WHY NOW
いま話題になっている理由
中国のジャイアントパンダ2頭が9月27日(現地時間)、米南部ジョージア州のアトランタに到着した。米中両政府の合意による10年間の貸し出しで、習近平国家主席がワシントンでのトランプ大統領との首脳会談の際に発表していた。英字ニュースは、パンダを使った中国の外交、panda diplomacy(パンダ外交)の一幕として伝えている。
パンダ外交とは
中国が友好のしるしとしてパンダを外国に送る外交のこと。今は贈り物ではなく、期間を決めて貸し出す形がとられている。英語では loan(貸し出し)を使い、on loan from China(中国から貸し出されて)、a 10-year loan(10年間の貸与)のように書く。今回の貸し出しは、首脳会談の数少ない具体的な成果の一つとして報じられた。
英字ニュースではこう出る
見出しでは Giant pandas arrive in Atlanta のように arrive(到着する)とセットで出るほか、首脳会談とのつながりを after Xi-Trump summit と書き添える形が多い。パンダを China's soft diplomacy(中国の柔らかな外交)の象徴と書く媒体もあり、soft power(ソフトパワー)と同じ考え方の言い方として読める。
goodwill も覚えたい
パンダの貸し出しは、英語で expression of goodwill(善意・友好の表れ)とよく説明される。goodwill は「好意、友好」で、a goodwill gesture(友好的な意思表示)、a goodwill visit(親善訪問)のように外交ニュースで使われる。会計の世界では「のれん(企業の目に見えない価値)」という別の意味もある。