわり月明かりがなく、星空観察にぴったりの夜になります。
ブラックムーンは天文学の用語ですか?
いいえ。近年使われるようになった呼び名で、意味も人によってちがいます。
関連する用語
参考にしたページ
名前の由来に諸説あるものは「〜といわれています」と書いています。写真は NASA のパブリックドメインの画像です。

